沖縄食材のチョコ人気 月桃やシークヮーサーなど4種 オキナワカカオの川合径さん カカオ豆栽培にも挑戦
リニューアルオープンした「OKINAWA CACAO」の店主・川合径さん=7月25日、国頭村浜の同店

 

【大宜味・国頭】セミの声が優しく響くやんばるで、沖縄の食材を使ったチョコレートが人気だ。7月末にリニューアルオープンした国頭村浜の「OKINAWA CACAO(オキナワカカオ)」には、店主の川合径さん(41)が作る食材の風味を生かしたチョコレートを求めて地元客や国内外から観光客が訪れる。「オキナワカカオのチョコレートが沖縄に訪れるきっかけになれば」と笑顔で語る。

 

チョコレートの味は4種類。沖縄のシナモンと呼ばれるカラキや月桃、やんばる酒造の泡盛「まるた」、シークヮーサーだ。皮まで使うため農薬不使用にこだわり、地元の食材を使って地域連携を目指す。川合さんは「全て沖縄産のチョコレートを作りたい」と大宜味村田嘉里でカカオ豆の栽培にも挑戦している。「まだ実はならないが花は咲いた。ゆくゆくは沖縄をカカオの産地にしたい」と農業にも精を出している。

 

店では小分けされたチョコレートはもちろん、出来たてのチョコレートをかけたジェラートやチョコレートドリンクも提供している。8月からは新商品の生チョコケーキを販売する予定だ。

 

宿泊できる体験型工房も計画している。畑でカカオの手入れをした後、チョコレート作りを体験して1泊することで集落に人の流れをつくることが狙い。「商品が作られている場所はこんな所でこんな人が住んでいる。こういう仕事があるというのを知ってほしい」と話し、持続可能な地域づくりに思いを巡らせている。

 

「チョコレートを通して笑顔をつくり、人との距離を縮めたい」。商品を売るだけでなく、地域が盛り上がる仕組みづくりにも熱を入れる。ホットな活動がやんばるから始まっている。店は月、火曜定休で午前11時から午後5時まで。

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