エビ大量死、感染水槽の水が海に 業者ろ過、消毒はせず 沖縄県発表
記事投稿日:2020/10/22 14:00 最終更新日:2020/10/22 14:00
急性肝膵臓壊死症にかかり、内臓が白色化して壊死したエビ(左)(東京海洋大の廣野育生教授提供)
沖縄県大宜味村内のバナメイエビ養殖場で、甲殻類の伝染病「急性肝膵臓壊死症(AHPND)」が発生した問題で、8月28日~9月13日までの間、養殖場内で感染があった水槽から排水が、養殖場近隣にある海に流されていたことが分かった。21日に開かれた沖縄県魚介類緊急対策会議後、県水産課が記者会見で明らかにした。今後、県水産海洋技術センターが近隣の海に生息するエビを採取するなど、モ...