乳がんの最新ニュース
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コロナ禍で乳がん検診受診者が激減!「発見時ステージ4の例も」
2021/11/10 06:00「昨年、私のクリニックでは乳がん検診の受診者が、一昨年に比べ1,000人以上も減ったんです」そう語るのは、乳腺外科「ベルーガクリニック」(東京・板橋)の富永祐司院長。日本人女性の9人に1人が生涯でかかるといわれている「乳がん」。日本では女性がもっともなりやすいがんで、’21年には9万4,400人がなると予測されている。罹患数が多い乳がんだが、検診による早期発見がしやすいことでも知られている。検診を -
医師が教える“見落とし防ぐ”乳がん検診の受け方「マンモだけでは不十分」
2021/11/10 06:00女性が最もなりやすいがんといわれる乳がん。早期発見すれば助かる可能性が高いとされるが、コロナ禍の自粛によって、検診受診率が激減しているという。危機感を募らせる現場の医師に、実情を聞いた--。「乳がんの進行度合いはステージ0~4に分けられ、数字が大きくなるほど進行していることを表しています。今年の4月に受診した50代の女性は、ステージ4と診断されました。ほかの臓器への転移がある状態です。彼女は’19 -
夫も「同じ覚悟」妻・だいたひかるのがん乗り越えた妊娠を受け
2021/07/06 15:50「これまで挑戦してきた不妊治療の中でも、日々、記録を伸ばし続けてくれて、日々、私たちを親にしてくれている お腹の子に絶対的信頼と自信を持って、次の健診日まで、今しか味わえないこの時間をできる限り楽しんで、感謝していきたいと思います!」そう、今年6月7日に自身のブログ内で、“決意表明”をしたアートディレクターの小泉貴之さん。妻は、お笑いタレントのだいたひかる(46)だ。13年5月に結婚してからという -
太田裕美語る乳がん闘病の覚悟 抗がん剤治療合間にステージへ
2020/02/08 15:50「太田裕美」と聞けば、甘く透明感のある歌声と、86万枚を超える大ヒットを記録した『木綿のハンカチーフ』を思い浮かべる人が多いだろう。そんな太田裕美さん(65)が、デビュー45周年となる19年9月8日、自身のブログで乳がんであることを公表。多くのファンを驚かせた。「ごく初期ながら、公表せず黙っていたかもしれません。でも、私の場合は初期ではなかったし、抗がん剤治療を始めたら外見が変わってしまう可能性も -
唾液で分かる!遺伝性乳がんリスク検査――年内にも開始へ
2020/01/27 15:50「日本では年間、約8万7,000人が乳がんと診断され、1万4,000人以上が亡くなっていますが、患者のうち約10%は進行の早い遺伝性の乳がんだと考えられています」こう話すのは、株式会社ゲノムクリニック代表取締役で婦人科医の曽根原弘樹先生。「一般的な乳がんは、厚生労働省が40代以上に推奨する2年に1度の検診でも、ステージ1の状態でよく見つかりますが、遺伝性の場合は、1年でステージ2になることがありま -
「痛みなし」「被ばくなし」最新マンモ、実用化の時期早まるか
2020/01/19 11:00痛い、費用が高い、そもそも見つけにくい……。多くの問題を抱えていた従来のがん検査。それを次々とクリアするような技術が開発され、これからは「早期発見・早期治療」が限りなく可能な時代へ!ーー。「“痛くない”“被ばくしない”というメリットを持つ最新マンモグラフィを用いた治験を今夏から開始します。翌年の夏ごろには、実用できるよう目指しています」神戸大学数理データサイエンスセンターの木村建次郎教授が開発した -
睡眠不足は「乳がん」リスク高め…がんにまつわる二択クイズ
2020/01/07 06:00「高齢化の影響で健康への関心はますます高まりを見せています。健康情報はあふれているものの、意外と知らないことや、思い込みのままでいること、昔は黒だと考えられていたことが今では白になっていたり、その逆といった情報も少なくありません」大人気ドラマ『ドクターX』シリーズ(テレビ朝日系)の医療監修も務める、医師で医療ジャーナリストの森田豊先生はこう話す。森田先生は、エビデンス(科学的根拠)に基づいた最新の -
ステージ1生存率99.8%「乳がんは“治りやすい”」と医師
2019/11/14 11:00「乳がんは近年、よく治るようになりました。私の患者さんのなかには再発・転移をしても、治療を受けてその後、十数年がんが出てこない人、治療を終えてから出産する人も珍しくはなくなりました」そう話すのは、国際医療福祉大学三田病院乳腺センター長などを歴任、現在はよしもとブレストクリニックを開業し、数千人の乳がん女性と向き合ってきた吉本賢隆先生。発見され、数カ月で命を落としてしまう人もいる一方、再発・転移して -
美智子さまに学ぶ「乳がん早期発見の重要性」担当医が初告白
2019/11/11 06:00「乳がんは初期に治療できれば治せる病気です。しかし、進行してしまうとがん細胞が多様化したり、薬剤耐性などの問題が起こったりする可能性が高まります。検診を受けることと、乳房に変化を感じたらすぐに病院を受診することが大切です」そう早期検診の重要性を力説するのは、静岡県立静岡がんセンターの西村誠一郎乳腺外科部長。美智子さまの乳がん手術の治療方針を決定する会議・キャンサーボードに参加した医師の一人だ。8月 -
太宰牧子さん「乳がん確率7割。遺伝性と診断された私の選択」
2019/10/07 11:009月2日、太宰牧子さん(50)はリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)を受けたばかりだったが、病室を見舞った記者を、ベッドではなく椅子に座って、出迎えた。とはいえ、さすがに術後の痛みは多少あるのだろう。椅子には浅く腰掛け動作もゆっくりだ。「手術は順調に終わりました。出血もなかったようですし。ただ、腹腔鏡だったから、おなかのなかにガスを注入しての手術なので、おなかがパンパンで。食欲はあるのに、ご飯が食 -
太宰牧子さん「遺伝性がん。私には、乗り越える自信がある」
2019/10/07 11:00「手術は順調に終わりました。出血もなかったようですし。ただ、腹腔鏡だったから、おなかのなかにガスを注入しての手術なので、おなかがパンパンで。食欲はあるのに、ご飯が食べられないですね」そう言うと、太宰牧子さん(50)は笑顔でおどけてみせた。「妊娠していたら、こんなだったんだろうなというぐらいパンパン」その前日の9月2日、太宰さんはリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)を受けたばかりだったが、病室を見舞 -
「乳がん検診」最新機器、開発者語る「21年に全国の病院へ」
2019/09/25 15:50昨年10月、本誌が紹介し反響を呼んだ、乳がん検診の最新技術。ついにその技術が、全国的な実用化に向けて第一歩を踏み出した。“乳がん死亡者ゼロ”の未来は近い!?「痛みや被ばくの危険性がない乳がん画像化システム『マイクロ波マンモグラフィ』の実用化に向けて、私たちはプロトタイプとなる機器を開発しました。これからいよいよ医療機関で治験がスタートし、早ければ’21年の冬以降、全国の病院に設置することを目指しま -
痛くない、被ばくしない「マイクロ波マンモグラフィ」の技術
2019/09/25 15:50「痛みや被ばくの危険性がない乳がん画像化システム『マイクロ波マンモグラフィ』の実用化に向けて、私たちはプロトタイプとなる機器を開発しました。これからいよいよ医療機関で治験がスタートし、早ければ’21年の冬以降、全国の病院に設置することを目指します」こう語るのは、世界初の画像化システム『マイクロ波マンモグラフィ』の開発者である神戸大学数理データサイエンスセンターの木村建次郎教授(40)。9月13日、 -
太田裕美「好きなものは諦めない」がん治療支える歌姫3カ条
2019/09/19 16:02歌手の太田裕美(64)が9月18日、乳がんを公表した。治療をしながらも「歌っていく」と明かし、ネットではエールが上がっている。同日、ブログを更新した太田は「突然で驚かれると思い、なかなか公表出来ませんでした」と切り出し「乳癌に罹患しました。すでに7月の京都のコンサート後に手術をし、8月から抗癌剤治療に入っています」と報告。しかし来春までのスケジュールが決まっていることや11月に開催されるデビュー4 -
だいたひかるが夫と語る「乳がん再発をポジティブに乗り切る」
2019/08/26 11:00アメーバブログ女芸人部門でアクセス数ダントツ1位を更新中のだいたひかる(44)。'16年2月に乳がん治療のため右胸全摘手術を受けたときのことや、その後の経過をユーモラスにつづっている。本誌でも、7月に掲載した当企画前編で、今年の3月にがんが再発したことを報告してくれた。乳房を全摘している右側にまさかの再発……。夫の小泉貴之さん(42)と一緒に取材に応える様子は相変わらず仲がよく、夫婦漫才のようだっ -
乳がん再発だいたひかるの“がんあるある”「友人も断捨離」
2019/08/25 11:00アメーバブログ女芸人部門でアクセス数ダントツ1位を更新中のだいたひかる(44)。'16年2月に乳がん治療のため右胸全摘手術を受けたときのことや、その後の経過をユーモラスにつづっている。本誌でも、7月に掲載した当企画前編で、今年の3月にがんが再発したことを報告してくれた。乳房を全摘している右側にまさかの再発……。夫の小泉貴之さん(42)と一緒に取材に応える様子は相変わらず仲がよく、夫婦漫才のようだっ -
だいたひかる 乳がん再発時、夫とともに“疑心暗鬼”に…
2019/08/24 11:00アメーバブログ女芸人部門でアクセス数ダントツ1位を更新中のだいたひかる(44)。'16年2月に乳がん治療のため右胸全摘手術を受けたときのことや、その後の経過をユーモラスにつづっている。本誌でも、7月に掲載した当企画前編で、今年の3月にがんが再発したことを報告してくれた。乳房を全摘している右側にまさかの再発……。夫の小泉貴之さん(42)と一緒に取材に応える様子は相変わらず仲がよく、夫婦漫才のようだっ -
だいたひかる支える夫「がっつり落ち込んでいいから僕を頼って」
2019/07/21 06:00'16年2月、乳がんの治療で胸を全摘する手術を受けた女芸人だいたひかる(44)。抗がん剤治療を経て、現在はホルモン治療中。術後から丸3年が経過し、治療モードから通常モードに切り替えられる日が近づいていたのだが……。今年3月に本人のブログで再発を報告する記事がアップされた。'16年当時、本誌に初告白してくれた闘病の様子は、笑える“ネタ”満載で、さすが芸人と思わせてくれるものだった。一方、夫である小泉 -
だいたひかる 乳がん再発も前向きトーク「削られるマグロの気分」
2019/07/20 06:00'16年2月、乳がんの治療で胸を全摘する手術を受けた女芸人だいたひかる(44)。抗がん剤治療を経て、現在はホルモン治療中。術後から丸3年が経過し、治療モードから通常モードに切り替えられる日が近づいていたのだが……。今年3月に本人のブログで再発を報告する記事がアップされた。'16年当時、本誌に初告白してくれた闘病の様子は、笑える“ネタ”満載で、さすが芸人と思わせてくれるものだった。一方、夫である小泉 -
だいたひかる 乳がん再発を告白「しつこく治療していこう」
2019/03/20 18:32お笑い芸人のだいたひかる(43)が3月20日、自身のブログを更新。年に1度の精密検査で'16年に全摘手術を受けた右胸に4ミリのしこりが見つかり、乳がんが再発したことを報告した。2月のブログで4ミリのしこりが発見され、再検査になったことを明かしていた。この日は『検査結果』と題した記事で「検査結果は再発でした。全摘しても再発するのか……と皆さんの不安を煽りそうで嫌なのですが、全摘して再発する人はごく稀 -
ステージIII乳がんも完治、新療法「コータック」作用の原理
2019/02/23 16:00「すでにリンパ節への転移も2カ所あり、ステージ3Bの状態でしたので、小川恭弘先生(当時・高知大学医学部教授。現・同名誉教授、高知総合リハビリテーション病院院長)の所見では『余命3年』でした。'07年1月に検査を始め、3月から新治療にチャレンジしたんです」13年前に乳がんと診断された当時を振り返るのは、歴史時代作家クラブ賞を受賞した、時代小説家の藤原緋沙子さん(72)。その新治療「コータック(KOR -
小説家・藤原緋沙子が告白、乳がん治療「コータック」の効果
2019/02/23 11:00ある程度進行したがんに、威力を発揮している治療法がある。放射線治療の効果をより増す方法だ。転移もあった乳がんを患っていた作家が、「命を救われた」13年前の体験を語る。「59歳の冬、右の乳房のしこりに気づきました。夏から疲れやすく、肩こりもひどかったのですが、受診した産婦人科では触診のみで『乳腺炎でしょう』と。でもエコーとマンモグラフィーで『2センチのがん』とわかりました。セカンドオピニオンなどで検 -
24歳でがん経験した日本テレビ記者「がん患者を癒す場を!」
2018/11/19 11:00「最終的に温存手術を選ばず全摘の決断をしたのは、理屈ではなく体の中でがんがものすごい速さで育っていくのを感じたからです」エネルギッシュに報道の現場を飛び回っていたある日、右胸にしこりを見つけた。社会人2年目の春だった。絶望に打ちひしがれながらも、家族や医師、同僚に支えられて、日本テレビ報道局社会部記者の鈴木美穂さん(35)は、徐々に前を向けるように。闘病を経験している記者として、がんとともにありな -
ステージ3乳がん…日本テレビ記者が闘病10年で変えた未来
2018/11/19 06:00エネルギッシュに報道の現場を飛び回っていたある日、右胸にしこりを見つけた。社会人2年目の春だった。絶望に打ちひしがれながらも、家族や医師、同僚に支えられて、日本テレビ報道局社会部記者の鈴木美穂さん(35)は、徐々に前を向けるように。闘病を経験している記者として、がんとともにありながらも、希望の持てる生き方を伝えたいと模索してきた――。「いちばん最初は3月でした。シャワーを浴びていて、ふと右胸のしこ -
自分の体 大切にしてこそ 乳がん治療経験「伝えたい」 西向ゆかりさん(JTA客室乗務員)
2018/10/24 12:572度にわたり、左右それぞれの乳がんの治療経験がある日本トランスオーシャン航空(JTA)の客室乗務員西向ゆかりさん(54)=宜野湾市。いずれも検診で見つかった。最初の乳がんにかかったのは、勤続25年がたった43歳のころだ。「乳がん検診で右胸が要検査になった。でも仕事の忙しさと、母を乳がんで亡くしていたこともあり、自分も同じ病気かと思うと不安で、すぐには再検査に行けなかった」と話す。勇気を振り絞り、数