21年8月、アメリカへ出国する本田圭佑 画像を見る

12月6日に日本初のベスト8進出をかけてカタールW杯・決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦が行われた。試合は延長までもつれ込んだ末、1-1でPK戦へ。クロアチアのGKドミニク・リヴァコヴィッチ選手(27)に3本PKを止められ、日本は敗れた。

 

日本代表の躍進とともに、話題となったのはサッカー選手・本田圭佑(36)の解説だ。ABEMAでグループリーグ初戦のドイツ戦から、日本代表の試合を4試合連続で担当した。今回のW杯で初めて解説に挑戦した本田。その評判をスポーツ紙記者は語る。

 

「本田さんの解説は大変好評でしたね。確かなサッカー知識から、ピッチで起きていることを読み取り視聴者に分かりやすく伝えています。その一方で時折、名解説・松木安太郎さん(65)のように『PK』や、『勝負、勝負や。イエス!』と絶叫して応援したり、冗談をいったりする場面も……。また本田さん個人的な交流のない日本代表の選手には年下であっても“さん付け”をするルールなども、敬意が伝わると好印象です。

 

“さん付け”する理由を本田は、11月24日に自身のTwitterで『スポーツ界の無意味な縦社会はなくした方がいい。関係が深くない先輩に偉そうにされると、ん?誰?って思ってしまう。同じことをしたくないから『さん』を付ける』と明かしていました」

 

SNS上では《本田の解説聞くためにAbemaで見てる》という声も上がるほど、好評な本田の解説。「さん付けは解説だけにとどまらない」とサッカー関係者は明かす。

 

「本田さんと関わったときに感じたのは、オンオフをしっかりされている方だなと思いました。サッカーや仕事の時はスイッチを入れて、的確な意見をズバズバいう一方で、オフの場面では時折冗談を織り交ぜて、気のいい方なんだなぁという印象です。

 

解説だけでなく、サッカーの現場で関わる年下の関係者にも“さん付け”していましたね。ある程度親しくなっても、さん付けがなくなるといったことはないみたいですよ。サッカー界では呼び捨ての文化が根強いので、印象的でした」

 

本田の丁寧な解説は、“悪しき因習は打破したい”という彼のパーソナリティの延長線上にあるようだ――。

出典元:

WEB女性自身

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