シリーズ人間の最新ニュース
1 ~25件/663件
-
《竹内涼真さんは現場で多くの提案を》『じゃあつく』お料理担当が明かす味噌汁が“左”に置かれた理由
2025/12/09 06:00『じゃあつく』『ふてほど』『VIVANT』料理を担当したドラマ500本以上のはらゆうこさんが明かすドラマ飯の舞台裏から続く「全体的におかずが茶色すぎるかな(笑)」と地雷発言を引き出した筑前煮。ドラマや映画で使われる料理は、業界用語で“消え物”と呼ばれる。出番は一瞬で、文字どおり食べれば消えてなくなるけれど、存在感は役者並み。作った人の人生や、食べる人への思いを雄弁に語っている。そんな“隠れた名優” -
『じゃあつく』『ふてほど』『VIVANT』料理を担当したドラマ500本以上のはらゆうこさんが明かすドラマ飯の舞台裏
2025/12/07 11:00「台本を理解していますか?」女優からの叱責…。はらゆうこさんが大人気フードコーディネーターになるまでの茨の道から続く「いま、食べたね~?」「今日は“消え物”があるから(朝ごはんを)食べないで来ました!」スタジオに柔らかな笑い声が広がった。カットがかかった瞬間、つまみ食いをする永瀬矢紘(8)に草彅剛(51)がすかさずツッコむ。ほんの短いやり取りなのに、現場の空気がふっと和らぐ。ここは、ドラマ『終幕の -
「台本を理解していますか?」女優からの叱責…。はらゆうこさんが大人気フードコーディネーターになるまでの茨の道
2025/12/07 11:00『じゃあ、あんたが作ってみろよ』『フェイクマミー』(ともにTBS系)、『終活シェアハウス』(NHK)、『新東京水上警察』『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』『小さい頃は、神様がいて』(すべてフジテレビ系)……。今期だけでも数え切れないほどのドラマを担当している、大人気フードコーディネーターのはらゆうこさん。彼女が“料理”に目覚めたのは、幼少期に遡る。出身は埼玉県吉見町。両親と弟、祖 -
《デフリンピックに出場中》亀澤理穂選手「卓球を続けさせてくれてありがとう」 一人娘に捧げたい“感謝のメダル”
2025/11/18 11:00【前編】《デフリンピックで注目》卓球・亀澤理穂選手「補聴器も髪の毛で隠していた」 少女時代の「クラスメートと共感できない」苦悩から続く聴覚障害があるアスリートたちのオリンピック、デフリンピックが初めて日本で開催されている。注目選手の一人、卓球日本代表の亀澤理穂さん(35)は中学1年生のときに、デフリンピックの存在を知り、人生の目標に掲げてきたという。これまで4大会に出場し、メダルを8個も獲得した彼 -
《デフリンピックで注目》卓球・亀澤理穂選手「補聴器も髪の毛で隠していた」 少女時代の「クラスメートと共感できない」苦悩
2025/11/18 11:00聴覚障害があるアスリートたちのオリンピック、デフリンピックが初めて日本で開催されている。注目選手の一人、亀澤理穂さんは、中学1年生のときに、デフリンピックの存在を知り、人生の目標に掲げてきたという。これまで4大会に出場し、メダルを8個も獲得した彼女に、卓球との出会いを聞いた――。東京でも梅雨が明けて、真夏日となった7月19日、TAC杉並区永福体育館(東京都)には朝早くからアスリートが集っていた。「 -
故人の性格や癖までも描く大村さん。絆画を通じて、子どもたちの自死を少しでも減らしたい
2025/11/16 11:00【前編】「息子と一緒にもっと家族写真を撮っておけばよかった」ある母親の心残りが“絆画”作家・大村さんの誕生のきっかけにから続く大村さんはすぐにホームページを立ち上げ、SNSでも「絆画、始めました」と告知。すると以前、似顔絵を描いたことがある女性から、最初の依頼が入る。彼女は再婚目前、事故でお相手に先立たれてしまったという。大村さんは、じっくりと彼女の話を聞いた。「そのうえでウエディングドレスを着た -
「息子と一緒にもっと家族写真を撮っておけばよかった」ある母親の心残りが“絆画”作家・大村さんの誕生のきっかけに
2025/11/16 11:00「この『絆画(きずなえ)』を描くようになって、僕自身もずいぶんと変わったように思います」画用紙に向かい黙々と彩色をしていた男性は、ふと手を止め絵筆を置くと、こちらに向き直るようにしてこう話した。愛知県名古屋市。パソコンや画材が置かれた、こぢんまりとしたアトリエ。その壁には家族の肖像だろうか、色鮮やかな優しい雰囲気の絵が飾られている。大村順さん(40)は、自らを「絆画作家」と名乗っている。だが、そも -
小日向文世 芝居で参考にすることも…父が晩年に見せた“人間の黒い部分”
2025/11/02 11:00【前編】《稽古の後にちょっと飲まない?》小日向文世が明かす11歳年下の劇団後輩妻とのなれそめから続く10月31日に公開された坂口健太郎(34)の主演映画『盤上の向日葵』。坂口演じる天才棋士の恩師役で出演するのは名優・小日向文世さん(71)だ。映画にドラマに引っ張りだこの小日向さんは、意外にも遅咲き。‘77年に『オンシアター自由劇場』に入団し舞台を中心に活躍した後、’00年、三谷幸喜作『オケピ!』へ -
《稽古の後にちょっと飲まない?》小日向文世が明かす11歳年下の劇団後輩妻とのなれそめ
2025/11/02 11:00「松野家は没落した武家でとても貧乏ですけど、しじみ汁を家族で飲んで大笑いしている。とても愛すべき温かな家族だなと思います」明治時代に来日して『怪談』などの名作を生み出した小泉八雲と、彼を支えた妻の小泉セツがモデルのNHKの連続テレビ小説『ばけばけ』。ヒロインの松野トキ(髙石あかり)の祖父で、元上級武士だった松野勘右衛門を演じているのが、小日向文世さん(71)だ。勘右衛門は武士の格を何より尊び、明治 -
「3日ほど前に、NHKから知らされました」小泉八雲のひ孫が明かす、『ばけばけ』モデル・セツへの“思い”
2025/10/26 11:00「いったい何じゃ!? 提灯の光を照らすと、そこには血が広がっていた」「芳一の耳はもぎ取られ、血が滴り落ちている……」ロウソクがゆらめく薄暗い部屋で、トキ(髙石あかり)がヘブン(トミー・バストウ)におどろおどろしく怪談話を聞かせるシーンで始まった、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』。今期の朝ドラでトキのモデルとなっているのが、イギリス国籍で、日本に帰化した作家の小泉八雲の妻・セツだ。島根県松江市にある -
「その掃除はあなたの病気です」とセツに激怒、東京は「地獄」呼び…『ばけばけ』モデル・小泉八雲の「癇癪持ちな素顔」
2025/10/26 11:00【前編】「3日ほど前に、NHKから知らされました」小泉八雲のひ孫が明かす、『ばけばけ』モデル・セツへの“思い”から続くハーンは中学校ではヘルン先生と慕われ、『松江日報』にも、日本文化を理解し、和装や和食を好む外国人と好意的に報じられている。「また、日本では、小柄な身長でもコンプレックスを抱かずにすんだので、居心地がよかったのかもしれません」(伊藤さん)間もなく、2人は事実婚。富田旅館から一軒家へ転 -
美輪明宏が「天才」と評するアーティスト・田村大 無名のころからブレない“こだわり”
2025/10/13 11:00米国プロバスケットボールリーグ・NBA公認イラストレーターの肩書を持ち、野球やサッカーのほか、あらゆるプロスポーツから依頼が日々殺到する、アーティストの田村大さん(42)。先に行われた東京2025世界陸上では、アディダス社からの依頼で出場選手10人のイラストを描いた。それだけでなく、HUBLOT、FENDI、ポルシェ、トヨタ、ナイキ、森永製菓……といったハイブランドや一流メーカーからのオファーもひ -
世陸金メダリストも絶賛のアーティスト・田村大 飛躍かなえた“カリスマ経営者”への「無謀なアプローチ」
2025/10/13 11:00【前編】美輪明宏が「天才」と評するアーティスト・田村大 無名のころからブレない“こだわり”から続く2020年にスポーツ紙からの依頼でフィギュアスケート界のレジェンド・浅田真央の30歳記念特別イラストを手掛けるなど、スポーツアートのトップランナーである田村大さん(42)。米国プロバスケットボールリーグ・NBA公認イラストレーターの肩書を持ち、野球やサッカーのほか、あらゆるプロスポーツから依頼が日々殺 -
〈人がキレイになる過程が何よりの喜び〉72歳カリスマ美容部員が41年間の接客で感じた“美容のパワー”
2025/09/28 11:00【前編】「街中の奥さんにキレイになる楽しさを」72歳の美容部員が山間部の町で“日本一”の売り上げを誇るまでの道のりより続く「化粧品は、ただ売ればいいというわけじゃないの。それで皆さんにキレイになっていただかないと、意味がない」安達太陽堂薬局(以下、安達太陽堂)の専務を務める、長谷川桂子さん(72)。1998年から12年連続で、カネボウの化粧品ブランド『トワニー』の製品売り上げ日本一に輝き、2010 -
「街中の奥さんにキレイになる楽しさを」72歳の美容部員が山間部の町で“日本一”の売り上げを誇るまでの道のり
2025/09/28 11:00岡山県岡山市から車で走ること1時間強、人口2万5千人ほどの新見市にたどり着く。濃い緑の山々に囲まれた市の中心エリアには約3千人が暮らすというが、昼過ぎなのに人通りは少ない。市民の10人に4人は65歳以上と高齢化が進むこの場所に、創業97年の「安達太陽堂薬局」がある。広さ110坪ほどの安達太陽堂薬局は、化粧品、薬、日用雑貨を販売する。外観は、どこの地方にもありそうな、昔ながらの店構え。道すがら大型ド -
《初単独ライブ開催》柳沢慎吾“芸能界引退”を救った樹木希林さん「まさかの一言」
2025/09/20 11:00「芝居がしたくて、この世界に入ったけど、今はこっちも楽しいですね。去年、『笑点』(日本テレビ系)で『ひとり甲子園』を演じたところ、それを見た関係者の方にお話をいただきました。今までファンの人と一緒の時間を過ごす機会がなかったから、うれしいですよ」還暦を過ぎても、柳沢慎吾(63)の挑戦は終わらない。9月21日から2日間、初の単独ライブ「THE 柳沢慎吾劇場」を開催する。チケットには申し込みが殺到。追 -
《知られざる結婚生活33年》柳沢慎吾「妻の誕生日には毎年、赤いバラ50輪」1週間口を聞かない夫婦ゲンカも
2025/09/20 11:00【前編】《初単独ライブ開催》柳沢慎吾“芸能界引退”を救った樹木希林さん「まさかの一言」から続く約3時間の取材中、立ち上がっての実演23回、効果音や音楽付きでの説明103回、ものまね再現63人(一般人含む)……俳優・柳沢慎吾(63)はテレビと全く変わらないどころか、それ以上のテンションでしゃべりまくった。一方で時折、真剣な表情で語る姿もあった。なぜ、群雄割拠の芸能界で46年も生き残れるのか。役者、タ -
障害のある息子とスタンダップコメディを――62歳女性が開くライブにアフリカからもゲストが訪れる理由
2025/09/07 11:00「ここは、人生のハードルを下げられる場所。見て、しゃべって、笑って、泣いて、怒って、自分の弱みをさらけ出してください」7月12日午後2時。東京都東大和市の多摩湖にも近い住宅街の一軒家。その2階のリビングが「多摩スタンダップコメディクラブ」の会場だ。毎月第2土曜日の開催、料金はフリーの投げ銭制で、観客として見るだけでなく、誰でもパフォーマーとして参加できる。1年前にここを立ち上げのが、主婦で介護福祉 -
「笑えない世界を笑おう」――障害のある息子とスタンダップコメディに挑む62歳女性が世間に知ってほしい“当たり前のこと”
2025/09/07 11:00東京都東大和市の多摩湖にも近い住宅街の一軒家。その2階のリビングが「多摩スタンダップコメディクラブ」の会場だ。毎月第2土曜日の開催、料金はフリーの投げ銭制で、観客として見るだけでなく、誰でもパフォーマーとして参加できる。スタンダップコメディとは、マイク1本を手に、ユーモアや風刺の利いた時事ネタなどで観客を楽しませる話芸。欧米を中心に根強い人気だが、最近は日本でも頻繁にライブが催されるなど、注目のエ -
《殺処分寸前のトイプードルを警察犬に》鈴木博房さん トラウマと嘲笑に負けなかった“子犬と指導士の12年事件簿”
2025/08/31 11:00【前編】トイプードルを敏腕の警察犬に育て上げた鈴木博房さん 大企業に入社するも30代後半で指導士の道を選んだワケより続くある日、期せずして殺処分寸前のトイプードルを保護した、警察犬指導士の鈴木博房さん(75)。のちに「アンズ」と名付けられることになるその犬は、過去の飼い主から受けたつらいトラウマを抱えていた。警察犬といえば、シェパードやドーベルマンなど、体躯のよい犬種ばかり。こんな小さな犬が警察犬 -
トイプードルを敏腕の警察犬に育て上げた鈴木博房さん 大企業に入社するも30代後半で指導士の道を選んだワケ
2025/08/31 11:00茨城県在住の鈴木博房さん(75)は、40年のキャリアを持つベテランの警察犬指導士。彼の腕にちょこんと乗った白いトイプードル――「アンズ」という名前の可愛らしいこの子犬も、なんと今年で12歳を迎えた現役の警察犬なのだ。これまでに歴代15頭のシェパードと、3頭のトイプードルを警察犬に育て上げてきた鈴木さんの指導士人生に迫る。■発見がもう少し遅れていたらあわや転落死…アンズの鼻が命を救ったフゴフゴフゴ… -
夏の甲子園に負けない熱気!「山田西リトルウルフ」の棚原安子さん、少年野球チームを率いて50年
2025/08/23 06:00【前編】甲子園が目標ではない 少年野球チームを率いる「おばちゃん」の教育論「子どもは自分でせな、あかん」から続く「ほら、そこ! ボールを捕ったらどうするん? 試合やったら、ファーストにボール、放らなあかんねんで。そこを考えながら、受けようや。『捕ったあとは俺、知らん』じゃ、あかんねんて。おばちゃん、ちゃんと見てるんやで! わかった!?」この日もグラウンドでは、力強くノックバットを振る安子さんの姿が -
甲子園が目標ではない 少年野球チームを率いる「おばちゃん」の教育論「子どもは自分でせな、あかん」
2025/08/23 06:00「誰が見てると思うてるん? おばちゃんやろ!!」夏の太陽が照りつけるグラウンド。ユニホーム姿の数十人の子どもたちの輪の中心に、その人はいた。すっかりしわがれてしまった年季の入った声で、額の汗を拭おうともせず、彼女は子どもたちにハッパをかけ続けていた。「おばちゃんが後ろで見てんねん、あなたがたがどんだけ一生懸命やってるかを! 一球でもいいから、懸命に練習している姿を見せろや! それが積み重なったらど -
「中国兵の遺体が鎖に繋がれて」桑原征平さん語る戦争トラウマ「日記を読んで、父が暴力的だった理由がわかった気がした」
2025/08/10 11:00【前編】殴られるたび母は「優しかったお父ちゃんにいつか戻らはる」と…桑原征平さん明かす「父を変えた戦争のトラウマ」から続く「戦後80年の今こそ、改めて戦争の真実を伝えなあかんと思っているんです」。そう語るのは関西テレビの名物アナウンサーだった桑原征平さん(81)だ。征平さんの父は1938年から1年間従軍していた。「出征前の父は優しかった」と母はたびたび語ったが、征平さんが知る父は、ほとんど働かず、 -
殴られるたび母は「優しかったお父ちゃんにいつか戻らはる」と…桑原征平さん明かす「父を変えた戦争のトラウマ」
2025/08/10 11:00父と息子。よく似た2つの面影。だが、歩んだ人生は対照的だった。片や、快活な性格と抜群の“しゃべり”で多くの人を魅了してきた息子。片や、苛烈な暴力で家族を苦しめ続けた父。しかし、桑原征平さんは思う。もし戦争がなかったら、父は自分のような優しい性格だったのではないか。あるいは自分も戦争に行っていたとしたら、父のようになったのではないか。戦後80年、いまも消えない戦争トラウマの影響を問う。■「母はいつも