患者数が30年で5倍に!見つかりにくい「子宮体がん」初期症状のサインとは?
2025/05/02 11:00
「私が医学生のときは、『子宮体がん』はめったにない病気で、『子宮頸がん』が圧倒的に多かった。ところが現在は、子宮体がんの患者数は子宮頸がんの2倍近くです」そう語るのは、婦人科がん治療の第一人者で倉敷成人病センター理事長の安藤正明先生。子宮体がん(以下、体がん)の罹患数は1990年には3,574人だったが、2020年には17,779人に。この30年で実に5倍近くに増えているのだ。「体がんは、“子宮体