久米島町内で出荷を待つ牛。DNA不一致問題を受け、取引価格の低下に農家の不安が広がっている=11日、久米島町 画像を見る

久米島町内の家畜人工授精師が種付けした「安福久」の血統を持つ牛の一部でDNA検査により親子関係の不一致が確認されている問題で、昨年6月の段階で「血統矛盾」の報告が久米島家畜市場にあったことが12日、分かった。DNAの不一致は昨年6~12月に計4頭の報告があり、このうち2頭は購入先の福島県と鹿児島県の農家からだった。人工授精の不適正管理の問題は県外にも影響を広げる可能性が...

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