13歳画伯 才能開花の発端は「発達障害があるとわかったこと」

投稿日: 2017年07月21日 16:00 JST

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「自分の絵が各方面で反響を呼んでいることは知っていますが、娘はとくに反応しません。いつも“へ〜っ”って感じで、淡々としています(笑)」

 

ブルーを基調に描かれた、幻想的な動物たちの絵が、いま国内外から大きな注目を集めている。作品を描くのは、福井県在住の女の子・吉崎莉菜ちゃん(13)。彼女は小学5年生のとき、発達障害の1つ、自閉症スペクトラムであることがわかり、現在学校には通わず、自宅のアトリエで創作活動の日々を過ごしている。母親・幸子さん(43)が語る。

 

「莉菜が小学5年生のときに、全身にじんましんが出るようになったんです。最初はアトピーだと思って、あちこちの皮膚科の病院で治療をしましたが治らない。ある知人から“一度、心療内科で診てもらっては?心の部分で何か問題があるのかも”とアドバイスをもらい、検査を受けました。その結果、発達障害があるとわかりました」

 

当時、莉菜ちゃんは「学校に行くのが嫌だ」と話す回数が増え、そのうち“学校”という言葉を聞くだけで、じんましんが出るような状態に……。

 

「先生や市の教育センターの方とも相談して、特別支援学級に行くようになりました。それも毎日ではなく、行きたいときに行くというスタイルで。そうするうちに、じんましんも消え、自宅で絵を活発に描くようになっていきました」

 

彼女が絵を描き始めたのは4歳のころから。色鉛筆やチョークなどを使い、いろんな絵を描くことが、もともと好きだったそうだ。

 

「昨年6月、莉菜が誕生日に突然“アクリル画を描きたい”と言いだしたので、画材を与えました。すると自分で描き方や、参考になる動物の動画などをiPadで検索し、独学で覚え始めたのです」

 

それから莉菜ちゃんは、来る日も来る日も絵を描き続け、作品数はどんどん増加。幸子さんの勧めで、障がい者の創作活動などを支援する「障がい者アート協会」の絵画投稿サイトに作品を投稿したところ、「芸術的で素晴らしい!」といった絶賛のコメントが、国内外から多く寄せられるように。

 

「昨年9月、障がい者アート作品展『きらりアート展』に出展した作品が大賞に輝き、大きな自信につながったようです。今年6月には、一般の方々も参加する『現代童画会』福井地区展で激励賞をいただきました。本格的にアクリル画を描くようになってから1年、まだまだ伸びしろがあるな〜と」

 

才能を開花させた莉菜ちゃんの勢いは、これだけでは止まらない。彼女の絵は、障がい者を支える通販サイト「BTOK」で商品化され、iPhoneケース、ポストカードのデザインにもなり、現在、注文や問い合わせが殺到している。

 

「莉菜に“この絵の意味は?”と聞いても“意味なんてない。描きたかっただけ”としか答えません。言葉ではなく、絵で表現しているんでしょうね」

 

莉菜ちゃんに“将来、どんな画家になりたい?”と聞いてみた。すると彼女ははにかんだ表情で、「もっとうまく絵が描ける画家になりたい」と話した。

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