【糸満】警察署で安心し子育て―。糸満署(金城和郎署長)の玄関脇にあるクロキにメジロが巣を作り、ひな3羽の子育てに励んでいる。親メジロは、一日に何度もけなげに餌を運んでいる。署員らはひなの成長を気に掛け、巣を“巡回”している。
メジロの巣は18日、署員が樹木の刈り込みをしている際に発見した。プラスチックの破片などで作られた鳥の巣で、最初は空だと思ったが、中に小さなひなが3羽いたという。
巣は玄関脇にあり、ちょうど当直の目の前。警察官による24時間体制の見守りに「ちゃんと考えてここに作ったのかな」と宮城和彦副署長。巣立ちまでクロキの刈り込みはせず、温かく見守るそうだ。
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