シリーズ人間の最新ニュース
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編曲家・船山基紀語る「ジャニーさんと、音楽に驚きを求めて」
2019/10/17 11:00「お別れ会の随所に、ジャニー喜多川さんが好きな銀のテープやパーン! という派手な演出があったよね」ジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会をそう振り返るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩った多くの曲のアレンジを手 -
『SHOCK』編曲家明かす「堂本光一に託されたジャニーさんの夢」
2019/10/17 06:00「『SHOCK』が始まったとき、舞台はジャニーさんの道楽とかいう人もいました。当時は、CDが売れなかったら、舞台に客が入ってくれない。だから、CDを一生懸命売っていた。でも、だんだんと逆になっていった。いまは舞台を楽しむためにCDを買う。CDが売れない時代になっても、(堂本)光一くんの舞台は即完売ですよ。本当にジャニー(喜多川)さんの先を見通す目はすごい」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ -
日本を代表する編曲家・船山基紀が驚いた「TOKIO長瀬の才能」
2019/10/17 06:00「これまで多くのアーティストと仕事をしてきましたが、TOKIOの長瀬智也とKinKi Kidsの堂本光一の実力には、驚かされました」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩ってきた多くの曲のアレンジを行い、堂本光 -
太宰牧子さん「乳がん確率7割。遺伝性と診断された私の選択」
2019/10/07 11:009月2日、太宰牧子さん(50)はリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)を受けたばかりだったが、病室を見舞った記者を、ベッドではなく椅子に座って、出迎えた。とはいえ、さすがに術後の痛みは多少あるのだろう。椅子には浅く腰掛け動作もゆっくりだ。「手術は順調に終わりました。出血もなかったようですし。ただ、腹腔鏡だったから、おなかのなかにガスを注入しての手術なので、おなかがパンパンで。食欲はあるのに、ご飯が食 -
太宰牧子さん「遺伝性がん。私には、乗り越える自信がある」
2019/10/07 11:00「手術は順調に終わりました。出血もなかったようですし。ただ、腹腔鏡だったから、おなかのなかにガスを注入しての手術なので、おなかがパンパンで。食欲はあるのに、ご飯が食べられないですね」そう言うと、太宰牧子さん(50)は笑顔でおどけてみせた。「妊娠していたら、こんなだったんだろうなというぐらいパンパン」その前日の9月2日、太宰さんはリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)を受けたばかりだったが、病室を見舞 -
長野智子、不妊治療で子供ができなかったからやれること
2019/09/30 11:00「先週、ヨルダンから帰国したばかりなんです。終わりの見えない内戦が続くシリアでは多くの難民が安全を求めて国境を越え、ヨルダンの難民キャンプで生活しています。その多くは子どもたちです。私が訪れた難民キャンプでは100%電気が供給されるなど、ライフラインは改善されていますが、恵まれない状況に変わりありません」真っすぐな瞳で語るのは、報道キャスター・長野智子さん(56)だ。世界の難題の最前線で飛び回って -
長野智子、仕事との両立にもがき続けた不妊治療8年
2019/09/30 11:00世界の難題の最前線で飛び回っている、報道キャスター・長野智子さん(56)。現在、『サンデーステーション』(テレビ朝日系)の報道キャスターに加えネットニュースサイトの「ハフポスト日本版」編集主幹。並行して国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所の日本における公式支援窓口)の報道ディレクターとしての活動にも心血を注いでいる。「'00年に鳥越俊太郎さんの『ザ・スクープ』(テレビ朝日系)に参加した私は -
海老名香葉子 100歳まで平和を訴え続ける決意の理由
2019/09/23 11:008月31日、東京・浅草演芸ホールで行われた「第38回初代林家三平追善興行」。高座に上がる前の落語家たちが、楽屋を訪れては、誰もが親しみを込めて“おかみさん”と呼ぶ故・初代三平師匠夫人の海老名香葉子さん(85)に挨拶をしていく。落語ファン以外にも、エッセイストやコメンテーターとしてもおなじみの顔だ。40人もの弟子たちのなかには、祖父の名跡を継いだ長男の九代正蔵さん(56)、次男の二代三平さん(48) -
海老名香葉子 焼け跡から家族の遺骨がみつからず…明かす原点
2019/09/23 11:00「昭和21年から、私は毎年3月10日に、東京大空襲にゆかりのある場所を歩き続けています。最初は一人でしたが、その後、結婚して夫と歩いたときは、『かわいそうだったね、カヨコ』と言いながら声に出して泣いてくれました」故・初代三平師匠夫人の海老名香葉子さん(85)は、落語ファン以外にも、エッセイストやコメンテーターとしてもおなじみの顔だ。夫亡きあとも、幾多の波乱を乗り越えながら、おかみさんとして、噺家の -
浅香山親方の妻が明かす「がん手術前、弟子たちから激励メールが」
2019/09/13 06:00「おかみは母親代わりと言われますが、『子育て経験のない夫婦が若い男の子を預かって何ができるのか?』と周囲に思われるのでは、と自信がなかったんです。でも、この6年でプラスに考えられるようになりました。ほかの部屋のおかみさんは子育てで忙しくて大変だろうけど、私は子どもがいないぶん、暇だけはある。最近では、『子どもがいないからこそ、あなたたちに目を掛けられるんだからね!』なんて言ってるんですよ」38歳ま -
元大関・魁皇の妻 親方と弟子の愛で二度目のがんを乗り切る!
2019/09/13 06:00「彼が入門してきたときからの、いろいろなことを思い出して感動しちゃいました。最近涙もろくて、すぐに泣けてきちゃうんですよ」7月の名古屋場所終了後、晴れがましい愛弟子の姿を目にし、涙ぐむ女性の姿があった。大勢の報道陣を前に、浅香山親方(47・元大関・魁皇)と並び、新十両昇進を決めた弟子の魁勝(24)が、緊張気味に会見に臨んでいる。どこか心配そうに、ときにしっかりと目に焼きつけるよう見守っているのは、 -
「脱北」経験ある日本人妻が明かす「私が北朝鮮を訴えた理由」
2019/09/06 15:50'59年に始まった、日本から北朝鮮への帰国事業。当時“地上の楽園”とうたわれ、在日朝鮮人とその日本人妻、子どもらが大勢、海を渡った。しかし、その地で待っていたのは飢えと病院に薬もない地獄の日々だった。日本人妻の1人、斎藤博子さん(78)は、家族の命を守ろうと働きづめの日々を送るが、夫や子どもは次々と死んでいく。行き詰った斎藤さんは、まず1人で脱北し、帰国。政治家は当てにならないと、日本から北朝鮮で -
18年前脱北した日本人妻 斎藤博子さん「子供守る、飢えとの闘い」
2019/09/06 11:00「北朝鮮は、“地上の楽園”だといわれていました。学費も医療費も無料。家も家具もすべて用意するから、身ひとつで来たらいい、と。それなのに、楽園どころか地獄でした。いや、地獄より、もっと怖いところです。残してきた子ども6人のうち、4人は亡くなったけど死に顔も見られませんでした。いつ、どこで死んだのか、わからない子もいる。それがいちばん心苦しくて……」斎藤博子さん(78)は、ごつごつと骨張った手をさすり -
小林綾子「10歳で演じた『おしん』が人生を決めた」
2019/08/31 06:00「『なつぞら』の収録で、初めて山田家のセットに入った瞬間、開拓移民で貧しい生活なんですが、あれ、この場所、どこかで見たことあると思ったんです。囲炉裏があって、むしろが敷いてあって、土間があって……『あ、おしんの家だ!』って。雰囲気が似ていたんですね。また朝ドラの現場に帰ってきたんだなぁと、ひとり、懐かしさに浸っていました」女優の小林綾子さん(47)は、現在、放送中のNHKの連続テレビ小説『なつぞら -
小林綾子『なつぞら』で叶えた夢「いつか朝ドラに戻りたい」
2019/08/31 06:00“おしん”役として10歳で飛び込んだ「朝ドラ」の現場は過酷だった。厳冬の山形の最上川でいかだに乗るシーン。胸まで積雪がある雪道を山の上まで登るシーン。命がけの現場でプロ意識をたたきこまれた。小林綾子のけなげな演技は感動を呼び、最高視聴率62.9%。海外でもイランで視聴率90%を記録するなど大ブームに。その後、留学や離婚を経て役者を続け、今年、100作目の『なつぞら』で朝ドラに戻ってきた――。「『な -
元ジブリアニメーターの女性が『なつぞら』に抜擢された意味
2019/08/16 06:00東京の中央線西荻窪駅から徒歩3分。信用金庫のビルの4階に「ササユリカフェ」はある。白で統一された店内は清潔感にあふれ、半アーチ形の天井もオシャレだ。テラス席には色とりどりの花が咲き乱れ、見上げれば青い空。そこは、空の広さと風を感じる居心地のよい場所だった。店内のテーブルには、放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』(月〜土)の台本がうずたかく積まれている。この店のオーナー・舘野仁美さん(58)は、 -
ジブリで学んだ“宮崎駿のリアル”『なつぞら』スタッフが明かす
2019/08/16 06:00東京の中央線西荻窪駅から徒歩3分。信用金庫のビルの4階に「ササユリカフェ」はある。店内のテーブルには、放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』(月〜土)の台本がうずたかく積まれている。この店のオーナー・舘野仁美さん(58)は、『なつぞら』のアニメーション監修だ。朝ドラ100本目の本作は、戦災孤児の奥原なつ(広瀬すず)が、北海道の酪農一家に愛情深く育てられ、やがてアニメーターを目指して上京。日本アニ -
端役人生70年!俳優・加藤茂雄さんと巨匠・黒澤明監督との絆
2019/08/05 11:0070年ものキャリアを誇る俳優・加藤茂雄さん(94)。しかし、その名を聞いても、多くの読者はピンとこないことだろう。それもそのはずで、加藤さんは決してスターではない。いわゆる「大部屋俳優」の1人だ。戦後、日本映画が隆盛を極めた時代。加藤さんは東宝の専属として数多の名作に出演してきた。専属を解かれて以降は、テレビドラマにも活躍の場を広げた。これまでに演じた役は、優に千を超す。とはいえ、そのほとんどはセ -
端役人生70年、加藤茂雄さん「僕の俳優人生は黒澤明監督のおかげ」
2019/08/05 11:00「こんなに大勢の人が見に来てくれるなんて、本当にびっくりだよ」うれしそうに白い歯をのぞかせてはいたものの、思いもよらぬ“大入り”に、ベテラン俳優はどこか、たじろいでいるようにも見えた。6月1日、梅雨入り間近の神奈川県鎌倉市。材木座海岸にほど近い光明寺には、いつにも増して多くの人が集まっていた。人々の目当ては、地元・鎌倉が舞台の新作映画。やはり地元出身で、この寺にも縁のある俳優が主演をつとめ、この日 -
父からの性虐待、母が全力で守ってくれたら――
2019/07/29 11:00「被害を誰かに打ち明けたときに、『抵抗できたはず』『どうして周りに相談しなかったの?』などと言われると、〈私が悪かったんだ〉と、自分を責め続けてしまいます。そのことは、親から性虐待を受けたという事実以上に、被害者を苦しめます」そう話す宮本ゆかりさん(49)。香川県高松市在住の宮本さんは4歳から中学2年生まで、実父から“性虐待”を受けていた。自分と同じような被害者を出したくない。そんな思いから、'1 -
父から受けた性虐待体験をもとに被害者を救う!
2019/07/29 11:00父から受けた性虐待の、もっとも古い記憶は4歳当時のもの。中学の保健体育の授業で初めて、父から子どもをつくる行為をされていたと知った宮本ゆかりさん(49)。父だけではなく、幼い娘が抵抗できないのを見て見ぬふりをしてきた母の態度が、性虐待が終わった後も宮本さんを苦しめ続けた。家庭の外では言い出しにくい性被害。宮本さんは、ブログで自分の経験をさらけ出しながら、自分と同じ性虐待に苦しむ被害者を救おうと動き -
チャゲ語る「チャゲアス再開に向け、声も体も鍛えてる」
2019/07/16 11:00「このくらいのキャパだと全員の顔が見られます。チャゲアス時代は1万人クラスの大きい会場だったから、ファンとこんなに近くで触れ合えるのは、うれしいですよ」4月某日、都内にある多目的ホールで行われたチャゲのファンミーティング。ステージ上のチャゲ(61)は終始、満面の笑みだった。写真撮影に始まり、チャゲとのデュエットやハグ、ツーショット権がもらえるゲームコーナーへと続く。熱い交流の後は、アコースティック -
チャゲが語るデビュー40年「もう一度、ASKAと一緒に歌を!」
2019/07/16 11:00'09年の無期限活動休止から10年。ASKA(61)は「チャゲアス」の解散を要求し続けているという。しかしチャゲ(61)には二人でステージに立たなければならない理由があった。ASKAの薬物使用で中止になった活動再開と、チャゲアスの“聖地”と呼ばれた代々木体育館でのライブを実現したい。もう一度原点に返ってやり直せれば――。「自分のなかで解散は考えたことはありません。CHAGE and ASKAは俺の -
渡辺美佐子 反戦朗読劇の原点は、原爆で奪われた“初恋の人”
2019/07/08 16:00真っ赤なほっぺに、ぱっちりした目のかわいらしい男の子は、爆心地にいた。遺体、遺品はおろか、最期を目撃した者さえいなかった。渡辺さんはその初恋の人への思いを胸に、34年間、原爆の朗読劇を続けてきた。それも今年で最後になる――。6月24日の東京・日本橋劇場。朗読劇『夏の雲は忘れない ヒロシマ・ナガサキ一九四五年』が今年も幕を開けた。朗読劇の端緒は1985年、戦後40年という節目の年のこと。演出家の木村 -
渡辺美佐子 朗読劇を続け34年、子どもたちに語り継ぐ「私の原爆」
2019/07/08 11:00灼熱の爆風に体を焼かれ、がれきの下敷きとなって息絶えていった子どもたち。短い人生の最後、子どもらが残した思いの丈を、女優たちはその身に引き受けるように、静かに語り、ときには呻きまた、ときには叫ぶ。短くも重たい惜別の言葉の数々が、言霊となって見る者の胸に迫る――。6月24日の東京・日本橋劇場。朗読劇『夏の雲は忘れない ヒロシマ・ナガサキ一九四五年』が今年も幕を開けた。朗読劇の端緒は1985年、戦後4