地域
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首里城の瓦をシーサーに 小学生が再建へ願い込め 運動場の砂も材料
2020/10/21 13:00那覇市立高良小学校の6年生124人が10日、昨年の火災で焼け落ちた首里城の瓦を使って思い出のシーサーを作った。児童らは首里城再建の願いを込め、思い思いにシーサーを作り上げた。コロナ禍で6年生のほとんどの行事が中止となり、PTAが思い出作りの一環として企画した。学校の先生や父母らも参加し、シーサー藝術家の宮城光男さんから指導を受けて、丁寧に作業を続けた。首里城の瓦は尾の部分に取り付け、運動場の砂を全 -
「多様なルーツ認める参考書に」 BLMの啓発冊子発行に向けて資金造成 Tシャツ販売
2020/10/20 14:30【本部】本部町在住で“アメリカ系ウチナーンチュ”の親富祖愛さん(37)は、肌の色や国の違いを認め合い人権を尊重する冊子の「資金造成BLM」でTシャツを販売している。愛さんは米ミネソタ州で黒人男性が死亡した事件に抗議する行進「BLM(ブラック・ライブズ・マター)ピクニック」を始め、自分の経験を伝えることで沖縄(日本)のバイレイシャル(両親の人種がそれぞれ異なる)の子どものために漫画や挿絵付きの分かり -
コロナ、沖縄県全域に注意報 玉城知事「市中感染に警戒を」 宮古・八重山で増加傾向
2020/10/20 14:30沖縄県内で新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受け、玉城デニー知事は19日、市中感染の拡大防止対策の徹底を県全域に呼び掛ける「沖縄県新型コロナウイルス感染注意報」の第4報を出した。同日には県内で新たに36人の感染が確認され、うち宮古・八重山地域が計13人と増加傾向が続いている。玉城知事は経路不明の感染者割合が5割に近づいているとして「水面下での市中感染拡大に十分な警戒が必要な状況だ」と注意 -
国内初確認の伝染病でエビ大量死 10万尾のうち残ったのは2千尾… 沖縄・大宜味の養殖場
2020/10/20 14:30県は19日、大宜味村のバナメイエビ養殖場で、甲殻類の伝染性疾病「急性肝膵臓(すいぞう)壊死(えし)症(AHPND)」によるエビの大量死が確認されたと発表した。AHPNDは持続的養殖生産確保法に基づき、まん延した場合に重大な損害を与える恐れのある特定疾病に指定されている。国内で発生が確認されたのは初めて。県は養殖業者に対し、まん延防止措置を実施するよう命令を発出した。養殖業者は19日、施設内に残るエ -
「コロナ接触可能性」沖縄観光客や県民に通知 LINE利用「RICCA」開始
2020/10/19 14:30沖縄県は16日から、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使い、新型コロナウイルス感染者と接触した可能性を店舗や観光施設の利用者に通知するシステム「RICCA(りっか)」の運用を始めた。県民や県外から沖縄県を訪れる人など、誰でも無料で利用できる。LINEによると、QRコードで読み取り感染関連の情報を通知するシステムは全国で16自治体目。住民だけでなく、観光客に対象を広げるのは全国で初めてという。R -
米軍北部訓練場ゲート前、通過の車を記録か「人権侵害の可能性」
2020/10/19 14:30【東・国頭】沖縄県東村と国頭村にまたがる米軍北部訓練場の警備を巡り、チョウ類研究者の宮城秋乃さんが、同訓練場ゲート前の通過記録を取られている可能性を訴えている。車で県道70号を走行する際、ゲートの警備員が通過を報告・記録するような動きをするという。赤嶺政賢衆院議員が、宮城さんが撮影した動画を見せて防衛省に確認したところ「警備の範囲内において、通過する人について報告、記録することはあり得る」との回答 -
沖縄そばに新たな商機 持ち帰りやネット販売、コロナ打撃で業界模索
2020/10/19 14:3017日は「沖縄そば」という呼び方が認められたことから制定された「沖縄そばの日」。沖縄そばは県民のソウルフードだが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、そば屋は臨時休業を余儀なくされ、製麺所は出荷数が減少するなど打撃を受けている。そんな中、テークアウトやネット販売に新たな商機を見いだそうと沖縄そば屋や製麺所が奮闘している。沖縄製粉によると、沖縄本島内の少なくとも80店が沖縄そばのテークアウトに対 -
“琉球カレー”で全国に挑戦! 美里工男子3人が「食の甲子園」に出場
2020/10/16 13:00【沖縄】沖縄の愛情を一皿に込めたい―。県立美里工業高校調理科3年の国吉生乃(きの)さん、仲間功也(こうや)さん、村吉政哉(せいや)さん3人は、31日に東京都内で開かれる「第9回ご当地!絶品うまいもん甲子園」決勝大会に県代表として出場する。決勝には8校が進出。全国105校、363チームの頂点をつかむべく3人が作る一品は「琉球ぬちぐすいカレー」。沖縄食材のうま味を一皿に凝縮して全国の舞台に挑む。同大会 -
ジュゴンの鳴き声、公開せず 基地建設工事続く大浦湾での音声 防衛省「調査会社と契約ない」
2020/10/16 13:00【東京】名護市辺野古の新基地建設工事が続く大浦湾で、今年2月にジュゴンのものとみられる鳴き声が確認されたことに関連し、防衛省は15日、国会議員らに対し「音声データを提出することはできない」と述べ、音声を公開しない考えを示した。15日に開かれた野党国会議員でつくる「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」で防衛省の担当者が答えた。防衛省はまた、ジュゴンの調査に携わった専門家の氏名について「非公表にすることを条 -
沖縄市とペイペイがキャッシュレス推進協定 県内初
2020/10/16 13:00【沖縄】沖縄市(桑江朝千夫市長)とスマートフォン決済サービスの「PayPay(ペイペイ)」(中山一郎社長)は15日、キャッシュレス化の推進に関する包括連携協定を結んだ。同社は全国各地の自治体と連携してキャッシュレス化を促進しており、県内の協定締結は沖縄市が初めて。市は新型コロナウイルスの影響を受ける市内事業者の支援策として、ペイペイで決済した利用者に30%還元の電子クーポンを発行する事業も11月に -
首里城再建の募金寄付者へ贈る絵画 重度障がいの画家・仲宗根さん作品 遺族らが企画
2020/10/15 14:00ハンディキャップがありながら創作活動に打ち込み、2017年に61歳で亡くなった画家、仲宗根正満さんの作品を首里城再建に役立ててもらおうと、遺族が再建募金に寄付した人に作品を贈ることを決めた。作品を保管している姉の與崎輝子さん(75)=恩納村=は「本当は手放したくない。でも沖縄のために役立ててほしいと思っているはずだ」と目を潤ませた。仲宗根さんは生後9カ月の時に、はしかによる高熱で脳性まひを発症した -
夢は県産コーヒー農場開園 親子2代にわたり奮闘 沖縄市「ヨシモトコーヒー」
2020/10/15 14:00【沖縄】10月1日はコーヒーの日。沖縄市知花にある老舗コーヒーメーカー「ヨシモトコーヒー」(吉本幸司代表)は沖縄産コーヒー農場開園に向け親子2代にわたり取り組んでいる。創業者で会長の吉本浩明さん(65)は、大手コーヒーメーカーから独立し1986年に「世界のコーヒーをコザシティーから!」をキャッチフレーズに創業、2019年に息子の幸司さん(37)が引き継いだ。創業当時の営業先は喫茶店や飲食店が主流だ -
GoToイート食事券 沖縄県内で来月17日からスタート 購入額に25%上乗せ
2020/10/15 14:00新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた飲食店を支援する国の「Go To イート」について、プレミアム付き食事券事業を沖縄県内で実施する共同事業体が14日、那覇市内で会見し、食事券の販売、利用が11月17日に始まると発表した。飲食店の登録は10月26日から始める。プレミアム付き食事券は、購入額に25%が上乗せされる。沖縄の食事券は、紙券が販売価格8000円で1万円分の利用が可能。電子券は500 -
「マングース順調に減少」 沖縄本島北部で希少種増える 駆除12年で619匹→39匹
2020/10/14 13:00環境省や沖縄県は12日、本島北部でのマングース防除事業の2019年度実施結果を発表した。大宜味村塩屋から東村福地ダムにかけてマングース北上防止柵を設置した「SFライン」以北で捕獲されたマングースは39匹だった。前年度より10匹多いが、環境省や県は捕獲数が最も多かった07年度の16分の1に減っていることから「沖縄島北部地域におけるマングースの個体数と分布域は順調に縮減している」としている。これに関連 -
沖縄観光「VRで回復」 JC、オードリー・タン台湾デジタル大臣と対談
2020/10/14 13:00日本青年会議所(JC)沖縄地区協議会は12日、渕辺俊紀会長らが台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン氏にオンラインでインタビューした動画を、動画投稿サイト「YouTube」で配信した。タン氏は、台湾と沖縄で連携して沖縄の有名観光スポットをVR(仮想現実)旅行する商品の開発を提案し、「(新型コロナウイルスの)ワクチン供給が始まれば、VRで回った場所を実際に訪問するという旅行スタイルが確立されるかもし -
石垣市職員の着服 本年度だけで3件発生 給食費、駐車場売上金、義援金
2020/10/14 13:00【石垣】石垣市で本年度に入り、市職員による3件の公金・準公金の着服事案が明らかになっている。13日の会見で中山義隆市長は「同時期に発生したものが、ずれて発覚した」と釈明した。一方、これまで言及しなかった自身への処分も行う考えを示し、危機感をあらわにした。本年度に確認された1件目は、市立小学校に勤務する会計年度任用職員が2018年7月ごろから20年5月に発覚するまで、複数回に分けて保護者から徴収した -
低音スピーカーに特許 知名オーディオの知名代表 小型で20ヘルツ再生、世界初の技術
2020/10/13 13:00【沖縄】沖縄市中央にある「知名御多出横(知名オーディオ)」の知名宏師代表に、8月12日に特許証が交付された。大型スピーカーでなければ再生できなかった低音を、知名代表が2005年に開発した直径8センチ、高さ2メートルの小型筒状スピーカーで再生できることを、特許庁に認められた。小型筒状スピーカーで人が聞こえる低音域の再生を実現したのは世界初で、今回の特許取得で知名代表の理論が証明された。人に聞こえる周 -
新城幸也、東京五輪代表確実に 沖縄県勢2人目 自転車ロードレース
2020/10/13 13:00東京五輪の自転車ロードレース男子代表に石垣市出身の新城幸也(36)(八重山高出―バーレーン・マクラーレン)が選ばれることが確実となった。関係者が12日、明らかにした。新城は世界最高峰のレース、ツール・ド・フランスで日本勢初を含む7度の完走を誇る第一人者。五輪は3大会連続出場となる。東京五輪では空手形の男子で確定している喜友名諒に続き県勢の選出は2人目。東京パラ大会では陸上車いすの上与那原寛和の代表 -
「サンゴの上に立たない」「魚に餌をやらない」 恩納村、ダイビングの国際環境基準を導入へ
2020/10/13 13:00【恩納】恩納村がサンゴ礁保護に向けたダイビングなどの国際的環境基準「グリーンフィンズ」の導入に向けて取り組みを進めている。村によると自治体レベルでの導入は世界的に例がないという。村ダイビング協会などと連携し、餌付け禁止などのガイドラインをダイビングショップなどに広める。グリーンフィンズの取り組みは、国連環境計画(UNEP)などが2004年に開始した。ダイビングやシュノーケリングなどの観光産業促進と -
がんと闘う10歳を支えて 目標額は2000万円 金城楓空さん東京で22日手術
2020/10/12 13:00【中部】中城村に住む琉大付属小4年の金城楓空(ふうあ)さん(10)が、小児がんでは世界で希少な「腹膜悪性中皮腫」と診断され、22日に東京で手術を受ける。高額な治療費を捻出しようと支援者らは「ふうあの会」を設立し、2千万円の募金を呼び掛けている。楓空さんに異変が現れたのは昨年4~5月ごろ。食が細くなり体が痩せ、おなかが張った。県内では原因が分からず、東京の国立国際医療研究センターで検査、同12月に腹 -
普天間泡消火剤流出 米軍報告書「非常停止作動せず」 米兵証言、不具合か
2020/10/12 13:004月10日に米軍普天間飛行場で発生した泡消火剤の流出事故で、琉球新報は9日までに、米軍が作成した事故報告書を米情報公開請求に基づき入手した。それによると、放出を止めるために必要な非常停止ボタンの「長押し」を試みたが、放出は止まらず、ボタンが「作動していなかった」と、現場の米海兵隊員らが証言していたことが分かった。装置に不具合があった可能性がある。報告書は現場の海兵隊員が泡消火剤の非常停止ボタンの正 -
沖尚が2年連続の頂点 具志川商業に8-0 沖縄県秋季高校野球
2020/10/12 13:00高校野球の第70回県秋季大会最終日は11日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで決勝が行われ、沖縄尚学が8―0で具志川商に勝利し、2年連続9度目の栄冠を手にした。沖尚と具志川商は来春の全国選抜大会出場の参考資料となる九州大会(31日~11月6日、長崎県)に県代表として出場する。沖尚は初回、先頭打者が出ると打線がつながり、2点を先制。その後も優位に試合を進めた。先発の後間翔瑚が具志川商打線に的を絞らせず -
使っていない三線、フランスに贈りませんか? 「贈る会」が寄贈呼び掛け
2020/10/09 13:00【中部】海外に住む沖縄県系人へ三線を送る活動に取り組む「世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト」実行委員会が、使っていない三線や三線ケースの寄贈を呼び掛けている。世界に広がるウチナーンチュの文化の根を絶やさず、今後も継承していくための活動。今回はフランスの沖縄欧州文化連合会に10本贈る。2014年から活動を始め、これまでドイツやフィリピン、ボリビア、ハワイなどに送ってきた。三線を通し「沖縄音楽の使命は -
沖縄タイムス社員を懲戒解雇 給付金の不正受給、関連会社社員も 社長ら全役員減給
2020/10/09 13:00新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入が減少した個人事業者が対象の持続化給付金などを、沖縄タイムス社(武富和彦社長)の40代男性社員が不正受給した問題で同社は8日、40代男性社員の懲戒解雇処分(同日付)と、武富社長ら全役員の報酬の一部をカットすると発表した。関連会社のタイムス印刷(瑞慶山秀彦社長)は同日付で、緊急小口資金20万円(返還済み)を不正に借り入れたとして、30代男性社員を懲戒解雇処分とし -
沖縄県民の特徴?長時間飲み会が感染リスク 「県民の行動が感染拡大」と県分析
2020/10/09 13:00県は7日、県内で9月に確認された新型コロナウイルス感染拡大の分析結果を発表した。経路不明の感染者から職場の飲み会で感染が広がり、自宅、祖父母宅へ拡大するパターンが複数あったことから、会食を5人未満としたり、手洗いうがいを徹底したりするなど各段階での対策を呼び掛けている。県の糸数公保健衛生統括監は「GoToキャンペーンなど県外からの移入例を心配する声もあるが、実際には県民の行動で感染が広がっている」