歌舞伎の最新ニュース
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片岡愛之助「楽しくて仕方なかった初めての歌舞伎」
2014/07/15 05:00連載第20回となる『中山秀征の語り合いたい人』。今回のゲストは、’13年、高視聴率ドラマ『半沢直樹』(TBS系)でオネエ口調の官僚役を演じて大ブレイク。その後も活動の場を広げ続ける歌舞伎役者、片岡愛之助(42)。今や新世代の歌舞伎を盛り上げるシンボル的な存在となった“ラブリン”の胸のうちに迫った。中山「愛之助さんは、もともとは梨園の生まれではないわけですよね」愛之助「実家は船のスクリューのプロペ -
林家正蔵「海老蔵はただの暴れん坊!」歌舞伎批判に波紋
2014/07/08 00:00「同じ伝統芸能に身を置く者として、名指しで批判されたわけですから、良い気持ちはしませんよね」と語るのは歌舞伎関係者だ。 落語家の林家正蔵(51)が、東京・新宿末廣亭の高座で連日、痛烈な歌舞伎批判を展開していた。6月下席の昼の部。正蔵は突然、演目を中断して、こうブチはじめた。「この前、仁左衛門さんが復活なさいましてね。お袋を連れて早い時間に見ていたら、まぁ嫌な気分でした。そばに座っていたおばさんが( -
ラブリン 歌舞伎界入りの背景に“とじこもりがちな少年時代”
2014/05/13 14:005月13日、資生堂「フルメーク ウォッシャブル ベース」の新CM発表会に、歌舞伎俳優の片岡愛之助(42)が登壇。イベントのなかで、歌舞伎を始めたきっかけについて語った。「実家が工場で、近くにダンプカーなど大型車が多く通り、『危ないから』と言われて家にずっとこもっていました」と幼少期を振り返った愛之助。続けて「だから、家の中で遊ぶことが多かった。それで、たまたま松竹の入団チラシを見て、親から『やって -
中村勘九郎が指南!初心者のための歌舞伎入門
2014/05/05 16:00「歌舞伎は見てみたいけど敷居が高くて……」という初心者のために、歌舞伎役者の中村勘九郎さん(32)がその楽しみ方を指南してくれました。“歌舞伎を見なかった人生”じゃもったいないですよ!【一 まずは食わず嫌いをやめて見てほしい】「『三人吉三』は“どうしたら歌舞伎が面白く見てもらえるか”を考えながら作っているので、初めての方にも見やすいと思いますよ」【二 歌舞伎は高尚なものではなく大衆の娯楽】「もとも -
海老蔵『歌舞伎十八番』残る演目は「息子に取っておこうか』
2013/11/25 00:0011月25日、初春花形歌舞伎『通し狂言 壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)』の製作発表記者会見が都内で行われ、歌舞伎俳優の市川海老蔵(35)が出席した。 今回、海老蔵が挑むのは、故・團十郎さんとともに構想していた「歌舞伎十八番」にある「関羽」、「景清」、「鎌髭」、「解脱」の4演目を融合した作品。「歌舞伎十八番」のすべての演目を復活させるまで残すところあと2演目。今後の上演演目について海老蔵は -
市川月乃助 自転車で宙乗り!スーパー歌舞伎のスピリットを受け継ぐ青春時代活劇
2013/09/17 00:00「このお花、うちの師匠からいただいたもの(笑)。歌舞伎界では、師匠が弟子に花を贈るというのは、かなり珍しいことなんです」舞台終了後の楽屋で、穏やかな笑顔で迎えてくれたのは、二代目市川月乃助。三代目市川猿之助(現・二代目市川猿翁)の内弟子として、歌舞伎ファンには、「市川段治郎」の名で長年、親しまれてきた二枚目役者だ。9月より、大阪・新歌舞伎座で上演される舞台『元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉(なにわ -
坂東三津五郎 歌舞伎降板で長男にかかる“跡継ぎの重圧”
2013/09/05 07:00膵臓腫瘍のため、東京・新橋演舞場の『九月大歌舞伎』を降板した坂東三津五郎(57)。8月の納涼歌舞伎を千秋楽まで務めあげた三津五郎に自覚症状はなく、「心配してくださるのはありがたいのですが、いたって元気です。なぜ大ごとになるのか、申し訳ない気持ちです」と、語っていたという。 しかし、昨年から明らかに過労気味だったという歌舞伎関係者の声もある。「昨年末に同い年の中村勘三郎さんが亡くなってから、三津五 -
市川右近 歌舞伎界の風雲児」が生み出した一大冒険活劇が大阪で初上演!
2013/08/13 00:00東京、名古屋で公演され人気を博した、21世紀歌舞伎組の『新・水滸伝』が、大阪で初上演される。中国の古典『水滸伝』をベースに、役人の汚職が横行する北宋時代、豪傑たちが「梁山泊」に集い、悪徳役人たちを討って国を救おうとする物語。主役の林冲(りんちゅう)を務めるのは、市川右近だ。「林冲は、兵学校の教官まで務めながら、悪政のため無実の罪で投獄されました。脱獄に手を染め、妻や生徒たちも裏切り、泥沼に落ちた生 -
ネットで話題の歌舞伎イケメン・中村隼人
2013/05/31 07:00「かっこいい!」「イマドキのイケメン!」とネットで今話題なのは、若手歌舞伎役者の中村隼人(19)。父は二代目中村錦之助、大叔父は往年の時代劇スター・萬屋錦之介という名門の御曹司だ。 3月末、歌舞伎座新開場記念の銀座パレードで“歌舞伎役者っぽくない”さわやかな美貌がひときわ目を引き、情報番組でも紹介された。「梨園の中だけにいると視野が狭くなるし、自分の芝居の勉強になればとテレビに出演しています。将来 -
“マックも食べます!”若手歌舞伎役者の実生活
2013/05/27 07:00歌舞伎座のリニューアル、相次ぐ役者の世代交代……新時代を迎えた歌舞伎界で、今注目されているのが名優を父に持つ子供たちだ。本誌は’00年生まれの13歳、父は片岡孝太郎、祖父が片岡仁左衛門という片岡千之助クンの素顔を追いかけた。「お芝居を見た学校の友達に“あれ、ホントにお前か?”とか言われるんですよ。まぁ、学校での僕はただのバカですから(笑)。舞台だとスイッチが入るというか、自分でも違うなとは思いま -
中村勘九郎 新歌舞伎座こけら落とし「父は喜び3割、悔しさ7割」
2013/04/04 00:004月4日、都内で第4回『岩谷時子賞』授賞式が行われ、歌舞伎俳優の中村勘九郎(31)が奨励賞を受賞した。第2子誕生予定の報道があったばかりだが、勘九郎は明言を避け「秘密というわけじゃないけど、楽しみにしていてください」と話すにとどまった。今月2日にこけら落としされた新歌舞伎座については、「自分だけでもすごく緊張していたのに、息子(七緒八・2)も出て何がなんだかわかりませんでした」と苦笑い。昨年亡くな -
猿翁 一時退院の気力呼んだ「新歌舞伎座に親子3代で」
2013/04/03 07:00「猿翁さんは中車(香川照之)、團子と親子3代で新しい歌舞伎座の舞台に立つことを励みに治療にあたっていましたから、それが実現できて本人もとても喜んでいました」(歌舞伎関係者) 3月28日午後、落成なった東京・歌舞伎座で行われた『古式顔寄せ手打式』。緞帳が開くと、舞台中央には椅子に座っている羽織袴姿の市川猿翁(73)がいた。脳梗塞と肝機能障害、軽度のパーキンソン病の症状も出ているという猿翁の背後には、 -
市川海老蔵、中村勘九郎ら人気歌舞伎俳優が雨天の銀座でお練り
2013/04/02 00:003月27日、歌舞伎座のリニューアルオープンを記念し、銀座・春のパレード『GINZA 花道』に市川海老蔵(35)、中村勘九郎(31)、市川猿之助(37)ら人気歌舞伎俳優63人が参加し、大通りを練り歩いた。この日はあいにくの雨模様となったが、およそ3万2千人ものファンが沿道に詰めかけ、声援を送っていた。このパレードに先立ち行われた式典では、日本俳優協会会長の坂田藤十郎(81)が挨拶。「400年の歴史を -
片岡愛之助さんが教える新歌舞伎座「歌舞伎の楽しみ方」
2013/04/01 07:00120年以上の歴史がある歌舞伎座が、約90年ぶりに完全建て替えし、いよいよ4月2日に開場となる。そこで、人気役者・片岡愛之助さんに、あらためて「歌舞伎の楽しみ方」を伺った。「歌舞伎と聞くとみなさん『意味がわからなくて難しそう』とか『チケットが高い』とか、初めての方は特に敬遠しがちですよね。まずはだまされたと思って実際に見にきていただくのがいちばんだと思います。やはり生の迫力・ライブ感を体験してもら -
プレミアものの歌舞伎をたった1500円で堪能できる方法
2013/03/21 07:00「歌舞伎座が新しくなります。僕は初舞台が歌舞伎座なので、ここはいちばん特別な場所でもあります。この時代に銀座の一等地にあのような立派な専用劇場を建てるのは、ありがたさを感じるばかりです。最初の公演に出演させていただくのは一生に一度しかできない経験でもあり、ぜひ見に来ていただきたいですね」そう語るのは市川染五郎さん(40)。4月2日に開場する東京・歌舞伎座。その開幕公演『柿葺落四月大歌舞伎』第1部最 -
いま話題の歌舞伎“絶対に損をしない”入門者向け演目
2013/03/21 07:00この春の最も話題のスポットが、4月2日『柿葺落四月大歌舞伎』で幕を開ける東京・歌舞伎座。しかし、歌舞伎座に行ってみたいが「歌舞伎はちょっと敷居が高い」と感じる人や、「何から見ればいいのかわからない」と悩んでしまう人も多いはず。そこで、“絶対に損をしない”入門者向け演目3つをご紹介。紹介してくれたのは、歌舞伎好きが高じて劇団『花組芝居』を立ち上げた座長の加納幸和さん。「私も最初は初心者だった」という -
韓ドラ超えの仰天歌舞伎「泥棒とのHが忘れられず…」
2013/03/21 07:00この春の最も話題のスポットが、4月2日『柿葺落四月大歌舞伎』で幕を開ける東京・歌舞伎座。歌舞伎座に行ってみたいが「歌舞伎はちょっと敷居が高い」と感じる人もいるのでは?しかし、歌舞伎には肩肘を張らずに楽しめる演目も多いという。歌舞伎好きが高じて劇団『花組芝居』を立ち上げた座長の加納幸和さんは、そんな演目の魅力をこう語る。「『所作事』でオススメは『大原女・国入奴』ですね。大原女は百貫デブって設定でおか -
中村勘九郎がオススメ 歌舞伎初心者に観てほしい作品
2013/03/15 07:00現在、赤坂ACTシアターで公演中の『赤坂大歌舞伎「怪談乳房榎」』で座頭を務める中村勘九郎(31)。「父が愛した土地で、父が愛した演目をやらせていただくというのは、本当にありがたいことです」と感謝の言葉を口にする彼が、歌舞伎初心者にはまずコレを観てほしい、という作品をオススメしてくれた。『野崎村』は、実際に起きた男女の心中事件を題材にしたお芝居。歌舞伎の初演は1792年だという。「女性の心理描写が素 -
浜木綿子 息子・香川照之の歌舞伎界入に刺激「パワーもらった」
2013/02/08 00:002月7日、都内で女優・浜木綿子(77)の芸能生活60周年記念舞台『人生は、ガタゴト列車に乗って……』の制作発表会が行われた。浜は60周年について「自分では全然実感がないんです。周りの人に言われて気がついたくらいで。でも思い返すと、辛いことや楽しいこといろいろありました」と感慨深げに話した。息子の香川照之(47)が2011年9月に梨園入りしたことについては、「様々な感情がわきました」としながらも、「 -
新歌舞伎座オープン前に知っておきたい「ポスト勘三郎」
2013/01/27 07:00中村勘三郎という巨星を失った歌舞伎界……。新歌舞伎座"4月こけら落とし"の前に、知っておきたい「ポスト勘三郎」と期待される役者たちとは――。熱い"勘三郎魂"を受け継ぐ「若手四天王」が、中村勘九郎(31)、市川猿之助(37)、市川染五郎(40)、片岡愛之助(40)の4人だ。イヤホンガイド解説者で「歌舞伎ソムリエ」の肩書きを持つおくだ健太郎さんに解説を求めると、「まさに粒ぞろいだ」と太鼓判を押す。「勘 -
R-1王者の中山功太 歌舞伎町サパークラブ勤務の「転身」
2012/10/23 00:00「9月に新宿・歌舞伎町のサパークラブ(男性スタッフが接客するナイトクラブ)に行ったら、私たちの席にお笑いの人がついたんです。激太りで最初は全く、気付きませんでした。『中山功太っていう売れない芸人やってます』って自分から名乗ってきたので、あ~、そんな人いたと思い出して。テレビで見た持ちネタを披露してたけど、全然、つまらなかったですね(苦笑)(客のキャバ嬢) 09年の『R-1ぐらんぷり』で優勝した、ピ -
香川照之 梨園デビューから3カ月「歌舞伎はもうやめたい…」
2012/09/26 07:00「7月公演が終わってからの1週間、香川さんはまるで抜けがらのようだったそうです。2カ月間の舞台で喉もかれ、元気な長男の團子くんの様子とは対照的な姿でした」(歌舞伎関係者)市川中車を襲名した香川照之(46)が長男の團子(8)とともに、歌舞伎デビューしてから3カ月余。6月の初舞台では『私は生涯かけて精進し、9代目中車を名乗る責任を果たしてまいります』と、決意の挨拶をしていた香川。だがそんな彼の“苦渋の -
染五郎 血まみれ惨劇の陰に「高麗屋の宿縁」「歌舞伎座の呪い」
2012/09/04 00:008月27日、東京・国立劇場で行われていた『第十回松鸚会 宗家松本幸四郎古希記念舞踊公演』に出演中の市川染五郎(39)が、セリから3メートル下の奈落(舞台下の空間)に転落。救急車で搬送された。共演していた父・松本幸四郎(70)はそのときの様子を翌々日にこう語っている。「僕はちょっと前に(奈落に)降りていたのですが、『ドシーン』とものすごい音が聞こえ、駆けつけたら染五郎が倒れていたんです。彼が倒れてい -
滝沢歌舞伎も世界を目指せ!
2011/10/11 00:0010月3日、舞台『新春 滝沢革命』の制作発表会が行われた。発表会には主演を務めるタッキー&翼の滝沢秀明(29)、共演の少年隊・錦織一清(46)らが登場した。本作は'09年から正月に上演している大量の水やフライングを駆使したエンターテインメントショーである。今回の舞台で滝沢は「将来的には海外公演も視野に入れるかも」と海外進出を見据えて新たな挑戦に臨むことを明らかにした。日本語のわからない客にも伝わる -
コクーン歌舞伎第十二弾『盟三五大切』公開稽古&囲み取材
2011/06/14 00:005日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、コクーン歌舞伎第十二弾『盟三五大切』の公開稽古と囲み取材が行われた。取材には、歌舞伎俳優の中村橋之助(45)、尾上菊之助(33)、中村勘太郎(29)、橋之助の長男の中村国生(15)らが登場した。コクーン歌舞伎は、今回で第12回となり、同作は、13年ぶりに再演される。物語は、大金が必要となった芸者の小万とその夫の三五郎が、小万にほれ込んでいる浪人の薩