東洋のカリブ構想実現へ第一歩 22万トン級のクルーズ船寄港可能に 那覇港、新クルーズ拠点起工
那覇港国際クルーズ拠点整備事業の起工式でくわ入れを行う玉城デニー知事(左から3人目)や赤羽一嘉国土交通相(同4人目)ら=10日、那覇市港町の那覇エコアイランド

 

那覇港の国際クルーズ拠点(第2クルーズバース)整備事業の起工式が10日、那覇市港町の那覇エコアイランドで開かれた。国や那覇港管理組合、共同で事業を進めるMSCクルーズ(スイス)とロイヤル・カリビアン・クルーズ(米国)の関係者らが参加し、工事の成功を祈願した。工事は2020年4月から本格的に開始し、22年の利用開始を予定している。

 

新ターミナル完成で、世界最大規模である22万トン級のクルーズ船受け入れが可能となる。那覇空港に近いことから、観光客が航空機で沖縄を訪れクルーズ船に乗り換える「フライ&クルーズ」の推進も期待される。

 

クルーズ拠点は那覇市港町4丁目地先の沿岸部を埋め立てて整備する。事業費は110億円で、長さ430メートル水深12メートルの岸壁や旅客ターミナルビル、駐車場などが造られる。

 

玉城デニー知事は「那覇港は国内トップのクルーズ船寄港地になっている。フライ&クルーズや(県が進める)東洋のカリブ構想の実現に向けて、関係者と連携して事業に取り組む」と決意を述べた。赤羽一嘉国土交通相は「那覇港は国内や東アジアでも有数のクルーズ船寄港地で、今後も発展するだろう。沖縄の観光には無限の可能性がある」と力を込めた。

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