「優勝した後に、『おめでとう』とだけメッセージを送りました。そしたら『ありがとうございます』とだけ返ってきました。たくさんの人から連絡が来ているでしょうからね。永瀬は筑波大学を拠点に活動していますし、しばらくしたら改めて話せますから……」
そう語るのは柔道男子81kg級で金メダルを手にした永瀬貴規選手(27)の筑波大学時代の恩師・岡田弘隆氏(54)だ。さらに永瀬の勝ち上がりについて次のように分析。
「これまで実直に努力してきた成果が試合で出ていました。初戦から決勝までしぶとく強い気持ちを持ちながら、冷静に上手く戦っていたという印象です。まさにお手本になるような柔道でした」
永瀬の筑波大学柔道部時代の同級生・標優矢さんは「彼は練習量がすごいんですよ」と明かし、こう続ける。
「朝練と午後練を行っていましたが、常に手を抜きません。みんなが半分くらいの力でこなしているときでもいつも本気。そう言ったところで周りと差がついていきます。なかでも組み手は特に気合が入っていますね。
僕も何度か組み手をしたことがありますが、本当にすごくて組んだ瞬間にわかるんですよ。『どうやったら倒せるんだ』という気持ちになっちゃうんです(笑)」
いっぽう、プライベートは?
「お風呂やサウナが好きですね。リラックスできるようです。また飲むにしても食べるにしても、量がすごいです。お酒ならなんでも飲みますし、ジョッキで10杯くらいすぐ飲んじゃいますね。それでも酔わないんです。柔道一筋で女の子の話はあまりしないかな。人見知りなんですよ(笑)」
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