(写真:アフロ) 画像を見る

「ネイサン・チェン(21)が、年明け早々に受けた米国メディアの取材で、全日本選手権の羽生選手についてコメントしました。“かなり強くなったように見えた”と。直接対決の日を楽しみにしているようです」(スポーツ紙記者)

 

羽生結弦(26)が圧巻の演技で優勝した昨年末のフィギュアスケート全日本選手権。“宿敵”ネイサンにも大きな衝撃を与えたようだ。数年来、トップを争い続けている2人だが、直近の直接対決では、羽生が2連敗中。

 

「’19年春の世界選手権、その冬にあったGPファイナルで、羽生はチェンに負けを喫しています。新型コロナの状況次第ではあるものの、今年3月にストックホルムで開催予定の世界選手権で久々の直接対決がかなうことが期待されます」(前出・スポーツ紙記者)

 

’19年のGPファイナルの直後には羽生はチェンについて、「スケートを続けるモチベーションを見失っていたけれど、今の彼は僕にとってスケートを続けるモチベーション」と話したほどの存在。

 

「羽生選手はコロナ禍で、精神的に“どん底まで落ち切った”時期があると明かしています。コーチ不在で1人で練習を続けた日々が苦しく、“1人でやるのもうやだ、疲れたなって、もうやめようって思った”と。“次はチェンに勝ちたい”という思いは、それでも練習を続ける原動力の一つになったのでは」(フィギュア関係者)

 

次ページ >ゼミ教授明かす羽生の“巫女舞”見学

【関連画像】

関連カテゴリー: