新型コロナ、沖縄県内新たに44人 最多更新 宮古で初の感染者

 

県は29日、新型コロナウイルスに44人が感染したと発表した。県立宮古病院に勤務する職員の20代女性の感染も判明した。宮古島市で感染者が出るのは初めて。県内の1日の新規感染者数としては最多の44人となった。前日に感染が判明した5人は一緒に那覇市松山の店を訪れており、この店の感染者は客と従業員合わせて少なくとも14人となる。県はこの店でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。那覇市などと連携し、近く松山で大規模な検査を実施する方向で調整している。

 

県の発表とは別に県警は29日、県警本部の50代男性警察官が感染したと発表した。28日に感染を明らかにした浦添署員は、県の29日の発表数に含まれる。県内の累計感染者数は県発表に県警を加えた276人。

 

玉城デニー知事は29日、訪問先の東京都で「非常に衝撃を受けている」と語った。30日午後にも県の対策本部会議を開き、対応を協議する。松山でクラスターが発生した店では、利用客と従業員の感染が判明しており、県は「夜の街」の感染が加速しているとみている。

 

29日に感染が判明した44人のうち、居住地が公表されたのは那覇市、糸満市、豊見城市、南城市、浦添市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、宮古島市、中部保健所管内、南部保健所管内で、本島中南部に集中している。うるま市の50代女性は、5人の感染が判明した沖縄市のコールセンター、トランスコスモスマーケティングチェーンマネジメントセンター沖縄コザで勤務する。県は、このコールセンターでもクラスターが発生していると確定した。

 

今月27日に感染が判明した、航空自衛隊那覇基地に勤務する30代隊員の濃厚接触者3人も感染が判明した。

 

普天間飛行場とキャンプ瑞慶覧(フォスター)で働く基地従業員2人の感染も判明した。このうち、キャンプ瑞慶覧で働く20代男性警備員は、県が25、26日に沖縄市の中部合同庁舎外で実施した基地従業員らの一斉検査で判明した。普天間で働く20代男性は医療機関を受診して判明した。

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