優勝決定の瞬間、キャディの早藤将太さんと抱き合う松山(写真:アフロ) 画像を見る

4月11日、日本人初のマスターズ優勝という快挙を成し遂げた松山英樹(29)。日本ゴルフ界の悲願達成に、世間が歓喜に包まれた。

 

松山は愛媛県松山市で生まれ育った。父の影響でゴルフを始めたのは、4歳のときだった。

 

「みんなスポーツが大好きな一家でね。お母さんがバレーボールをしていたこともあって、英樹くんはよくお姉さんや妹さんといっしょにトスまわしをしていました。

 

いっぽうでお父さんがアマチュアゴルフの選手でしたから、普通の子よりもずっとクラブが身近にあったのでしょう。英樹くんは、どんどんゴルフの虜になっていきました。

 

家の庭にネットを張って、小学校から帰ってくると毎日のようにスイング練習をしていました。お父さんはいつもそんな英樹くんの練習を見守り、アドバイスしていました」(実家近所の住民)

 

父親の熱心な指導もあって実力をつけていった松山は、中学2年生のときに名門・明徳義塾中学校に編入。

 

その後に入学してきたのが、現在の妻・芽緯さん(27)だった。

 

17年には結婚とともに、第一子の出産も発表。現在、芽緯さんは3歳の子供といっしょに日本で待つ生活を送っている。

 

そのため、日本にいるときは家族で仲よく出かける姿がたびたび目撃されているという。

 

松山英樹を育んだ家族の輪…幼少期はみんなでバレーボールも
画像を見る 13年にプロ転向を表明した松山

 

松山が大学時代に通っていた、仙台市内にある洋食店「レストランカヤ」の店主夫人は語る。

 

「アメリカに拠点を移してからもちょくちょく来てくれていますね。

 

奥さんは気さくな方で、ショートカットの似合う美人さん。まだ赤ちゃんの首がすわったばかりのころに来ていただいて、抱っこさせてくれたこともありました」

 

同じく行きつけの中華料理店「華苑」の店主も、こう明かす。

 

「最近だと2年前ですかね。松山さんから『今、大丈夫?』と電話があって。私が店から外に出ると、車からわざわざ赤ちゃんを降ろし見せに来てくれたんです。

 

『奥さんは?』と聞いたら、『近所のドラッグストアで買い物している』と言って笑っていました。有名になってからも挨拶に来てくれる、義理堅い人なんですよ」

 

大切な家族の支えを胸に、松山はさらなる飛躍を誓う――。

 

「女性自身」2021年5月4日号 掲載

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