長澤まさみさん沖縄方言に意欲 「涙そうそう」振り返るオンライントーク 名場面「兄ィニィ」も再現
映画「涙そうそう」(2006年公開)の撮影時の思い出を振り返るシアタードーナツ代表の宮島真一(右)と長澤まさみ=9日、沖縄市(シアタードーナツ提供)

 

沖縄県内各地で撮影し大ヒットした映画「涙(なだ)そうそう」(2006年公開、土井裕泰監督)のオンライントークライブが9日、沖縄市のカフェ映画館「シアタードーナツ・オキナワ」で開かれた。出演した長澤まさみと同映画館の宮島真一代表が撮影時を振り返り映画への思いなどを語った。主演で義理の兄役の妻夫木聡の写真に向かい、長澤が「兄ィニィ」と呼ぶシーンを再現するなど会場を沸かせた。

 

7月に開催された妻夫木聡のトークライブに続き2回目の取り組み。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って同会場で上映された。

 

映画公開から14年がたち、長澤は「信じられない。2カ月の撮影は楽しくて濃密だった」と感慨深げ。沖縄で19歳の誕生日を迎えた長澤を撮影スタッフで祝った思い出などを振り返った。宿泊した沖縄市の老舗ホテル「デイゴホテル」の食事を思い出し、「ご飯がおいしくて苦手だったゴーヤーが食べられるようになった。ゴーヤーチャンプルーが大好きになり自分でも作る」と話した。

 

撮影時に義母役の小泉今日子から「(自分と)似ている」と言われたという長澤は「自信のないタイプだったが、自信につながった」と明かした。観客から沖縄を舞台にした映画出演について問われると「沖縄弁(方言)が好き。しゃべりたいという思いが募っている。沖縄のコメディーもいいかも」と意欲を示した。

 

また、コロナ禍での変化については「作品を見る機会が増えて純粋に(作品や芝居を)楽しむ感覚がつかめた。仕事の責任などを感じ、いい収穫があった」と語った。

 

最後に、会場の観客に向かって「寂しい空気感があるが、そんなときは映画に助けてもらい、未来に希望を持って生きていけるよう互いに頑張ろう」と呼び掛けた。
(下地美夏子)

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