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沖縄県が28日に発表した新型コロナウイルスの感染者は68人だった。直近1週間の新規感染者数の合計は492人となり、21日の254人と比較して2倍近くの増加となった。20日連続で前週の同じ曜日の感染者数を上回った。

 

県によると、日曜は保険診療の報告件数が少なく、他の曜日に比べると感染者数は低めに推移しているという。前週の日曜日に当たる21日の新規感染者数は24人だった。県の糸数公保健衛生統括監は「(新規感染者68人は)日曜日としてはかなり多いと思う」と指摘。「急激に増えている」と懸念を示した。

 

新規感染者68人の居住地別では那覇市が最多で22人、中部保健所管内が12人、浦添市が10人、沖縄市が5人、南部保健所管内が4人、宜野湾市とうるま市、南城市が各3人、豊見城市と糸満市、石垣市が各2人。年代別では、10歳未満が5人、10代が7人、20代が22人、30代が5人、40代が16人、50代が6人、60代が3人、70代が2人、80代が1人、90代が1人だった。

 

45人が接触感染と推定され、家庭内18人、友人・知人13人、会食・飲食10人、職場4人だった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は30・71人で全国2番目。米軍関係の報告はなかった。

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