オリオンビール本社、来年に豊見城移転  倉庫・出荷場は当面浦添に残留
浦添市にあるオリオンビールの本社=2019年1月

 

オリオンビール(早瀬京鋳社長)は21日までに、現在の浦添市城間にある本社機能を、2020年6月までに豊見城市豊崎の商業施設「豊崎ライフスタイルセンターTOMITON(トミトン)」内に移転することを決めた。現本社は築45年が経過し、老朽化が進んでいることが理由。商品の倉庫や出荷場などは当面浦添市に残す予定だが、将来的に豊崎に統合するか、現本社を建て替えて浦添市に戻るかは未定という。

 

トミトンの土地と建物は14年にオリオンビールが取得した。同施設2階に入居していたコールセンターが移転したため、空きスペースを新本社として活用する。

 

オリオンの担当者は「早期の移転を目指しているが、年度内だとスケジュール的に厳しいかもしれない。来年前半のなるべく早い時期に移転できればと考えている」と説明した。

 

浦添市の現本社は1974年建設で、鉄筋コンクリート造り、地上8階、地下1階となっている。土地と建物はオリオン創業者一族が設立した「幸商事」が所有している。

 

幸商事の役員は現在、オリオンを買収した野村キャピタル・パートナーズと米投資ファンドのカーライルグループの社長らが務めている。

 

オリオンは豊見城市への移転決定を踏まえ、事務所の改装などを計画、調整するマネジメント会社を選定した。内装の施工業者や引っ越し業者などはまだ決まっておらず、正式な移転時期は今後確定する。

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