シリーズ人間の最新ニュース
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水泳金メダル候補・瀬戸大也の操縦法 妻・優佳さんが明かす
2019/11/18 11:00’20年の東京五輪で金メダル最有力といわれる男子水泳・瀬戸大也選手(25)。2年前の結婚以来、成績も安定し7月の世界水泳選手権でも、個人メドレー200mと400mで金メダルを獲得。快進撃は元水泳飛込日本代表で妻の優佳さん(24)の存在なしには語れない。「彼の第一印象ですか? 子どもっぽいなと(笑)。いえ、悪い意味ではなく、何に対しても素直で、無邪気なイメージでした。今も変わってないですね。私にない -
瀬戸大也の妻・優佳さん 22歳結婚で誓った「夫に金メダルを!」
2019/11/18 11:003年前のリオ五輪。競泳400m個人メドレーの金メダル最有力候補として、当時22歳の瀬戸大也選手(25)はレースに臨んだ。しかし、金メダルに輝いたのは盟友の荻野公介選手だった。瀬戸選手は銅メダルーー。「試合後、大也はすごく落ち込んでいたんです。オリンピックの銅メダル獲得は、私からすれば、とんでもなく素晴らしい成績なんですが、本人がめざしていた色とは違った。その落ち込みようを見て、私も気持ちが重くなっ -
元プロテニス選手が体験した「天皇ご一家“愛のラリー”」
2019/11/11 11:00ポーン、ポーン! 高く昇った太陽のもと、テニスコートにボールを打ち合う快音が響く。ラケットを手に、ダブルスを組まれた天皇皇后両陛下のお相手を務めるのは、佐藤直子さん(64)だ。日本プロテニス協会に登録した初の女子プロテニスプレーヤーであり、現在は、日本スポーツ協会の監事を務めている。陛下が力強いストロークを打ち込まれると、佐藤さんも力が入る。思わず「えい! えい!」と、声を出して打つ佐藤さんを、雅 -
天皇ご一家とプレーする元プロテニス選手の先駆者人生
2019/11/11 11:00「天皇ご一家とのテニスは毎回、とても楽しく、感謝の時間です。自分のために一生懸命向き合うテニス、若い世代に教えるためのテニスとはまた違って、和やかで、純粋な趣味としてのテニスを楽しめますから」佐藤直子さん(64)は、日本プロテニス協会に登録した初の女子プロテニスプレーヤー。現在は、東京国際大学客員教授で、日本スポーツ協会の監事を務めている。天皇陛下とは30年以上前から、定期的にプレー。ご成婚後に雅 -
65歳まで現役貫いた元全日空CA 8000人の後輩に「輝き方」伝え
2019/11/04 11:00「アテンション・プリーズ……、ANA231便、ブリュッセル行きは、ただいまご搭乗の最終案内をいたしております。47番ゲートより、ご搭乗ください……」繰り返し流れる、旅情をかき立てるアナウンス。大きなスーツケースを積み重ねたカートが所狭しと行き交い、航空会社のカウンターには、パスポートを手にした旅行者の長い列ができていた。ここは成田国際空港、第1ターミナル南ウイング。出発便の運行情報を表示する電光掲 -
ANA客室乗務員で45年 通算飛行時間3万750時間29分での出会い
2019/11/04 11:00大宅邦子さん(65)は’74年、20歳で入社して以来、ANA一筋、客室乗務員(CA)一筋で、世界の空を飛んできた。’85年にはANAの国際線立ち上げのプロジェクトに最年少で抜擢。以降、おもに国際線のファーストクラスを担当しながら、客室全体の責任者・チーフパーサーとして、最上級のおもてなしを提供し続けてきた。ちょうど1年ほど前の昨年11月。ラストフライトを無事に終え、大宅さんはANA初の、定年退職ま -
新朝ドラヒロイン“モデル”陶芸家・神山清子さんの壮絶半生
2019/10/28 11:00「ここに展示してるんは、ぜ〜んぶ穴窯で焼いたもの。でも、同じ土、窯で焼いてても、それぞれたき方が違うから……、ほら、見て。色も光沢もみな、全然違うやろ」記者に向かって解説を続けるうちに、口調はどんどん熱を帯びていった。粛然とした会場に、まくし立てるように話す神山清子さん(83)の関西弁が、響き渡っていたーー。8月末。滋賀県草津市の「草津クレアホール」では陶芸家の神山清子さんと長男・賢一さんによる親 -
新朝ドラヒロイン“モデル”女性、長男の白血病で決めた覚悟
2019/10/28 11:008月末。滋賀県草津市の「草津クレアホール」では陶芸家の神山清子さん(83)と長男・賢一さんによる親子展が開催されていた。「ここに展示してるんは、ぜ〜んぶ穴窯で焼いたもの。でも、同じ土、窯で焼いてても、それぞれたき方が違うから……、ほら、見て。色も光沢もみな、全然違うやろ」御年83歳の神山さんは、女性陶芸家の草分け。日本六古窯に数えられる“焼き物の郷”信楽で本格的に作陶を始めたのは、もう半世紀以上も -
少年隊からキンプリまで、編曲家語る「ジャニーさんの思い出」
2019/10/17 11:00「ジャニー喜多川さんが好きなサウンドは“派手”。でも、ただ派手なだけじゃダメで、そこにこれまで聴いたことのない、『えっ?』という“驚き”が必要なんです。それこそ、車が宙を舞うような、ラスベガスの手品師みたいなことを、求められてきたわけですよ。たとえば、King&Princeの『シンデレラガール』もね……」数台のモニターに囲まれるように置かれたキーボードを前に、編曲家・船山基紀さん(68)は語り始め -
編曲家・船山基紀語る「ジャニーさんと、音楽に驚きを求めて」
2019/10/17 11:00「お別れ会の随所に、ジャニー喜多川さんが好きな銀のテープやパーン! という派手な演出があったよね」ジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会をそう振り返るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩った多くの曲のアレンジを手 -
『SHOCK』編曲家明かす「堂本光一に託されたジャニーさんの夢」
2019/10/17 06:00「『SHOCK』が始まったとき、舞台はジャニーさんの道楽とかいう人もいました。当時は、CDが売れなかったら、舞台に客が入ってくれない。だから、CDを一生懸命売っていた。でも、だんだんと逆になっていった。いまは舞台を楽しむためにCDを買う。CDが売れない時代になっても、(堂本)光一くんの舞台は即完売ですよ。本当にジャニー(喜多川)さんの先を見通す目はすごい」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ -
日本を代表する編曲家・船山基紀が驚いた「TOKIO長瀬の才能」
2019/10/17 06:00「これまで多くのアーティストと仕事をしてきましたが、TOKIOの長瀬智也とKinKi Kidsの堂本光一の実力には、驚かされました」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩ってきた多くの曲のアレンジを行い、堂本光 -
太宰牧子さん「乳がん確率7割。遺伝性と診断された私の選択」
2019/10/07 11:009月2日、太宰牧子さん(50)はリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)を受けたばかりだったが、病室を見舞った記者を、ベッドではなく椅子に座って、出迎えた。とはいえ、さすがに術後の痛みは多少あるのだろう。椅子には浅く腰掛け動作もゆっくりだ。「手術は順調に終わりました。出血もなかったようですし。ただ、腹腔鏡だったから、おなかのなかにガスを注入しての手術なので、おなかがパンパンで。食欲はあるのに、ご飯が食 -
太宰牧子さん「遺伝性がん。私には、乗り越える自信がある」
2019/10/07 11:00「手術は順調に終わりました。出血もなかったようですし。ただ、腹腔鏡だったから、おなかのなかにガスを注入しての手術なので、おなかがパンパンで。食欲はあるのに、ご飯が食べられないですね」そう言うと、太宰牧子さん(50)は笑顔でおどけてみせた。「妊娠していたら、こんなだったんだろうなというぐらいパンパン」その前日の9月2日、太宰さんはリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)を受けたばかりだったが、病室を見舞 -
長野智子、不妊治療で子供ができなかったからやれること
2019/09/30 11:00「先週、ヨルダンから帰国したばかりなんです。終わりの見えない内戦が続くシリアでは多くの難民が安全を求めて国境を越え、ヨルダンの難民キャンプで生活しています。その多くは子どもたちです。私が訪れた難民キャンプでは100%電気が供給されるなど、ライフラインは改善されていますが、恵まれない状況に変わりありません」真っすぐな瞳で語るのは、報道キャスター・長野智子さん(56)だ。世界の難題の最前線で飛び回って -
長野智子、仕事との両立にもがき続けた不妊治療8年
2019/09/30 11:00世界の難題の最前線で飛び回っている、報道キャスター・長野智子さん(56)。現在、『サンデーステーション』(テレビ朝日系)の報道キャスターに加えネットニュースサイトの「ハフポスト日本版」編集主幹。並行して国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所の日本における公式支援窓口)の報道ディレクターとしての活動にも心血を注いでいる。「'00年に鳥越俊太郎さんの『ザ・スクープ』(テレビ朝日系)に参加した私は -
海老名香葉子 100歳まで平和を訴え続ける決意の理由
2019/09/23 11:008月31日、東京・浅草演芸ホールで行われた「第38回初代林家三平追善興行」。高座に上がる前の落語家たちが、楽屋を訪れては、誰もが親しみを込めて“おかみさん”と呼ぶ故・初代三平師匠夫人の海老名香葉子さん(85)に挨拶をしていく。落語ファン以外にも、エッセイストやコメンテーターとしてもおなじみの顔だ。40人もの弟子たちのなかには、祖父の名跡を継いだ長男の九代正蔵さん(56)、次男の二代三平さん(48) -
海老名香葉子 焼け跡から家族の遺骨がみつからず…明かす原点
2019/09/23 11:00「昭和21年から、私は毎年3月10日に、東京大空襲にゆかりのある場所を歩き続けています。最初は一人でしたが、その後、結婚して夫と歩いたときは、『かわいそうだったね、カヨコ』と言いながら声に出して泣いてくれました」故・初代三平師匠夫人の海老名香葉子さん(85)は、落語ファン以外にも、エッセイストやコメンテーターとしてもおなじみの顔だ。夫亡きあとも、幾多の波乱を乗り越えながら、おかみさんとして、噺家の -
浅香山親方の妻が明かす「がん手術前、弟子たちから激励メールが」
2019/09/13 06:00「おかみは母親代わりと言われますが、『子育て経験のない夫婦が若い男の子を預かって何ができるのか?』と周囲に思われるのでは、と自信がなかったんです。でも、この6年でプラスに考えられるようになりました。ほかの部屋のおかみさんは子育てで忙しくて大変だろうけど、私は子どもがいないぶん、暇だけはある。最近では、『子どもがいないからこそ、あなたたちに目を掛けられるんだからね!』なんて言ってるんですよ」38歳ま -
元大関・魁皇の妻 親方と弟子の愛で二度目のがんを乗り切る!
2019/09/13 06:00「彼が入門してきたときからの、いろいろなことを思い出して感動しちゃいました。最近涙もろくて、すぐに泣けてきちゃうんですよ」7月の名古屋場所終了後、晴れがましい愛弟子の姿を目にし、涙ぐむ女性の姿があった。大勢の報道陣を前に、浅香山親方(47・元大関・魁皇)と並び、新十両昇進を決めた弟子の魁勝(24)が、緊張気味に会見に臨んでいる。どこか心配そうに、ときにしっかりと目に焼きつけるよう見守っているのは、 -
「脱北」経験ある日本人妻が明かす「私が北朝鮮を訴えた理由」
2019/09/06 15:50'59年に始まった、日本から北朝鮮への帰国事業。当時“地上の楽園”とうたわれ、在日朝鮮人とその日本人妻、子どもらが大勢、海を渡った。しかし、その地で待っていたのは飢えと病院に薬もない地獄の日々だった。日本人妻の1人、斎藤博子さん(78)は、家族の命を守ろうと働きづめの日々を送るが、夫や子どもは次々と死んでいく。行き詰った斎藤さんは、まず1人で脱北し、帰国。政治家は当てにならないと、日本から北朝鮮で -
18年前脱北した日本人妻 斎藤博子さん「子供守る、飢えとの闘い」
2019/09/06 11:00「北朝鮮は、“地上の楽園”だといわれていました。学費も医療費も無料。家も家具もすべて用意するから、身ひとつで来たらいい、と。それなのに、楽園どころか地獄でした。いや、地獄より、もっと怖いところです。残してきた子ども6人のうち、4人は亡くなったけど死に顔も見られませんでした。いつ、どこで死んだのか、わからない子もいる。それがいちばん心苦しくて……」斎藤博子さん(78)は、ごつごつと骨張った手をさすり -
小林綾子「10歳で演じた『おしん』が人生を決めた」
2019/08/31 06:00「『なつぞら』の収録で、初めて山田家のセットに入った瞬間、開拓移民で貧しい生活なんですが、あれ、この場所、どこかで見たことあると思ったんです。囲炉裏があって、むしろが敷いてあって、土間があって……『あ、おしんの家だ!』って。雰囲気が似ていたんですね。また朝ドラの現場に帰ってきたんだなぁと、ひとり、懐かしさに浸っていました」女優の小林綾子さん(47)は、現在、放送中のNHKの連続テレビ小説『なつぞら -
小林綾子『なつぞら』で叶えた夢「いつか朝ドラに戻りたい」
2019/08/31 06:00“おしん”役として10歳で飛び込んだ「朝ドラ」の現場は過酷だった。厳冬の山形の最上川でいかだに乗るシーン。胸まで積雪がある雪道を山の上まで登るシーン。命がけの現場でプロ意識をたたきこまれた。小林綾子のけなげな演技は感動を呼び、最高視聴率62.9%。海外でもイランで視聴率90%を記録するなど大ブームに。その後、留学や離婚を経て役者を続け、今年、100作目の『なつぞら』で朝ドラに戻ってきた――。「『な -
元ジブリアニメーターの女性が『なつぞら』に抜擢された意味
2019/08/16 06:00東京の中央線西荻窪駅から徒歩3分。信用金庫のビルの4階に「ササユリカフェ」はある。白で統一された店内は清潔感にあふれ、半アーチ形の天井もオシャレだ。テラス席には色とりどりの花が咲き乱れ、見上げれば青い空。そこは、空の広さと風を感じる居心地のよい場所だった。店内のテーブルには、放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』(月〜土)の台本がうずたかく積まれている。この店のオーナー・舘野仁美さん(58)は、