■大谷のその後の活躍はご存じのとおり。WBCでは前回不参加の無念を晴らすべく挑む
アメリカンドリームという言葉があるが、渡米した大谷選手が米国でもなお自身の夢をかたくなに貫いていたことは、多額な契約金も約束され優勝もねらえる名門や強豪チームではなく、アナハイムの郊外に本拠地を置くロサンゼルス・エンゼルスを選んだことでわかる。
二刀流という夢に向かい、ゆっくりと共に歩むことを表明した数少ない球団だったからだ。
その後、アメリカのファンをもうならせた活躍ぶりは、ご存じのとおり。
最強チームを率いる栗山監督も「世界一しかない」と、力強く言い切った。
いよいよ舞台をアメリカに移しての準決勝の相手はメキシコ代表と決まった。
二刀流を世界に認めさせた大谷選手と栗山監督の師弟愛を原動力に、侍ジャパンは3度目の優勝に向かい突き進む。
関連カテゴリー: