コロナ下、「卒業の歌」を手話で披露する卒業生ら=1日正午ごろ、那覇市真地の真和志高校 画像を見る

沖縄の県立高校は1日午前、一斉に卒業式を行った。多くの高校が新型コロナウイルス感染症対策で校歌や卒業の歌を自粛する中、真和志高校の卒業生は手話で歌詞を表現した。卒業の歌はGReeeeNの「遥か」。全国大会で好成績を残した手話部が中心となり、卒業生全員が練習していた。

 

城間敏生校長は「今年は新型コロナウイルスで当たり前の日常が大きく変わった年だった。時代の大きな変化に恐れず、侮らず、歩んでほしい」と式辞を述べた。

 

卒業生は「高校生活を頑張ることできたのは周りの支えがあったから。みんなに感謝し、学んだことを生かしていきたい」と、答辞を述べた。

 

会場の密を避けるため、式は卒業生と教職員、保護者のみで執り行った。

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