池から有害物質「PFAS」検出の公園、立ち入り防止策を強化 宜野湾市
池への立ち入り禁止柵が設置されている「わかたけ児童公園」=24日、宜野湾市真志喜

 

【宜野湾】有害性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が高濃度で検出されている沖縄県宜野湾市真志喜の「わかたけ児童公園」の池で、市が9月に実施した水質調査でも1リットル当たり400ナノグラムが検出された。昨年12月の県調査より290ナノグラム減少したが、国の暫定指針値(同50ナノグラム)の8倍に上る。市は7月下旬から侵入防止柵を強化している。23日の市議会で石川康成建設部長が宮城政司議員(結・市民ネットワーク)の質問に答えた。

 

市は池の周囲に6月上旬からロープと看板を設置し立ち入り禁止を呼び掛けていたが、ロープを越える来園者がいることから、樹脂製のネットに変更。湧き水から池への取水は停止している。

 

市消防本部の浜川秀雄消防長は議会で、PFASを含むとみられる泡消火剤を備えた民間施設が4月1日現在、市内に11施設あると説明した。泡消火剤の交換推奨年数は8~10年として「リーフレットなどを配布し、適正な維持管理を周知することを検討したい」と述べた。市教育委員会は、高い値のPFASが検出されていた大謝名小の池は、値が下がったため防止柵を撤去し湧き水からの取水を再開したと説明。高濃度の値が出ていたはごろも小の池は引き続き湧き水から取水を止めているとした。

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