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沖縄県は23日、新型コロナウイルスに感染したうるま市の70~90代の3人が死亡したと発表した。
累計死者数は126人となった。新規感染者は10代から80代の75人だった。

 

年代別では20代が25人で最多、次いで30代が15人、20・30代で53・3%に達した。
40代以下は77・3%で全体の4分の3を超えた。県は「増加の真っただ中にある」として、感染拡大予防策の徹底を改めて呼び掛けた。

 

死亡したのは、80代女性、90代男性、70代男性の3人で、いずれも居住地はうるま市で院内感染の可能性があるという。
新規感染者のうち31人は接触感染と推定される。内訳は家庭11人、友人9人、飲食8人、職場3人。残り44人は現時点で感染経路は分かっていない。

 

1日の新規感染者数が70人を超えたのは1月30日(76人)以来。県独自の3度目の緊急事態宣言解除後、最多となった。

 

警戒レベルを判断する7指標は、直近1週間の感染経路不明な症例の割合が第2段階上限の50・0%となり、第3段階に入りかけている。23日現在は「療養者数」と「新規感染者数」の2指標が「感染蔓延(まんえん)期」の第4段階の水準にある。

 

米軍関係はキャンプ・キンザー4人、嘉手納基地、キャンプ・ハンセン、トリイ通信施設で各3人、普天間基地2人、キャンプ・フォスター1人の計16人の感染が確認された。

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