沖縄県文化観光スポーツ部空手振興課は22日、那覇市首里周辺で「空手と学校ゆかりの地めぐりツアー」を行った。県職員や市民ら23人が参加。県の学芸員による解説を聞きながら、沖縄空手三大流派の一つである小林流の開祖・知花朝信の顕彰碑など10カ所を回った。
ツアーは、豊見城市の沖縄空手会館で開催されている企画展の関連イベントとして行われた。一行は、同日朝にモノレール首里駅を出発し、首里周辺に点在する沖縄空手ゆかりの場所を約3時間かけて回った。
沖縄空手振興のための初めての試みで、解説者を務めた県空手振興課主査で学芸員の崎原恭子さんは、「沖縄空手の関係先が多い首里でまずはスタートさせ、今後、県内全土を巡るツアーにしたい」と意欲を示した。
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