検査の最新ニュース
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認知症は早期発見で改善の可能性も…医師が危惧する“受診までの期間”の長期化
2024/10/07 11:00「80歳の母親が、お鍋を焦がしてしまうなどの失敗を頻繁に繰り返すようになり、病院で初めて認知症の検査を受けたところ、“アルツハイマー型認知症”と診断されました。じつは4~5年前から、もの忘れは始まっていたのですが、生活に大きな支障はなかったので受診しなかったんです。医師からは、すでにかなり進行している状態だと言われ……。もっと早い段階で検査を受けるべきだったと後悔しています」(兵庫県在住、50代主 -
マンモのみでは“乳がん”見落とす!日本女性の7割が該当する「高濃度乳房」に要注意
2024/09/24 11:00乳がんのなかでも5%という比較的少ない“浸潤性小葉がん”のステージ3Aであることを告白したタレントの梅宮アンナ(52)。抗がん剤治療で進行を止め、そのあと乳房切除の手術を受けるという。毎年、人間ドックを受けていたにもかかわらず、今年5月下旬に「片方の乳房が小さくなった」ことで初めて異変を感じたアンナ。マンモグラフィーやエコー、MRI検査などを受けるも、はっきりした異常が見つからず、組織の一部を検査 -
かつおだしNG、外食ができない…急増中「アニサキスアレルギー」の悲惨な体験談
2024/06/22 11:00「お寿司を食べて帰宅した後、お腹が苦しいなと思ったら、あっという間に頭からつま先まで真っ赤。全身にじんましんなんて、初めてでした」2023年2月、平井正樹さん(仮名・30代)は怖くなって、同居するパートナーに症状を見せた。幸いなことに彼女は医療従事者だ。動じることなく、「息苦しくなったら、いつでも起こして。救急車を呼ぶから」と言って寝てしまった。翌朝、病院で抗アレルギー剤の点滴を受け、やっとじんま -
「この世に未練はないけど」プラス・マイナス岩橋良昌 血液検査の“激ヤバ結果”に「心配な数値」とファン悲鳴
2024/02/09 14:322月9日、お笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)がXで自身の血液検査の結果を報告した。《ヤバいヤバい 尿酸 9.6 ヘモグロビンA1c 7.8 中性脂肪 509 血圧 180/120 尿に血が混じってる→検査 体重105キロ この世にそんな未練はないけど》結果に記載されている尿酸の基準値は3.6〜7.0mg/dLだが、岩橋は9.6mg/dLだった。血液中の糖分の状態を示すヘモグロビンA -
大橋純子さんも公表5年で帰らぬ人に「5年生存率半数以下の5つのがん」早期発見のためにできること
2023/12/01 06:00歌手の大橋純子さんが’18年3月に食道がんを公表し、そこから約5年8カ月後の今年11月9日に帰らぬ人となった。国立がん研究センターが’19年に公表したデータでは、がんの5年生存率は前立腺がん98.8%、乳がん92.2%、子宮内膜がん82.2%と、医療の進歩により年々高くなっている。その一方、まだまだ生存率が低いがんもある。5年生存率が50%以下のがんは、大橋さんの命を奪った食道がんをはじめ、すい臓 -
コロナ禍で見逃し増の懸念!下半身の症状で可能性のあるがん
2020/11/05 15:50がん検診を受診する人が激減している。「日本対がん協会」によると、地方自治体のがん検診での受診件数は、国内でコロナ感染が拡大した今年3月に前年比の64%まで落ち込むと、4月には前年比16%、5月には8%と激減した。常磐病院(福島県)の乳腺外科医の尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災のとき、独自に調査しましたが、福島県では症状を自覚していながら病院に1年以上行かなかったケースが、震災前は4.1%でしたが -
コロナ禍で検診自粛が急増!上半身の不調で可能性のあるがん
2020/11/05 15:50「病院に行ってコロナになるのが怖いから」。そんな理由でがん検診を控える人が増えている。だが、医師はこんな警鐘をーー。がん検診を受診する人が激減している。「日本対がん協会」によると、地方自治体のがん検診での受診件数は、国内でコロナ感染が拡大した今年3月に前年比の64%まで落ち込むと、4月には前年比16%、5月には8%と激減した。常磐病院(福島県)の乳腺外科医の尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災のとき -
唾液検査でわかる口内細菌に驚愕!改善法を歯科医が伝授
2020/05/08 06:00「自分の口の中の細菌画像を見て、こんなに! と驚かれる患者さんがほとんどですね」こう話すのは、歯科医師の前島美佳先生。しかし、今回紹介する「唾液検査」、聞いてもピンとこない人が多いのではないだろうか。「成人の口の中には約500種類の細菌が存在し、よく歯をみがけている人で1,000億〜2,000億個、多い人では1兆個といわれています。この細菌が虫歯や歯周病だけでなく、感染症の原因にもなるので、自分の -
虫歯&歯周病リスクを調べる「最新唾液検査」歯科医が紹介
2020/05/08 06:00「成人の口の中には約500種類の細菌が存在し、よく歯をみがけている人で1,000億〜2,000億個、多い人では1兆個といわれています。この細菌が虫歯や歯周病だけでなく、感染症の原因にもなるので、自分の口腔内の状態を科学的に知る手段として、唾液を調べることは非常に有効なんです」こう話すのは、歯科医師の前島美佳先生。前島先生のクリニックでは、4年前から「唾液検査」を本格導入。すべての患者を対象に実施し -
今になって方針転換…37.5度ルールが招いた新型コロナ拡散
2020/05/04 11:001月16日の「初感染者」発表から、100日が経った新型コロナウイルスとの闘い。はたして、指揮官を務める安倍晋三首相の判断は適切だったのか? 安倍首相の「コロナ対策」を識者が斬るーー。【検査の遅れ】ウイルス拡散後に方針を転換「そもそも“37.5度以上の発熱が4日以上続く”という検査基準は論外だと感じています。1月下旬の時点で、中国で軽い風邪だと思い外出した人が、周囲に拡散させている可能性が報告されて -
唾液で分かる!遺伝性乳がんリスク検査――年内にも開始へ
2020/01/27 15:50「日本では年間、約8万7,000人が乳がんと診断され、1万4,000人以上が亡くなっていますが、患者のうち約10%は進行の早い遺伝性の乳がんだと考えられています」こう話すのは、株式会社ゲノムクリニック代表取締役で婦人科医の曽根原弘樹先生。「一般的な乳がんは、厚生労働省が40代以上に推奨する2年に1度の検診でも、ステージ1の状態でよく見つかりますが、遺伝性の場合は、1年でステージ2になることがありま -
東芝が開発した「1滴の血液」からがんを発見、精度は「99%」
2020/01/20 06:00痛い、費用が高い、そもそも見つけにくい……。多くの問題を抱えていた従来のがん検査。それを次々とクリアするような技術が開発され、これからは「早期発見・早期治療」が限りなく可能な時代へ!――。「私たちが開発した技術を使えば、血液1滴から、99%の精度で網羅的にがんの有無を検出できます。ステージ0のような超早期のがんでも識別可能です」こう語るのは、東芝・研究開発本部で研究主幹を務める橋本幸二さん。血液中 -
「痛みなし」「被ばくなし」最新マンモ、実用化の時期早まるか
2020/01/19 11:00痛い、費用が高い、そもそも見つけにくい……。多くの問題を抱えていた従来のがん検査。それを次々とクリアするような技術が開発され、これからは「早期発見・早期治療」が限りなく可能な時代へ!ーー。「“痛くない”“被ばくしない”というメリットを持つ最新マンモグラフィを用いた治験を今夏から開始します。翌年の夏ごろには、実用できるよう目指しています」神戸大学数理データサイエンスセンターの木村建次郎教授が開発した -
9800円で全身をがん検査、「線虫」が拓くがん早期発見の道
2020/01/19 11:00痛い、費用が高い、そもそも見つけにくい……。多くの問題を抱えていた従来のがん検査。それを次々とクリアするような技術が開発され、これからは「早期発見・早期治療」が限りなく可能な時代へ!ーー。1月6日、たった1滴の「尿」から、がんの有無を見分ける検査法がついにスタートした。その検査法とは、線虫の一種である「シー・エレガンス」という体長約1ミリメートルの生物の嗅覚を利用した「N-NOSE」だ。この線虫に -
血液数滴でガン診断 中卒研究者が世界仰天の発明できた理由
2019/12/02 11:00「針を刺した指先を下にして、絞り出すように、血液をそこに垂らしてください」言われるがまま、記者は血をほんの数滴、小さな容器に滴らせた。この日は、ある検査を受けさせてもらっていた。ここは、兵庫県神戸市のバイオベンチャー「マイテック」。今、同社が発信する先端技術に世界の熱い眼差しが向けられている。それは、独自のがん検出技術だ。まず注目されたのは、ごく微量の血液から短時間で体内のがん細胞の有無を判別でき -
「夫の発明のおかげ」母との死別の悲哀が妻をガンから救った
2019/12/02 11:00小さなチップにたった数滴の血液を垂らすだけで、がんを検診できる。しかも大きさ0.1ミリ以下という超早期のがんまで見落とすことはない。そんな世界が注目する新技術、バイオチップの“プロテオ”を発明したのは長谷川克之さん(59)だ。克之さんは兵庫県神戸市のバイオベンチャー「マイテック」の研究者だ。マイテックは、妻・幸子さん(54)が社長を務め克之さんと長男の裕起さん(32)ともう1人の研究者で構成される -
遺伝子検査で人生最後のダイエット!最新サロンがすごかった
2019/07/19 15:00時間がかかると思われている遺伝子検査界に、新風が吹き込んだ。2019年2月に1店舗目をオープンしたボディメイク・サイエンスエステサロン「SLENDA GINZA」だ。「人生最後のダイエット」と銘打った同サロン。その秘訣は、ダイエットに遺伝子検査を取り入れることにあるという。HPによると、人類の遺伝子は99.9%同じだが、0.1%の遺伝子の違いが“太りにくい”“太りやすい”“どのように太るのか”など -
全国に広がる!中学生ピロリ菌検査の推進派&慎重派の言い分
2019/03/28 06:00「胃がんリスクを高めるといわれているピロリ菌の検査を、中学生を対象に導入する自治体が全国的に急増しています。さらに、ピロリ菌に感染している生徒が希望すれば、各自治体の負担で、無料で除菌の処置も行っています。しかし、中学生の段階での検査が本当に必要かどうか、危険な副作用がある抗生物質を服用しても大丈夫なのかなど、医学的検証が十分にされていない段階で、実施に踏み切っていることに、強い危機感をおぼえるん -
80歳以上の「胃がんX線検査」「大腸がん内視鏡検査」はリスク高
2019/03/27 11:00がん検診といったら、なんでも受ければよしというものではない。がん検査にも「適齢期」があり、高齢になるとがんを早期発見する利益より、検査を受けることの不利益が大きくなってしまうことも――。「自治体の検診は無意味ではありません。ただ、そもそも検診は『スクリーニング検査』といって健康な人のなかから、がんが疑われる人を一定数すくいあげ、ふるいにかけるというのが本来の狙い。ですから100%もれなく拾い上げる -
患者は知らない…肺がん・子宮頸がん・乳がん受けるべき検診
2019/03/27 11:00がん検診といったら、なんでも受ければよしというものではない。技師の未熟さ、放射線被曝の危険、高齢者には命とりになることも――。「自治体の検診は無意味ではありません。ただ、そもそも検診は『スクリーニング検査』といって健康な人のなかから、がんが疑われる人を一定数すくいあげ、ふるいにかけるというのが本来の狙い。ですから100%もれなく拾い上げるわけではありません。それを承知したうえで、がん検診を受けるこ -
検診専門クリニックでも…がん検診「見落とし」は多発している
2019/03/27 06:00「乳がん検診で受けた超音波(エコー)検査は5分で終わりました。その後『異常なし』の診断でしたが、本当に大丈夫でしょうか?」国立がん研究センター検診研究部部長・中山富雄氏のもとに、ある40代女性からこんな相談が寄せられた。中山氏は、「検査結果に信頼性はありません」と即答したという。検査結果が信頼できないとは! その真意を中山氏が語る。「超音波を懸命に実施しているのはアジアくらいで、欧米諸国の乳がん検 -
西城秀樹さんも再発し苦しんだ…自覚症状なき「脳梗塞」の恐怖
2019/02/07 11:00昨年5月に63歳という若さで亡くなった歌手の西城秀樹さんは、精力的な芸能活動の陰で、17年間も脳梗塞と闘っていたことは記憶に新しい。その西城さんが「脳梗塞」と報じられたのは、'03年と'11年だったが、じつは17歳年下の妻・美紀さんの手記『蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年』(小学館)によると、結婚直後の'01年秋から脳梗塞を発症し、8回も入退院を繰り返していたという。「脳梗塞は脳内の血管が詰まり、 -
医師が推奨、重病リスク高める「隠れ脳梗塞」自己チェック法
2019/02/07 11:00「ある日突然、倒れる」というイメージが強い脳梗塞。しかし、実際に多いのは、「自覚症状もなく体をむしばんでいく」隠れ脳梗塞という微小な梗塞だという。ここでは、そんな恐ろしい病気を自分で発見する方法をお届け!昨年5月に63歳という若さで亡くなった歌手の西城秀樹さんは、精力的な芸能活動の陰で、17年間も脳梗塞と闘っていたことは記憶に新しい。その西城さんが「脳梗塞」と報じられたのは、'03年と'11年だっ -
0.2ミリリットルの唾液でリスクがわかる「最新がん検診法」
2018/10/28 11:00「今回の検査結果では、乳がんのリスク値がやや高めでした。これをもって即、がんがあると判断するわけではありませんが、精密検査で確定診断を受けることをお勧めします。専門科のある医療機関へ紹介状を書きますよ」記者が受けた検査結果をもとに、丁寧に解説してくれるのは大泉中央クリニック院長の砂村眞琴氏。2週間前、記者が受けたのは「サリバチャッカー」という検査だ。砂村氏が開発した、わずか0.2~0.4ミリリット -
唾液や血液、尿でわかる!最新「お手軽がん検診」のお値段
2018/10/28 11:00「胃カメラを飲んだり、マンモグラフィーとか面倒くさい」と思われがちながん検診だが、今回本誌では、唾液や血液、尿といった手軽に採取できるもので、かなりの確度でリスクの判断が可能になる「お手軽がん検診」を取材した。わずか0.2~0.4ミリリットルの唾液でがんのリスクを判定するという「サリバチャッカー」。体への負担もゼロというこの検査は、慶應義塾大学先端生命科学研究所と東京医科大学発の医療ベンチャー「サ