県産和牛肉をおいしそうに食べる生徒ら=9月29日、うるま市の与勝中学校 画像を見る

 

【うるま】沖縄県産和牛肉のおいしさや魅力を伝えようと、県や県畜産振興公社、各学校給食センターなどが協力し、各学校へ無償提供する事業を実施している。うるま市では29日の「肉の日」に合わせ、与那城小学校や与勝中学校の給食で県産和牛肉を使ったサイコロステーキが出された。児童生徒らはおいしそうに食べていた。

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が落ち込む県産和牛肉の需要喚起につなげることが目的で、全県的な取り組み。与勝中3年の生徒は、普段の給食でほとんど出ることのない和牛を食べ、いつも以上に笑顔を見せていた。

 

仲元将大さん(15)は「給食で初めて和牛を食べた。うま味が凝縮されていた。とてもおいしかった」と満足した様子だった。

 

学校栄養職員の伊禮夏未さんは「ありがたい取り組み。和牛を口にする機会もあまりないと思うので、給食で食べられて子どもたちにとっても良かった」と話した。

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