天然記念物の最新ニュース
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希少イモリか?ヤフオクに出品 違法の可能性 県警「事実関係を確認」
2021/05/20 13:30沖縄県指定天然記念物の両生類「イボイモリ」とみられる生き物がネットオークションに出品されていたことが18日、分かった。サイトの写真を確認した京都大学地球環境学堂の西川完途准教授は「沖縄に生息するイボイモリの可能性が高い」と指摘した。イボイモリは絶滅の恐れがあり環境省レッドリストに掲載されている。環境省などによると、国内希少野生動植物種にも指定されており、許可のない売買行為などは県文化財保護条例違反 -
畑に天然記念物の卵! 人工飼育のヤンバルクイナが巣立ち
2020/06/30 15:30【国頭】環境省やんばる自然保護官事務所とNPO法人どうぶつたちの病院沖縄は26日、人工飼育した絶滅危惧種のヤンバルクイナ4羽を、卵を保護した国頭村安田の農地で放鳥した。4羽は周囲を警戒しながら、やんばるの森に向けて1歩ずつ進んでいった。4月11日、農地内で草刈りをしていた徳田泰二郎さんが五つの卵を確認した。作業を中止し、親鳥が戻ってくるのを待ったが現れなかった。卵は保護され、四つがふ化した。ひなは -
えさ探して車にひかれた? 「生きた化石」の交通事故死が多発
2020/04/24 14:30【北部】沖縄県指定天然記念物で、「生きた化石」と呼ばれる「イボイモリ」(イモリ科)のロードキル(交通事故死)が名護市で多発している。名護博物館は「新型コロナウイルスで3密を避けるため北部にドライブで訪れる人もいるはずだが、川の近くの道路などでは気を付けて運転してほしい」と呼び掛けた。20日夜から21日朝にかけて、イボイモリ12匹が名護岳の山頂部に続く林道で死んでいた。名護博物館友の会のメンバーが確 -
古里見守り続けた樹齢120年の名木を伐採へ 病で倒壊の恐れ 名護市大浦区民「寂しい」
2019/12/25 13:50【名護】名護市大浦区(宮里辰之区長)は公民館前の市指定文化財「大浦アサギ庭のガジマル」を来年1月中にも伐採する。樹齢は120年以上になるというが、ここ数年「ミナミネグサレ病」にかかり、倒壊の危険性を踏まえて伐採を決めた。区のシンボルとして100年以上大浦の人々を見守ってきたガジュマルに感謝しようと、1月4日午前10時から供養祭を大浦アサギ庭(公民館前広場)で開く。ガジュマルはアサギ庭で執り行われる -
県指定天然記念物「モチノキ」伐採、容疑で3人を書類送検 戸塚署
2017/06/13 14:00(写真・神奈川新聞社)県指定天然記念物「益田家のモチノキ」(横浜市戸塚区柏尾町)を伐採する目的で幹の一部を切り落とすなどしたとして、戸塚署は12日、県文化財保護条例違反(現状変更など)の疑いで、伊勢原市に住む建設会社役員の男性(77)ら3人を書類送検した。同署によると、同条例を適用した立件は初めて。ほかに書類送検されたのは、平塚市の無職の男性(68)と秦野市の自営業の男性(70)。書類送検容疑は、 -
天然記念物ヤンバルクイナ『9割減』で危機…野犬増加が原因か
2017/04/11 10:00沖縄県国頭村楚洲で確認されたヤンバルクイナの数が、直近の4年間で約10分の1までに減少していることが環境省やんばる野生生物保護センターの調べで分かった。1年間で確認されたヤンバルクイナの鳴き声の合計が、2013年度の275羽から、16年度は29羽に減少した。楚洲周辺では、ヤンバルクイナなどの希少生物が野犬にかみ殺される事例が報告されている。専門家は野犬が原因とみており「クイナ以外の希少動物も犠牲に -
天然記念物ノグチゲラの巣穴29ヵ所 沖縄・東村高江の米軍ヘリパッド建設地周辺 07年にアセス記載も米軍の運用優先
2016/07/26 12:00(写真・琉球新報社)米軍北部訓練場(沖縄県国頭村・東村)の部分返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設計画で、ヘリパッド新設候補地の「G地区」周辺の13カ所、南西にある「H地区」周辺の16カ所で、国の特別天然記念物ノグチゲラの巣穴が確認されていたことが、那覇防衛施設局(当時)が2007年にまとめた環境影響評価(アセス)図書で分かった。専門家は「その場所が非常に自然豊かな森であることを示す数字