観光の琉球新報に関する話題
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竹富、来月から入島料 環境保全活用 島民外、任意で一人300円
2019/08/22 13:15【竹富島=竹富】年間約50万人の観光客が訪れる沖縄県竹富町竹富島で、1人300円の入島料が9月1日から導入される。主に観光客が対象で、支払いは任意。支払われた入島料は主に島の景観や自然を維持・保全する活動に使われるほか、一部は外部資本に買い占められた土地の買い戻し運動(トラスト活動)にも充てられる。竹富町によると今回の入島料導入は、地域自然資産法に基づく全国初のケース。県内自治体では法定外目的税と -
10連休前半、沖縄路線ほぼ満席 前年比2割増の59万人
2019/04/22 12:52沖縄発着路線を運航する国内航空6社は19日、ゴールデンウイーク期間(4月26日~5月6日)の予約状況を発表した。6社の合計予約人数は前年同期比19・7%増の59万3516人で、10連休と公休日の数が増えたことで予約数は前年の同期間を約10万人も上回っている。期間中の平均予約率は82・4%と高水準で、特に連休前半の沖縄向け路線はほぼ満席となっていることから、連休を沖縄で過ごす混雑は例年以上と見込まれ -
新しくなった那覇空港にぎわう 国内・国際線連結し便利に、新店舗にも客足
2019/03/19 13:01那覇空港(沖縄県那覇市)の旅客施設を運営する那覇空港ビルディング(NABCO、兼島規社長)は18日、国内線と国際線の旅客ターミナルビルをつなぐ「際内連結ターミナル施設」の供用を開始した。同日午前、3階チェックインロビーで供用開始式典があり、関係者が門出を祝った。多くの乗客が広くなって利便性が向上し、商業施設が充実した新施設を堪能した。式典で兼島社長は「お客さま一人一人が快適に過ごせ、利用して良かっ -
那覇空港に新ターミナル 国内線と国際線が連結で乗り継ぎ楽に LCCも便利に
2019/03/14 14:37那覇空港旅客ターミナルビルを運営する那覇空港ビルディング(兼島規社長)は13日、国内線と国際線の旅客ターミナルビルをつなぐ「際内連結ターミナル施設」の落成式典を開いた。18日に供用開始する。国内線ビルから国際線ビルまで1階が到着、2階が出発、3階がチェックインと階層構成が統一され、乗り継ぎが容易になるなど利便性向上が期待される。連結施設は2020年3月の第2滑走路供用開始により想定される、民間機の -
沖縄、「ハワイ超え」ならず 2018年入域観光客数 伸び率で離される
2019/02/05 11:30入域観光客数を巡り、沖縄と競い合うかたちとなっている米ハワイ州を2018年(1~12月)に訪れた観光客が995万4548人(速報値)となり、同期間に沖縄を訪れた観光客数984万2400人を約11万2100人上回った。18年での観光客の「ハワイ超え」は達成できなかった。17年は速報値の時点では沖縄がハワイを超え、確定値ではハワイが抜き返したものの約8千人の僅差となっていた。18年は引き離された格好だ -
沖縄・国際通りに「夜のエンタメ」 三越跡「琉球王国市場」に3月、劇場開設
2019/01/22 12:00ノンバーバル(非言語)の舞台「Tee!Tee!Tee!プロジェクト」を手掛ける、シュガートレインの井手裕一代表らは21日、沖縄県那覇市内で会見を開き、那覇市牧志の旧沖縄三越百貨店跡の琉球王国市場3階に、常設の「TEE!Family専用劇場」をオープンすると発表した。2月2日にプレオープン、3月1日のグランドオープンを予定している。家族連れで夜間の時間帯を過ごせる観光拠点として、外国人観光客などの取 -
観光客の移動が楽に 北谷町美浜で自走カート実験 6ホテルつなぐ
2019/01/18 12:00【北谷】沖縄県北谷町美浜で15日から自動走行カートの公道での実証実験が始まった。自動走行カートでの実験は県内初で、期間は2月12日までの約1カ月間。産業技術総合研究所が実施する。観光客の移動手段の提供を主な目的とし、観光客の利用頻度やニーズなどを調査する。産業技術総合研究所は、同様の実験を福井県永平寺町と石川県輪島市でも実施している。同町美浜では、フィッシャリーナ地区を中心に各ホテルを停留所とし、 -
青い海と島々を眼下に 沖縄の空遊覧を商品化
2018/12/14 12:00小型航空機のチャーターサービスを展開するSKY TREK(東京都、永堀敬太社長)は2019年春にも沖縄を拠点にチャーターや遊覧飛行などの旅行販売を企画している。13日、県内の観光業界関係者やマスコミ向けの試乗会があり、沖縄の島々や海の景色が楽しめる空の旅を満喫した。同社は17年8月から会員制でスタート。今年10月から一般、代理店向けの予約・販売を開始した。米クエストエアクラフト社の「KODIAK1 -
「白タク」に対抗 中国語ガイド付き1日観光人気 メリットトレーディング
2018/10/30 11:30沖縄県内で無許可のタクシー営業「白タク」と対抗するためにスタートしたメリットトレーディング(那覇市、張進社長)の中国語ガイド付きの1日観光「一日游(イーズヨー)」が外国人客に人気だ。同商品を発売した2014年の参加者は年間4千人だったが、17年に8倍の3万2千人に増加した。現在、中国のインターネット最大手の携程旅行網(シートリップ)でも最も人気の沖縄1日観光プランとして販売され、今年の参加者はさら -
観光経済効果 14%増 17年度県内 過去最高1兆1700億
2018/09/26 13:34県文化観光スポーツ部は25日、2017年度の旅行・観光の経済波及効果を発表した。旅行・観光消費額などから算出した経済波及効果は15年度の前回調査比14・2%増の1兆1699億8500万円で過去最高となった。国内外から沖縄を訪れる観光客数は増加を続けており、観光と関わりの深い宿泊業や飲食店を中心に県経済への波及効果が大きかった。消費額7800億、雇用効果14万人17年度の旅行・観光消費額は15年度比 -
世界の空手家呼び込め 注目、武道ツーリズム 経済効果期待も課題多く
2018/08/28 12:00世界中の空手家を沖縄県内に迎え入れて稽古などを提供する「武道ツーリズム」が、沖縄の新たな観光コンテンツとして注目されている。世界の空手家や愛好家は約1億3千万人と言われており、発祥の地である沖縄に呼び込むことで大きな経済効果が期待できる。県も空手家の誘致に力を入れており、空手家専門の旅行会社も設立されるなど武道ツーリズムを巡る動きが活発となっている。今月1日から7日まで開催された第1回沖縄空手国際 -
「月給20万未満」が6割 沖縄県労連、観光従事者に調査
2018/07/20 12:00沖縄県労働組合総連合(穴井輝明議長)は19日、県庁で会見を開き、観光産業で働く労働者に対して行ったアンケートの結果を発表した。沖縄のリーディング産業に位置付けられる観光だが、回答者の6割が「平均給与が20万円未満」と回答するなど労働環境の厳しさが浮き彫りとなった。穴井議長は「賃金が安くて人が集まらず、人手不足で休みが取れない悪循環にあることが分かる」と指摘した。アンケートは4月下旬から6月1日まで -
石垣―首都圏 初LCC バニラ・エア 成田に、那覇便も
2018/07/02 16:08格安旅行会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県)は1日、成田―石垣、那覇ー石垣の両路線を就航した。南ぬ島石垣空港では同日、地元関係者らが出席した就航記念セレモニーが開かれ、新規就航を歓迎した。新石垣空港によると、首都圏と石垣を結ぶLCC定期便は初めて。片道運賃の最安は成田―石垣で7480円。那覇―石垣は3780円。使用機はエアバスA320で、提供座席数は180席となっている。通年運航し、成田―石垣は -
「また行きたい!」でトップ 沖縄、満足度も
2018/05/28 14:00沖縄、とっても楽しかったし、また行きたい―。日本観光振興協会が行った2017年度の「国民の観光に関する動向調査」で、沖縄が「満足度」と「再来訪意向」の項目で全国1位に輝いた。県の嘉手苅孝夫文化観光スポーツ部長は「県内観光関連事業者による受け入れ施設の整備や、県民を含めた観光客を温かく迎え入れるホスピタリティーの高さが高評価につながった」と喜びを語った。再来訪意向は16年に続いての1位で、2位に京都 -
乗り合いタクシーで観光 金・土曜限定 首里ツアー 実証運行
2017/12/11 15:00美ら島観光タクシーの喜屋武元信さん(右)のガイドを聞くツアー参加者ら=那覇市の首里観音堂沖縄総合事務局は1日から1月末まで那覇市首里地域などを乗り合いタクシーで観光する実証運行を実施している。修学旅行生の日程と重なりにくく、需要見込みの高い金曜と土曜に限定し、バスでは行きづらいスージグヮーにある名所などを案内する。乗り合いにすることで車両台数を減らし、渋滞緩和につなげることが狙い。観光目的の多様化 -
沖縄、観光客数ハワイ超え 1~9月711万人 10万人上回る
2017/11/30 14:00県内の2017年入域観光客が、お手本とされてきたハワイを超える可能性が出てきた。1~9月の累計は沖縄が前年同期比8・9%増の711万5500人、ハワイは4・9%増の701万1706人で沖縄がリードしている。米国ハワイの入域客は年末年始に書き入れ時を迎えることからその差が縮まってくることが想定されるが、9月までの伸び率で進めば沖縄の年間の観光客数は938万人台が見込まれ、ハワイ州観光局が22日に発表 -
世界遺産候補地、観光施設に歓迎と懸念 沖縄県西表島、国や県が整備検討
2017/10/23 15:00「西表フィールドミュージアムセンター」(仮称)の整備が検討されている浦内川=沖縄県竹富町西表島世界自然遺産登録を目指す沖縄県の竹富町西表島で、県や国などは大勢の観光客を想定した「マスツアー」を推進するための拠点となる施設整備を検討している。マスツアー拠点は自然遺産推薦地外の緩衝地域・周辺地域に整備する計画で、遺産登録を機に大幅な増加が見込まれる観光客受け入れ体制構築の一環。歓迎する声がある一方で、 -
「食べログ」が那覇観光特集 自治体と初の提携
2017/09/14 14:00食べログ内に開設した那覇市の観光情報を発信する特集ページ(カカクコム提供)沖縄県那覇市は13日、レストラン検索・予約サイト「食べログ」のウェブサイト内に、那覇市の観光情報を発信する特集ページを開設した。サイトを運営するカカクコム(東京都、畑彰之介社長)が自治体の観光情報を発信するプラットホーム事業の第1弾として、那覇市と横浜観光コンベンションビューローの2団体と業務提携した。2018年3月31日ま -
「リゾートワーク」しませんか? コザの魅力、楽しんで発信を 観光客に1万円上限補助
2017/08/09 14:00リゾートワークについてPRする沖縄市観光物産振興協会の島袋隆会長(右)と山田一誠事務局長=8日、沖縄市上地の同協会事務所【沖縄】沖縄県沖縄市観光物産振興協会(島袋隆会長)が、短期間リゾートを楽しみながら仕事をする「リゾートワーク」の誘致に力を入れ始めている。5日から県外在住の人が市内でリゾートワークする場合、1万円を上限に費用を補助する事業を始めた。主にITを活用して時間や場所にとらわれずに働く「 -
中国人観光客は料金10倍 レンタル業者が看板、批判で撤去
2017/08/03 17:00撤去された「中国人のみ2万円」の看板沖縄県宮古島市のビーチで、レジャー用品の貸し出し業者がパラソルセットの料金を中国人は10倍高くするとの看板を設置していたことが2日、分かった。看板を見た人から市に「差別ではないか」などと苦情が寄せられていた。業者は取材に対し「中国人観光客が1人用の椅子に5人座り、壊れたことがある。単に椅子が壊れるから貸したくないだけ。差別ではない」と話した。その上で「今後は対応 -
自動走行システムで新交通網の形と観光まちづくりを!沖縄北谷で実証実験開始
2017/06/27 12:00遠隔操作の実証実験で自動走行する小型電動カート=26日、北谷町沖縄県北谷町と国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は26日、遠隔操作の小型カートが地中に埋め込まれた誘導線上を自動走行する実証実験を開始した。出発式が同日午前、北谷町のうみんちゅワーフで開かれ、町や研究所、経済産業省などの関係者約120人が出席した。実証実験は2018年度まで行われる。高齢者や観光客の新たな移動手段として、注目が -
全国初!沖縄県内1300ヵ所の郵便ポストから観光情報を発信
2017/03/02 13:00(イラスト提供:琉球新報社)日本郵便沖縄支社などは、沖縄県内約1300カ所の郵便ポストに「QRコード付ステッカー」を貼り付け、沖縄観光などの地域情報を発信する。ステッカーにスマートフォンをかざしてQRコードを読み取ると、県が運営するウェブサイト「Be.Okinawa」へリンクし、沖縄観光情報や防災情報などが見られる。これまで京都府舞鶴市や北海道函館市も同様のサービスを実施したが、都道府県単位での取 -
台湾客、沖縄で“日帰りネイル”ー増える体験型観光
2017/02/28 11:00(写真・ビック沖縄提供)沖縄を訪れる外国人旅行客の観光需要が、買い物などを中心とする「モノ消費」から体験を中心とする「コト消費」に変化している。2012年以降、格安航空会社(LCC)の国際定期便への参入などをきっかけに、外国に比べサービスの質が高い県内美容室やネイルサロンなどの利用を目的に来沖する外国人客が増えている。ピーチ・アビエーション(大阪)によると、台湾からの日帰りの外国人観光客もいる。1 -
「読谷」をアジアに売り込めー沖縄地元4社が香港などで共同営業”ハムや泡盛、紅芋菓子に観光PR”
2017/02/21 12:00(写真・琉球新報社)沖縄県読谷(よみたん)村に本社を置く企業4社が、アジアの市場開拓に向け連携して取り組んでいる。連携しているのは沖縄ハム総合食品(オキハム)、比嘉酒造、御菓子御殿、沖縄スカイ観光サービス。“読谷ブランド”と銘打ち、共同で現地営業することで、コストの圧縮や効率的な知名度アップの効果を見込む。オキハムの海外売上高が過去最高となるなど実績も出てきている。取り組みは2年目。県産業振興公社 -
観光客に好評!沖縄食材で料理体験ができる、市場近くにスタジオオープン
2017/01/24 12:00(写真・琉球新報社)那覇市壺屋のサンライズなは商店街に、公設市場などの食材を使用した沖縄料理作りを体験できる“食のスタジオ”「テイストオブオキナワ」がある。主に海外からの観光客を対象に、沖縄の食の魅力を発信している。テイストオブオキナワを経営する沖縄エクスカージョンズの護得久朝晃社長は「海だけではない沖縄の魅力を世界に発信したい」と意気込む。大手商社で働いていた護得久社長が「沖縄のために何かしたい