エッセイの最新ニュース
1 ~25件/121件
-
【「父の日」秘話】檀ふみ 作家父の没後48年で“文学碑”が建立された意外すぎる理由
2024/06/16 06:00《何のその 百年後は 塵芥(チリアクタ) 檀一雄》東京都内に、こんな句が刻まれた御影石の文学碑が建てられたのは今年春のことだったという。檀一雄は“最後の無頼派作家”とも呼ばれ、長編小説『火宅の人』は1986年に映画化されている。「女優でエッセイストの檀ふみさん(70)やエッセイストの檀太郎さん(80)のお父さんとしても知られています。料理にも造詣が深く、エッセイ『檀流クッキング』はロングセラーにな -
「ネットの声にダメージ受けない」鈴木福 芸歴19年目で語る“有名税”との向き合い方
2024/06/15 06:00「俳優業と学業を両立させるため、時間を有効利用するようにしていますね。移動時間に仕事のやり取りも大学のことも、やれることはやって。仕事で得たものを学業で活かして、学業で得たものを仕事に活かす。そのことが、僕にとって一番の力になると思います」こう語るのは、俳優の鈴木福(19)。6月17日、20歳になる鈴木は現役の大学生。そのいっぽうで、すでに芸歴19年目という超ベテラン俳優だ。鈴木は‘06年に若干1 -
好きな水族館1位!桂浜水族館の「おとどちゃん」にインタビュー
2021/11/25 06:00Twitterでのユニークな文章や、笑顔あふれる飼育員の写真から人気が急上昇し、今やフォロワー数21万人超を抱える高知県の桂浜水族館。同館のマスコットキャラで、ツイート担当でもあるおとどちゃんが、その文才を生かしてエッセイ本『桂浜水族館ダイアリー』(光文社・11月25日発売)を出版! あわせて発売されたミニサイズのぬいぐるみは、予約開始30分で完売となるほどの好評ぶり。そんな乗りに乗っているおとど -
上白石萌音が本気エッセイ書下ろし「萌歌の一言に…」
2021/10/03 06:00「中学時代は、思春期ならではの気恥ずかしさから、クラスの誰よりも“慎ましい”タイプだったんです。でも本当は、人前で歌うことも踊ることも大好きで。だからこそ当時は週末に通っていたミュージカルの教室が、そのもどかしさを一気に解消できる場所でしたね。この表現欲と才能はまた別なのだと、のちに思わされもしましたが(笑)」こう話すのは、上白石萌音(23)。女優・歌手として多岐にわたり活動する上白石だが、その素 -
中村倫也「惚れっぽい人になりたい」初エッセイで告白
2021/06/06 06:00「雑誌で連載を始めたのがちょうど、僕自身、役者としての評価や立場が大きく変わった時期でした。この2年で自分の心のあり方みたいなものが変わったと思います」そう語るのは、エッセイ集『THE やんごとなき雑談』(KADOKAWA)を出版した中村倫也(34)。多忙な俳優業のかたわら、文芸雑誌で毎月2,000字の連載をみごとに完遂した。「自分でも常人じゃないと思いますよ。連載の後半は、朝5時に起きて書いてい -
「結婚後も処女、でも子供ほしい」アラサー女性抱えた悩み
2021/03/12 18:42“挿入”ができずに結婚後も処女。けれど子供はほしい――。コミックエッセイ『奥さまは処女』(光文社)が刊行されたばかりの著者うなぎさんは、そんな悩みをもったアラサー女性だった。著書では、「処女」「セックスレス」「妊活」をテーマに悩みや体験などを赤裸々に綴っている彼女だが、現在は“処女のまま妊娠中”だ。性の悩みは人それぞれではあるが、1人のアラサー女性がたどりついた“自分なりの答え”とは――。うなぎさ -
『やまと尼寺』での日常を描いた“ほっこり”四コマエッセイ
2021/03/01 15:50家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。2月22日は“にゃんにゃんにゃん”の猫の日。今回は山奥の尼寺で暮らしている猫たちの面白エピソードなどを描いている『まっちゃん劇場』をご紹介します。■コミックエッセイ『まっちゃん劇場』アラフォー&アラフィフのためのウェブメディア「Go Women,Go!」にて好評連載中。4月下旬に初の著書となる漫画&エッセイ『尼寺のお -
文芸誌が異例の売れ行き!桂浜水族館おとどちゃんエッセイ
2021/02/23 06:00生きものたちを世話する飼育員のひたむきな姿が“イケメン”だと、Twitterでバズりまくっている桂浜水族館! ちょっと変わったマスコットキャラクター“おとどちゃん”は、実は現在『小説宝石』でもエッセイを好評連載中。歯にきぬ着せぬ、しかしあたたかな語り口で大人気のおとどちゃんに、水族館を紹介してもらいましたーー♪■“高知の恥”からの起死回生ヒストリー桂浜水族館は、高知県高知市の名勝「桂浜」の浜辺に建 -
羽田美智子52歳の心境明かす「更年期=人生の転機と捉える」
2020/10/18 06:00「自分が“更年期”といわれる時期に入ってきて、更年期という言葉に私自身、重苦しい、ネガティブなイメージがありました。でも、ある専門家の方の公演で、更年期のことを英語で“change of life”と言うと聞いて、なんてすてきな言葉なんだろう! って。“人生の転機”という意味で捉えると、とたんにポジティブな印象に変わったんです。だから、みなさんにも知ってほしくて……」そう語るのは、エッセイ本『羽田 -
隠し事ができない手越祐也 ありのままでいいのか問題
2020/08/07 18:21手越祐也(32)が8月6日、「隠しながら生きていくのが辛い」とツイートをした。ネットでは、疑問視する声が上がっている。5日発売のフォトエッセイ『AVALANCHE』で、これまで報じられた女性関係を実名で回想している手越。同作にはNEWSを筆頭としたジャニーズメンバーについてつづり、彼らについて持論を展開する一幕も。そういった内容から、厳しい声が上がっていた。そんななか、手越は6日に自身のTwitt -
岸本葉子さん がんになって初めて気づいた“人生で大切なこと”
2020/01/05 06:00人生において訪れるさまざまな転機。なかでも“大きな病気”と向き合うには相当な覚悟が必要です。ここでは、「がん」を経験したことが、その後の生きる糧となった方のお話を紹介。葛藤の日々の先には“新しい私”との出会いがありました。■岸本葉子さん(58)・作家、エッセイスト「仕事のキャリアは“がん後”のほうが長くなりましたが、がんを克服したとはまだまだ言えない、臆病な自分と共生しています」エッセイストとして -
闘病エッセイ発表の堀ちえみ「待ってる」復帰望む声が続々
2019/10/21 22:13タレントの堀ちえみ(52)が10月20日に、闘病生活をつづったエッセイ『Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』の発売イベントを都内で行った。各メディアによると、堀は2月に病気を公表してから約8カ月ぶりにファンと交流したという。そんななか、堀は同日に「本当にありがとうございました。」というタイトルでブログを更新。《青山ブックセンター本店にて、発売された私の本、「Stage F -
最終回にふさわしい「親孝行の絶品レシピ」(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/25 17:00いよいよ「ムスコ飯」、最終回となってしまいました。ぐすん。思えば離婚直後、息子のために日々料理に勤しんでいた父ちゃんのツイッターが話題を呼んで、この連載がスタートすることになったのです。その後、父ちゃんはいろいろなテレビ番組に招かれ、数々の料理を創作してきました。最近では作家か料理人かわからなくなる時もあります(笑)。光文社はじめ多数の出版社からレシピ本を出させてもらい、この連載は187回というも -
ムスコ飯卒業!父子生活5年を振り返る(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/18 17:00もうすぐ息子くん、中学4年生に進級します。フランスは中学が4年間あるんです。あと半年もすると15歳に。シングルファザーになった時、息子は10歳になったばかりでしたから、5年近く経ったことになりますね。私も、シングルファザー5年生になるわけですね。光陰矢の如し。長く続けてきたこの「ムスコ飯」もそろそろ最終回、この秋から新連載がスタートします。今度の連載は人生相談なので、奥様方のお悩みをどしどし募集し -
ルーブル美術館との奇縁(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/11 17:00世界でいちばん入館者数の多い美術館はどこかご存知ですか? その通り、パリのルーブル美術館です。1日に4万人が入館することもあるそうで、年間入館者数は740万人を超えるとか。そのルーブル美術館の一角で、正確には隣接するカルーゼル・デュ・ルーブル内「SHIP'S CAT」展示会場にて、私メ、なんと、先ほど歌わせていただきました。息子とはじめたYouTube「2Gチャンネル」の撮影で、しかもECHOES -
猛暑続きの日本でもサマータイム制には反対!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/09/04 17:00まだまだ残暑が続きますね。今年はパリも猛暑でした。しかし、どうして東京オリンピック・パラリンピックは夏の開催なんでしょう? 夏休みだからかもしれませんが、何せここ最近の日本は(世界もですが)異常気象続きで、夏は信じられないほどに暑すぎますからね。そんな時期に開催して大丈夫なのかと心配になるのは私だけでしょうか?水を差すわけじゃなく'64年の東京オリンピックは秋の開催でした。私が5歳の時のことです。 -
時々ネガティブくらいがちょうどいい(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/08/28 17:00人間はいつでもポジティブでなきゃいけないといいます。ええ、その通り。でも、そうは言ってもね、そう簡単にポジティブになれるのならだれも苦労はしないわけです。人間というのはポジティブな時もあればネガティブな時もある。ずっとネガティブな人だって大勢いるんです。むしろ、ずっとポジティブな人よりも多いのじゃないでしょうか?たとえば、ここにグラスがあり誰かがそこにシャンパンを注いでくれましたが、ちょうど半分の -
人からの信頼を勝ち取る8カ条(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/08/14 17:00人間って、最終的には信頼関係がものを言いますね。信頼関係をないがしろにやってきた人というのは、瞬間的に成功できたとしても、長い目で見ると上手くいきません。私はこの年齢になって、やっと人の信頼の大切さに気付かされております。信頼されている人は豊かに見えますよね。では、どうすれば人の信頼を得られるのか考えてみましょう。まず基本は「言い訳をしない」こと。多少不利になっても、どたばたしている時に言い訳をす -
日仏友好160周年にふさわしいスイーツを考案♪(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/08/07 17:00今年は日仏友好160周年。「ジャポニズム2018」と呼ばれるイベントが来年の2月くらいまでパリの各地で繰り返し催されます。日本では香取慎吾さんの個展が話題になっていますね。パリ中が日本ムードで満開になるということで、在仏16年目になる私ももちろん参加いたします。まず、8月22日から28日まで、ルーブル美術館に併設のカルーゼル・デュ・ルーブルで開催されますSHIPS' CAT展(タイトル未定)、こち -
黄金時代に訪れたスピリチュアルな体験(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/31 17:00先週、占いのことについて書いたエッセイが大反響だったので、もうひとつとっておきのお話をさせていただきます。30代後半のある日のこと。芥川賞を受賞し、『冷静と情熱のあいだ』が累計300万部も売れ、私が歌った『ZOO』がゴールドディスクを獲得、武道館ライブもやって、破竹の勢いの頃のお話です。私は弟が運転する車で仕事先のラジオ局を後にしました。当時は弟がマネージャーだったのです。ラジオ局から出た瞬間、不 -
辻仁成流、占いとの付き合い方(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/17 17:00還暦を迎える来年、大きなコンサートを予定しているのですが、暦を見たら「仏滅」とか「赤口」とかで、あまりいい日が出てきません。そこで占いをやっている友人に相談をしてみたら「え? 辻ちゃん、そういうの信じる方?」と意外がられました。いえ、占いとか風水とか占星術とか実はあまり信じてはおりません。それには理由があるのです。実は離婚した'14年、私にとっては「最高の1年」になるはずでした。名前は言えませんが -
1人でふと考えた「息子が巣立った後の人生」(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/10 17:00息子くん、修学旅行でアルプスに出かけてしまいました。息子がいないともちろん料理もしませんし、片付けもしない。何もする気が起きなくて窓際の椅子に座ります。仕方がないので、人生を振り返ったりしています。さよならだけが人生だ、と言ったのは井伏鱒二でしたか? サヨナライツカ、と言ったのはわたし(笑)。でも、いつかすべての人間にさよならがやって来るのは間違いありません。人間の運命ですからしょうがない。子育て -
夫婦仲が冷め始めた時こそ贈り物を!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/07/03 17:00奥様、ご主人の誕生日に何を贈っていますか? ネクタイやウイスキーやゴルフウエアなんかでもいいのですが、殿方というのは贈り物に鈍感なところがありますね。何を贈ってもだいたい同じ反応が戻ってきます。というか、男性はものをもらうことにあまり慣れておりません。だいたいいつも同じようなものを贈られるせいもあって反応が鈍くなっているのかも。では、ご主人に何を贈れば喜んでもらえるのか? え? もう贈り合わない? -
恋愛先生こと辻仁成、恋人への贈り物を指南!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/06/26 17:00若い友人Sくんに「辻先輩、命がけの恋人に贈るプレゼントで悩んでいます。ご指南ください」と頼み込まれてしまいました。男性が女性に贈るプレゼントのベスト3はバッグ、香水、ジュエリーあたりでしょうか。なぜかと言うと、衣服はサイズ感が分からないので男性は決して選びません。同じ理由で靴はもっと可能性が薄い。事前にサイズをご本人に聞いておくのも野暮ですし。そこで次に男性はバッグを選びます。バッグはサイズで悩む -
息子たちと手作りニョッキ教室♪(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)
2018/06/19 17:00子供の頃、近所のお母さんたちが集まって、わいわいがやがや餃子を作る様子が好きでした。それを家族でつついて食べるのがまた楽しかったなぁ。日本ならば餃子ですが、イタリアだったらニョッキでしょう。うどんを作るのに似ていますが、小さく切ったニョッキをコロコロと手の中で転がして丸くするのはとっても楽しい作業ですよね。今日は近所のお子さんたちを招いて、わたしが先生となってニョッキ作りを指導しました。いちばん年