低価格ノートパソコン「クロームブック」を使い、グーグルフォームなどのアプリに触れる天願小教員=9日、うるま市みどり町の天願小学校 画像を見る

 

【うるま】情報通信技術(ICT)環境整備を進める国の「GIGAスクール構想」に伴い、沖縄県うるま市の天願小学校は9日、低価格ノートパソコン「クロームブック」を使い、米IT大手グーグルのサービスに触れる研修会を教員対象に実施した。日々の業務効率化を図るツールの扱いに慣れ、今後に生かすことが目的。

 

「グーグル・フォー・エデュケーション」の上原玲さんが講師を務め、世界中の教育現場で導入が進む「Gスイート・フォー・エデュケーション」というサービスについて説明した。同サービスにはグーグルスプレッドシートやグーグルフォームと呼ばれるアプリなどがある。

 

課題の作成や提出、テストの採点など教育現場の多方面での活用が期待される。

 

天願小の教員約40人はこの日、同サービスのアプリを使い、仕組みを理解した。桃原広隆教頭は「今まで以上にできることが広がり、子どもたちの学びも深まる」と期待を寄せた。

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