プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは26日、宜野湾市立体育館で会見を開き、特別指定選手として、県出身のハーパー・ジャン・ジュニア=コザ中-福岡第一高3年=が加入すると発表した。
17歳11カ月17日でのB1リーグ入団は、史上最年少となる。沖縄市出身で、180センチ、80キロのポイントガード。4月から東海大に進学予定で、東海大に合流するまでの間キングスの練習や試合に帯同する。
ハーパーは昨年末に開催された全国高校選手権大会(ウインターカップ)で、3連覇を狙う福岡第一高の主将でエースとしてチームをけん引するなどの活躍をみせた。
沖縄バスケットボールの安永淳一取締役は、ハーパーを幼少期から知っていたと話し「将来が楽しみな選手。彼の今後の成長に協力できればうれしい」と話した。2月6日に沖縄市体育館で行われるレバンガ北海道戦のホームゲームをめどに、出場の可能性もあるとした。キングスの試合を見てバスケットを始めたというハーパーは「キングスに入ることが小さい頃からの夢だった。いろいろな選手から(技術を)吸収したい」と力強く意気込みを語った。
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