保険の最新ニュース
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自己負担も増加へ…専門家が危惧する介護保険制度の“改悪”
2016/12/31 12:00「’17年の国会で審議されることになっているのですが、『介護保険制度』の一部に見直しがあります。今後、介護を取り巻く環境は悪化することはあっても、よくなることはありません。利用者は注意が必要です」このような問題提起をするのは、淑徳大学総合福祉学部教授の結城康博さんだ。約650万人もの団塊の世代がすべて後期高齢者(75歳以上)となる’25年に向けて、利用者の“負担増”は避けられないという。「介護保険 -
医療保険は5倍に…高齢者&専業主婦を襲う「負担増リスト」
2016/12/15 12:00「'16年もあと半月余り。今年はマイナンバーの運用や、電力の小売り自由化などが始まりました。10月には年収106万円以上のパート労働者は、勤め先の従業員数が501人以上などの条件を満たすと、社会保険の加入が義務化されました。保険料負担が増えた方もいるでしょう。また、秋ごろからの野菜の高騰もあり、家計費を表す『消費支出』は1年2カ月連続で前年同月比マイナスと、冷え込みが続いた年でした('16年10月 -
来年1月改定「地震保険」お得に加入するための4つの方法
2016/11/10 06:00「今年は4月に熊本、10月に鳥取と、震度6弱以上の大地震が2度もありました。地震への経済的な備えには地震保険があります。地震保険は国と保険会社の共同運営です。保険料は法律で決まっていて、どの保険会社で加入しても同じです。ただ住む地域と、木造か鉄筋かといった建物の構造によって、保険料が変わります。また、地震保険単独ではなく、火災保険に地震保険特約を付帯する形で加入することも特徴のひとつです」こう語る -
「1日保険」もある!生活スタイルで「自動車保険」の調整を
2016/09/28 06:00「行楽の秋、車の旅を楽しむ方も多いと思います。ドライブ前には車の点検と、自動車保険も見直してみませんか」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。自動車保険は保険会社を変えずに更新を続けている人が多いが、荻原さんは生活スタイルに合わせた自動車保険の見直しを薦めている。自動車保険は、走行距離の長い人ほど事故に遭いやすいなどのデータを考慮して、保険料が決まる。「ですから、今の申告内容を見直し、年 -
年間で最大23万円!国民健康保険の地域格差はどう防ぐべきか
2016/09/14 06:00「国民健康保険は、大企業の健康保険や中小企業の協会けんぽなどと比べて、保険料負担が大きいことはよく知られています。ところが、同じ国民健康保険でも、地域によって保険料に格差があることをご存じの方は、少ないのではないでしょうか」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。国民健康保険の運営主体は市町村など自治体。徴収する保険料も自治体が独自で決めているため、自治体の事情により格差が生じるという。実 -
もらえない場合も…「所得補償保険」に入る時の3つの注意点
2016/08/24 06:00「がんの『5年生存率』が伸びているというデータが7月22日に発表されました(国立がん研究センター)。5年生存率とは、かんの治療開始から5年後に生存している人の割合です。前回調査より3.5ポイント上昇し、62.1%になりました。もはやがんは治る病気である証しでしょう。そうなると今度は『命が助かっても働けなくなるかも』という不安が生まれ、『所得補償保険』が注目されています」そう語るのは、経済ジャーナリ -
すでに加入済みの場合も…「商品付帯保険」は本当に必要か
2016/07/21 06:00「7月に入り、ランドセルが店頭に並ぶ季節になりました。そのなかに「プレゼント保険」というタグを見つけました。これは商品に無料で保険が付いてくる『商品付帯保険』と呼ばれるものです。イオンの場合、5万円以上のランドセルに無料で付いてきます。保障内容は2つ。1、他人にけがをさせる、他人のものを壊すなどして賠償が必要なときに、賠償金を1億円まで補償する「個人賠償責任補償」(以下、個人賠償)と、2.交通事故 -
マイナス金利時代「ゴージャス医療保険」「公的年金」の過信に注意
2016/07/01 06:002月16日にスタートしたマイナス金利政策。すでに4カ月が過ぎたが一向に景気がよくなる気配はない。そろそろアベノミクスへの「期待」は捨てて「防衛」を考えるべきときなのかもしれない。では、私たちのお金はどのように守っていけばいいのか。生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんと、ファイナンシャルプランナーの風呂内あやさんに、今後のマイナス金利時代を生き抜く保険・年金についての「鉄則」を伝授してもらった。■ゴ -
40歳なら介護保険!抑えるべき「若年性認知症」経済的支援
2016/06/22 06:00「若年性認知症に関する相談件数が過去最多になったと、今春、若年性認知症コールセンターが発表しました。’15年の相談は2,240件で、’10年の2倍を超えています。若年性認知症とは65歳未満で発症する認知症で、脳卒中やアルツハイマー病など、さまざまな原因で起こります。患者は全国に約3万8,000人いるとみられ、発症するのは平均51歳。男性が多いといいます(’09年・厚生労働省)」こう語るのは、経済ジ -
5月29日の保険業法改正で見直したい「最適な保険の選び方」
2016/05/27 06:00「これまで。保険ショップには批判も多く、なかには、顧客のニーズを無視して保険ショップがもうかる保険、つまり販売手数料の高い保険ばかり売るといったクレームもあり、問題になっていました。そこで、29日から保険業法が改定されます。法律の改正点と合わせて、保険選びについても見直しておきましょう」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。保険ショップとは、ショッピングモールなどに店舗を構え、さまざまな -
7人に1人は発症する時代…「認知症治療保険」って必要?
2016/04/27 06:00「認知症患者の徘徊による失踪や鉄道事故などが注目されるなか、今春、認知症に特化した医療保険が登場しました」そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。認知症は、’12年には約462万人で65歳以上の高齢者の7人に1人。これが’25年には約700万人、5人に1人になると推計(厚生労働省)。認知症の介護は、もはや人ごとではない。そこで、萩原さんが新発売された認知症治療保険に加入するべきかを解説して -
戦争未亡人を救うために保険会社を 新朝ドラ主人公モデルの“女傑”伝説
2015/09/22 06:009月28日からスタートする朝の連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)のヒロイン・今井あさは、実存した女性実業家・広岡浅子がモデル。何の不自由もなく育った三井家の令嬢が、不幸にも“ダメ夫”のもとに嫁ぎ、そこで浅子は一念発起。炭鉱、銀行と次々と事業を成功させていく。浅子は“教育者”としての一面も持ち、初の女子大学設立や、また大同生命保険の創設に尽力した。 女性実業家のさきがけとして、激動の明治時代を -
介護保険の負担増で、損しないため知っておくべき制度とは?
2015/08/19 06:00「介護保険の改定が、8月1日より実施されています。これまで、介護保険の利用者は一律1割を自己負担していましたが、今月以降は、一定以上の収入がある方は2割負担に変わります。2割負担に該当するのは、個人の年金収入が280万円以上の方などで、65歳以上の方の所得上位2割に相当する方です」こう語るのは、 経済ジャーナリストの荻原博子さん。たとえば、年収350万円のAさんは要介護5で、月36万円の介護サービ -
自然災害の不安には「保険」と「貯金」どちらが安心?
2015/07/03 06:00「最近、火山の噴火や地震が相次いでいます。5月29日に鹿児島県の口永良部島新岳が噴火。翌30日には小笠原諸島西方の深さ682キロでマグニチュード8.1の地震。さらに今月16日、長野県と群馬県境の浅間山が噴火するなど、不安が広がっています。自然災害には、避難の心構えなどさまざまな備えが必要ですが、経済的な備えについて考えてみましょう」そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。まず、思い浮かぶの -
荻原博子さんと考える「自転車保険って必要?」
2015/06/04 06:00「6月1日から、道路交通法が改正され、自転車運転の取り締まりが強化されます。3年間に2度以上、危険運転で摘発されると、講習会の受講が命じられ、3時間で5,700円。受講しなかった場合は、5万円以下の罰金です」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。危険運転には、信号無視や飲酒運転、スマートフォンや傘さしなどのながら運転、車道の右側走行や一時停止違反も含まれる。これまでなら口頭注意で済んだが -
老後の病気が心配…民間の医療保険は入るべきか否か
2015/04/10 09:00リタイヤ後の生活設計、「50代になったらしっかりプランを立てて準備すべき」と言うのは、お金に関する講演・相談などで活躍する、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん。民間の医療保険には入るべきなのか、教えてもらった。「預貯金があれば、医療保険はなくてもいいという考え方もありますが、保険料を受け取った方は、みなさん加入しておいてよかったと安堵されます。逆に保険に入っていなかった方は後悔しています。ま -
「安全運転をすれば割引になる自動車保険」のおトク度は?
2015/03/04 06:00「日本で初めて、安全運転を行えば保険料が安くなる自動車保険が登場しました。ソニー損害保険(以下、ソニー損保)の「やさしい運転キャッシュバック型」(以下、「やさしい運転」)です」そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。保険の見直しは家計改善の大きな要素。この「やさしい運転」は“運転スキルを保険料に反映させる”という。それはどのような方法をとるのか?「まず、『やさしい運転』を契約すると、小型計 -
第5灯 オフグリッド生活を支えて、保険も入れる太陽光パネル
2015/02/03 00:00ありがたいとこに、我が家のオフグリッド生活を知ってくださる方が多くなってきまして、「羨ましい!」「やってみたい!」とおっしゃっていただける機会が増えてきました。嬉しいかぎりです!ありがとうございます!では、その「やってみたい!」というきもちを行動に移すとなった場合、はてさてどうしたらいいのだろう?と疑問がわいてきますよね。第1灯で少しだけ触れましたが、電力を自給するには必要なものがあります。一つ目 -
老後破産回避するために…専門家が進める保険とは
2014/11/15 07:00必死で働いた現役期間を終えた老後、年金生活に入るや、思いもかけない形で老後破産の瀬戸際を生きるーー。そうした事例を『NHKスペシャル 老人漂流社会“老後破産”の現実』(9月28日放送)ではリアルに取り上げ、「早く死にたいーー」という独居高齢者の悲痛な叫びが、多くの視聴者に危機感を与えた。「主人が先日、初めての入院・手術を経験し、家族が病気をすると差額ベッド代やリネン費、雑費など、高額療養費の対象に -
社会保険加入基準の変更で、女性は働きやすくなる?
2014/10/01 07:00「’16年10月から、パートやアルバイトが厚生年金・健康保険(以後は合わせて社会保険と記載)に加入する基準が一部の企業で変わります。現在は週30時間以上働くことが条件ですが、2年後からは、週20時間以上、年収106万円以上まで対象が広がります。安倍政権は女性の活躍を推進する方針を打ち出しています。パート労働者に社会保険加入の道を広げることは、女性が働きやすい社会を実現することにつながるのか、考えて -
「がん保険よりもがん特約を…」40代で入りたい医療保険
2014/02/27 07:00「家計の中でも、保険はとくに見直す余地があります。ただし、夫や自分に万が一のことが起きても生活できるように、何らかの保険には入っておいたほうがいいと思います。今は安い保険料で、充実した保障の保険がたくさんありますから」こう語るのは、ファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さん。消費税アップまで1カ月あまり。畠中さんは、「今のうちに『医療保険』に入っておいたほうがいい」と話す。そこで「40代で入ってお -
40代が健康に不安ありでも入れる“少額短期保険”って?
2014/02/27 07:00払いすぎと思っても、なかなか見直す機会がない保険。消費税アップまで1カ月あまり。消費税8%になると、4人家族で年間約7万円の負担増になるとの試算もある。この時期だからこそ、将来の安心はそのままで、無駄なコストはカットしたいもの。「家計の中でも、保険はとくに見直す余地があります。ただし、夫や自分に万が一のことが起きても生活できるように、何らかの保険には入っておいたほうがいいと思います。今は安い保険料 -
専門家が指南!夫の保険料を月2万5千円カットする方法
2014/02/27 07:00消費税アップまで1カ月あまり。消費税8%になると、4人家族で年間約7万円の負担増になるとの試算もある。都内に住むA子さん(40)は、夫(45)と中学2年生の長男、小学6年生の長女の4人暮らし。長男の高校受験を控え、いっそ入っている保険を解約しようか……と考えている。「家計の中でも、保険はとくに見直す余地があります。ただし、夫や自分に万が一のことが起きても生活できるように、何らかの保険には入っておい -
ベッド代に交通費…実は恐ろしい保険適用外の治療雑費
2013/12/02 07:00「じつは多くの場合、健康保険や公的制度が使える治療費は、さほど怖くない。病気になって、こんなにかかるの?と驚かされるのは、保険が適用されない治療費以外のお金なんです」こう語るのは、ファイナンシャルプランナーで自身も乳がんを経験した黒田尚子さん。病気になると恐ろしい、保険適用外の雑費を教えてくれた。「思いがけない出費の代表的なものと言えば差額ベッド代、いわゆる個室料ですね。その額は病院によって大きく -
竜巻被害…知っておきたい保険金「給付と不給付」の分岐点
2013/09/11 07:009月2日、埼玉県越谷市で発生した竜巻は、隣接する同県松伏町さらには県境を越え千葉県野田市にまで、1千100棟もの建物に被害をおよぼした。そのわずか2日後。4日、栃木県矢板市などでも竜巻が発生。少なくとも180棟の建物被害が確認されている。気象庁によると、今回の竜巻の速度は時速60キロ。西側に山地がある関東平野は、湿った空気が上昇気流となると、西風とぶつかって渦を巻きやすい。竜巻は突如発生するのだ。