辺野古新基地の埋め立て海域を視察する坂本龍一さん=3日、名護市辺野古沖 画像を見る

 

世界的音楽家の坂本龍一さんが名護市辺野古沖の新基地建設海域を視察し、署名呼び掛けがSNSで拡散したことを受け、新基地建設の停止を求める署名が増えている。4日、フェイスブックの「Ryuichi Sakamoto」ページで「署名しよう!」と呼び掛けられると、それまで5千に満たなかった署名が7日午後9時までに1万5千を超え、約3倍に達した。

 

署名は、科学者らでつくるNGO「ミッション・ブルー」が世界的にも重要な海域を認定する「ホープスポット」(希望の海)に辺野古・大浦湾一帯を選んだことを受け、日本自然保護協会が昨年10月に始めた。

 

坂本さんを船で案内し、ホープスポットを広めている東恩納琢磨・ジュゴンの里代表(名護市議)は「坂本さんの力でもっと広がることに期待したい」と喜んだ。

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