愛華みれ「好きな仕事はまさに『特効薬』」! 病気を克服させた舞台への情熱と仲間
2013/08/06 00:00
演中の舞台『頭痛肩こり樋口一葉』は、お盆にふさわしい作品だ。明治2(1890)年、小説『たけくらべ』を書いた樋口一葉こと夏子(小泉今日子)は、19歳だった。それから24歳で夭よう逝せいし、その2年後まで、毎年、7月16日の夕刻に仏間に集う、夏子とゆかりの5人の女たちの生きざまを描いている。
夏子は若くして樋口家の家長になり、母・多喜(三田和代)と妹・邦子(深谷美歩)との生活を支えるために奮