2019年にあびる優と離婚した才賀紀左衛門(写真:時事通信) 画像を見る

格闘家の才賀紀左衛門(33)が最近、何かと話題だ。

 

才賀といえば、2014年にあびる優(36)と結婚。一女をもうけるも、19年に離婚。当初、娘の親権は才賀側が持つとされていた。だが裁判の末、21年4月にはあびる側への親権者変更が確定。にもかかわらず、現在まで才賀側が娘の引き渡しに応じていないという。

 

いっぽう、21年に才賀はかねてより交際中だった女性・えりさんとの事実婚と妊娠を順次発表。今年10月、えりさんは第一子男児を出産。現在、育児に奮闘している。しかしそんななか、才賀の子育てに対する発言や行動にたびたび批判の声が上がっているのだ。

 

コラムニストのおおしまりえさんは「産後のありえない行動や発言は一生、女性の中にしこりとなって残ります。その結果、離婚といった関係破綻にも容易につながりかねない」という。才賀の発言や行動は、なぜこんなにも “地雷”を踏んでいるように感じるのか。以下、その理由について語ってもらった。

 

■なぜここまで人の心をザワつかせるのか

 

才賀さんの問題発言や行動は、探せばたくさん出てきます。

 

出産直前にもかかわらず、連日のように外食してキャバクラにも行く。さらにキャバクラ嬢とやり取りもしていて、“あわや浮気?”と読者をザワつかせました。

 

出産後、10月にえりさんは退院。だが才賀さんは妻が帰宅すると外出へと誘い、「産後すぐは無理」と言われると驚きをあらわにしたといいます。さらに自宅に人を呼び、会食したことをブログに報告していました。

 

生まれた子がぱっちり二重だったことに対しては「整形いらず」と称し、えりさんからきつく当たられた日には息子に対して「男の子でよかった 仲間が増えた」とコメントするなど、ルッキズムや男女の偏った役割意識をうかがわせるような発言も目立ちます。

 

1つ1つは才賀さんの出産や育児、ジェンダー知識の不足からくるものだと思います。とはいえ今の時代、知ろうと思えば情報は溢れています。出産後にそうした情報のアップデートをしているように思えない姿が、多くの人に苛立ちや落胆を感じさせるのでしょう。

 

産後の女性はホルモンバランスや体調が優れないなかで育児に向き合うので、通常よりも気持ちも体力も余裕のない状況が続きます。そういった状況で家を長期で空けたり、家事負担を増やしたり、自発的な家事育児がなされないと、妻からは「自分の安全を脅かす存在=敵」と夫であったとしても認識されます。この状況が続くとパートナーシップは簡単に破綻し、離婚という選択肢になります。

 

夫婦破綻の流れは、データにも現れています。厚生労働省がおこなう「全国ひとり親世帯等調査結果報告(平成28年)」の結果によると、離婚によって母子世帯になった時の末子の年齢はもっとも高いもので0〜2歳となっています。その割合は、全体の39.6%。子どもがいる夫婦の離婚の多くは、一番下の子が3歳になるまでに起きることが分かっています。

 

現在、かなりの確率で地雷を踏んでいる才賀さん。データと照らし合わせても、それはそのままえりさんとの関係に黄色信号が灯っている状態とも言えるのです。

 

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恋愛ジャーナリスト・コラムニスト・イラストレーター

出典元:

WEB女性自身

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