「4人きょうだいの、いちばん下の子です。上の3人はみんな結婚して、孫も6人います。先日、末っ子も結婚して、ようやく私の子育ても終わったと、胸をなでおろしているところなんです」
そう言ってほほ笑むのは、阿炎(26、本名・堀切洸助)の母、堀切早苗さん(56)。
阿炎は股関節も柔らかく、四股の足もよく上がることから、“四股王子”という異名も持つ人気力士。昨年の七月場所からは4場所連続で小結を務めた。
プライベートでは6月24日に3歳年下の女性と入籍したことも話題になっている。3年前に知人の紹介で出会った同郷の女性で、今年3月に看護学校を卒業したこともあり、阿炎がプロポーズしたという。
今回本誌がインタビューした埼玉県在住の母・早苗さんも現役の看護師だ。
「私は中学校を卒業した後、看護学校に入りました。それ以来、看護師を続けながら4人の子供たちを育ててきたのです。おかげさまで34歳の長女も看護師になりました。
洸助のお嫁さんに初めて会ったのは1年前ごろです。髪が長くて小柄で、小顔の今風の女性でした。看護学校に通っていると聞きましたが、もしかしたら洸助が彼女に、私と同じ職業を勧めたのかな、とうれしかったです。母親の自分が言うのもおかしいですが、それぐらい洸助は親思いの優しい子だったんですよ」(早苗さん・以下同)
阿炎の“お母さんっ子”ぶりは角界では有名だ。’18年に横綱・白鵬から初金星をあげた後も、「お母さんに報告したいんで、もう帰っていいですか」と、インタビューを自ら切り上げたという。
188センチ・150キロの阿炎は、子供のころから同じ世代の子供より頭1つ大きかったが、気の弱い一面もあった。
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