琉球新報の最新ニュース
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成人の日 母の手織りで晴れ姿 仲島、新垣さんら
2018/01/09 14:00(左から)新垣ミナ子さん、美南海さん、仲島みずほさん、孝美さん。母手作りの南風原花織に紅型の帯を合わせた =7日、南風原町立中央公民館【南風原】南風原町喜屋武の野原織物工房で働く仲島孝美さん(47)と新垣ミナ子さん(46)が、娘のみずほさん(20)と美南海さん(20)のために手織りの南風原花織の振り袖を贈った。7日の町成人式に参加した娘の振り袖姿に新垣さん、仲島さんは「感無量。親にしてくれてありが -
地毛証明」提出、高校の87% 沖縄県内、染髪で学校の活動制限30%
2018/01/05 13:00(図・琉球新報)もともと髪の色が薄かったりくせがあったりする生徒が、生まれつきのものであることを証明するための「地毛証明書」について、沖縄県内の県立高校全60校のうち、約87%に当たる52校が生徒に提出させていることが3日までに琉球新報社の調べで分かった。多くの高校が生徒の染髪やパーマを禁止する中、染めた色を戻さなかった場合に「帰宅指導」として教室に入れなかったり、式典に参加させなかったりなど、学 -
子のSNS被害最多 性犯罪など倍増43人 昨年県内1〜11月
2018/01/05 13:00(図・琉球新報)沖縄県警が昨年末にまとめた暫定値で、2017年1月~11月末にかけて、会員制交流サイト(SNS)等によって、買春などの犯罪被害に遭った18歳未満の生徒数が前年同期比で23人増(2・15倍)の43人に上り、年間の過去最高値を更新していることが分かった。特に中学生の被害数は前年同期比14人増(2・75倍)の22人で、大幅に増加するなど深刻化している。SNS等に起因する児童買春・児童ポル -
出会いの瞬間、31文字に 知花くららさん 短歌の魅力、対談本を出版
2018/01/05 13:00知花くららさん那覇市出身のモデルで女優の知花くららさん(35)が、歌人の永田和宏さんと対談した本「あなたと短歌」(朝日新聞出版)が出版される。短歌を始めて約5年の知花さんが、初心者の目線で短歌の楽しさや奥深さ、基本的な技術などについて永田さんとやりとりする内容で、短歌の魅力をたっぷり、分かりやすく伝えている。知花さんは「短歌というと敷居が高いようにいわれるが、そうではないことを読者の皆さんに感じて -
高速船やロープウエー、北部観光振興へ OCVB計画
2017/12/28 14:00(写真はイメージです。)沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の平良朝敬会長は27日、本島北部の自然を生かした新たな観光資源を開発する「北部観光振興プロジェクト構想」を明らかにした。那覇―本部間の海上交通をはじめ、本部半島をロープウエーで移動する新たな観光施設、ブセナ海中公園(名護市)でのサンゴの植え付け体験型観光を柱とする。民間出資の基金による3事業の運営を検討する。北部市町村などと連携し -
宜野湾市内9団体が学校上空飛行禁止など要請 知事「5年内運用停止、一緒に強く申し入れたい」
2017/12/28 14:00宜野湾市9団体の要請書を翁長雄志知事(右)に手渡す佐喜真淳宜野湾市長=28日午前10時すぎ、県庁普天間第二小米軍ヘリ窓落下事故を受け、宜野湾市の佐喜真淳市長や市PTA連合会の藤波潔会長、市議会の大城政利議長ら市内9団体の代表らが28日午前、県庁に翁長雄志知事を訪ね、学校上空の飛行禁止などへの取り組みを要請した。翁長知事は、事故直後に在沖米軍航空機の全機種飛行停止などを求めたと説明し「政府は10年か -
サンタからプレゼント? 匿名で段ボール届く 南風原・あおぞら荘
2017/12/28 14:00贈られた一言カードを手にする稲福浩和施設長(左端)と、ホームシアターを手に笑顔を見せるあおぞら荘利用者の赤嶺一則さん(左から2人目)と上間あやのさん(同4人目)、職員ら=26日、南風原町宮平の沖縄中央育成園あおぞら荘【南風原】「メリークリスマス!楽しいひと時を」。そんな一言が書かれたカードと共にプレゼントが入った段ボール箱が、沖縄中央育成園(沖縄県南風原町宮平、稲福浩和施設長)のあおぞら荘に26日 -
細胞塊 短時間で量産 バイオ3Dプリンター 沖縄県内企業など開発
2017/12/27 15:00細胞塊を積み重ねていくバイオ3Dプリンター=26日、うるま市州崎の沖縄バイオ産業振興センター沖縄県は26日、うるま市の沖縄バイオ産業振興センターに、あらゆる身体組織をつくる能力を持つ細胞塊を立体的に形成する「細胞塊積層装置(バイオ3Dプリンター)」を設置した。同日、バイオ3Dプリンターの試作開発に携わったプロジェクトリーダーで、沖縄工業高等専門学校発のベンチャー企業・フルステムの千葉俊明社長による -
闘病の子へ輝く1日 エフエム那覇、南部医療センターの番組
2017/12/27 15:00「お楽しみ会」で子どもたちへのインタビューを収録する平良恵津子さん=20日、南風原町の県立南部医療センター・こども医療センター重い病気や障がいに立ち向かう子どもたちを、ラジオを通して応援したい―。コミュニティーラジオ放送局エフエム那覇(78・0メガヘルツ)で、県立南部医療センター・こども医療センターに入院、通院している子どもたちのための番組が10月に始まり、27日の放送で6回目を迎える。番組アシス -
辺野古座り込み5000日 新基地阻止へ団結固く
2017/12/27 15:00辺野古漁港で行われてきた抗議の座り込みが開始日から5000日となったとして、市民団体「ヘリ基地反対協議会」が開いた抗議集会=26日午後、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で、辺野古海岸テント村での2004年4月19日の座り込み開始から、26日でちょうど5千日になった。ヘリ基地反対協議会などは米軍キャンプ・シュワブのゲ -
北部訓練場の安全運用を 返還地引渡式で首長ら要求
2017/12/26 12:00北部訓練場返還地引渡式に出席した(左から)宮城久和国頭村長、小野寺五典防衛相、大浜浩志県環境部長、伊集盛久東村長=25日午前、国頭村の国頭村民ふれあいセンター沖縄県の米軍北部訓練場の返還地引渡式と記念祝賀会が25日、国頭村民ふれあいセンターで開かれた。小野寺五典防衛相や国頭村の宮城久和村長、東村の伊集盛久村長ら関係者約110人が出席した。式典の出席者は、10月に東村高江で起きた米軍ヘリCH53Eの -
玉城美香さん29日卒業 「ラジオ人生そのもの」 番組も幕
2017/12/26 12:00涙と笑顔を交え卒業についての思いを語る玉城美香さん=那覇市西のラジオ沖縄ラジオ沖縄(ROK)の人気番組「チャットステーションL」のパーソナリティーを15年9カ月務め、「みーかー」の愛称で知られる玉城美香さん(43)が29日午後2時からの生放送を最後に同番組を“卒業"する。玉城さんの降板をもって番組も同日、19年と9カ月の歴史に幕を閉じる。「『チャットステーションL』は私のラジオ人生そのもの」と明る -
【ハワイ】那覇高女子バスケ奮闘 招待戦 強豪相手、アジア最高5位
2017/12/26 12:00ハワイのイオラニ高校に対し、次々と3点弾を決める那覇高の選手ら=8日、米ハワイ州のイオラニ高校米ハワイ州のイオラニ高校で開催された「イオラニクラシックトーナメント」に参加するために、那覇高校女子バスケットボール部のメンバーが5〜10日、同州を訪れた。大会は7〜9日の3日間行われ、米国の高校7チームに加え、唯一の海外チームである那覇高の計8チームが参加した。那覇は全米4位で今大会で優勝したラスベガス -
県民投票「知事選同日に」 沖縄・辺野古是非問う 県政与党検討
2017/12/25 12:00沖縄県民投票に関する県議や市町村議員らの学習会=22日、県議会内沖縄県の辺野古新基地建設に関わる公有水面埋め立て承認の撤回に向けて、県議会与党が2018年11月ごろに実施が想定される県知事選と同日に、県民投票を実施する案を検討していることが23日までに分かった。県民投票で辺野古新基地建設に反対の意見が多い結果となった場合に、翁長知事の承認撤回の根拠としたい狙いがある。14年の名護市長選以降、辺野古 -
また飲酒運転容疑で米兵逮捕 沖縄、11月にも死亡事故
2017/12/25 12:00米海兵隊員が飲酒死亡事故の容疑で逮捕された事件に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した沖縄県議会=11月28日沖縄県警宜野湾署は24日、宜野湾市真志喜の市道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑いで、米空軍嘉手納基地所属の兵士(22)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。米海兵隊上等兵が11月、飲酒運転で那覇市泊で男性を死亡させた事故から約1カ月での米軍関係者の飲酒絡みの逮捕と -
クリスマスイブなのに…那覇で26年ぶり夏日
2017/12/25 12:00クリスマスイルミネーションを楽しむ見学者ら=24日、浦添市経塚クリスマスイブの24日、沖縄地方は南からの暖かい風と晴天の影響で国頭村奥、宮城島、渡嘉敷島、南城市糸数、南大東島旧東、与那国島の6地点を除く各地で25度以上の夏日となった。クリスマスイブに那覇で夏日を記録したのは26年ぶり。沖縄気象台によると、東シナ海にある低気圧の影響で気圧の谷となった沖縄地方に暖かい風が流れ込んだことに加え、日照があ -
風刺漫才に反響 ウーマンラッシュアワー 基地は日本全体の問題「米より沖縄に思いやりを」
2017/12/22 13:00風刺するネタを披露したウーマンラッシュアワーの村本大輔さん(左)と中川パラダイスさん(吉本興業提供)17日夜にフジテレビ系で全国放送された番組「THE MANZAI 2017」で、吉本興業所属のお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん、中川パラダイスさんが辺野古や高江の基地建設問題や原発などの状況を強烈に風刺する漫才を披露した。インターネット上で反響が広がっている。沖縄ネタでは基地問題 -
大学生の「複数内定」50% 沖縄の来春卒採用、売り手市場鮮明 企業の大半「予定通り進まず」
2017/12/22 13:00就職情報サイトを運営する求人おきなわ(沖縄県那覇市、大里一雄社長)は21日までに、県内で2018年3月に卒業予定の学生(高校生以外)と企業の内定状況調査の結果を発表した。企業の半数以上が採用活動が予定通りに進んでいないと感じている一方で、大学生の5割が複数企業から内定を受けた。景気の拡大に伴って新卒者を採用する企業が増える中で、沖縄も学生優位の売り手市場となっている。企業の採用活動状況では「当初の -
名護、タイワンハブ急増 5年で10倍超、注意喚起
2017/12/22 13:00【名護】生態系や人に被害を及ぼす恐れのあるタイワンハブが名護市内で急増している。名護市によると、2012年度に30匹だった捕獲数が17年10月現在で345匹と10倍を超えた。生息が確認されていなかった市南側の世冨慶区や数久田区、喜瀬区などでも16年ごろから捕獲されており、生息域も拡大している。名護市などによると、特定外来生物に指定されているタイワンハブは、1994年に初めて市内で発見された。96年 -
134杯食べた!高橋さんV 沖縄市でわんこそばコザ場所
2017/12/21 12:00わんこそば全日本大会沖縄コザ場所で苦しそうな表情を浮かべつつ、必死にそばをかき込む参加者ら=16日、沖縄市の一番街商店街【沖縄】わんこそば全日本大会沖縄コザ場所が16日、沖縄市の一番街商店街で開催された。参加者は客席からの応援や行司の掛け声を背に、懸命にそばをかき込んだ。制限時間は小学生の部が2分間、一般の部はことしから5分間に拡大した。一般の部は、那覇市の高橋信哉さん(44)が134杯で制し、来 -
「命の井戸」 ミャンマー700基 アジア広がる 沖縄市・チャイルドサポート
2017/12/21 12:00井戸の完成を喜ぶレッスェ・チャウン・チェン村の小学校に通う児童ら =12月7日、ミャンマー(アジアチャイルドサポート提供)【沖縄】アジア各地で自費活動を行う認定NPO法人アジアチャイルドサポート(沖縄市登川、池間哲郎代表理事)の宮國直樹主任が19日、琉球新報中部支社を訪れ、ミャンマーで実施している井戸の建設が11月で700基に達したことを報告した。アジア地域で井戸を建設する「命の泉事業」は2003 -
安全な学校がいい ヘリ窓落下事故、子の心に傷 教諭手記「不条理いつまで」
2017/12/21 12:00普天間第二幼稚園、第二小学校の上空を2機編隊で飛行する米軍のCH53Eヘリ=19日午後6時ごろ、宜野湾市立普天間第二幼稚園・小学校正門前大型輸送ヘリCH53Eの窓が落下した沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校の教諭は、事故直後の校内の様子や、児童の言葉を手記にまとめ、19日までに本紙に寄せた。「飛行停止を要求しても、何ら変わることなくヘリが上空を飛んでいる」とやるせない気持ちが文字の間からあふれ出した -
米軍ヘリ窓落下被害校に誹謗中傷の電話 宜野湾市教委にも
2017/12/20 13:00放課後、児童のいない校庭=14日、沖縄県宜野湾市新城の普天間第二小学校【宜野湾】米軍ヘリの窓が沖縄県の宜野湾市立普天間第二小学校に落下した問題で19日までに、同校や宜野湾市教育委員会に「やらせだろ」「基地のおかげで経済発展しているじゃないか」などの誹謗(ひぼう)中傷の電話が相次いでいる。19日までに24件あった。佐喜真淳市長は「誹謗中傷で学校を責めることはあってはならない。安心して子どもたちが過ご -
安室奈美恵さん紅白出場へ 14年ぶり10回目 知事「素晴らしいプレゼント」
2017/12/20 13:00デビュー25周年記念ライブで歌う安室奈美恵さん=9月17日、沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園NHKは19日、大みそかに放送する第68回紅白歌合戦に、来年9月の引退を表明している沖縄県出身歌手の安室奈美恵さんが「特別出演歌手」として出場すると発表した。安室さんは1995年から9年連続で出場し今回14年ぶり10回目の出場となる。NHKは11月に出場歌手計46組を発表したが、安室さんの出演交渉を続けていた -
夜間保育に「社会の姿」 保育士や親の奮闘紹介 記録映画・沖縄など各地で取材 大宮浩一監督に聞く
2017/12/20 13:00「夜間もやってる保育園」のワンシーン(桜坂劇場提供)夜間保育園を舞台にしたドキュメンタリー映画「夜間もやってる保育園」(大宮浩一監督)が、2日から沖縄県那覇市の桜坂劇場で上映中だ。映画では、さまざまな事情で夜間保育園に子どもを預ける親や、親子と向き合う保育士らの姿を追い、多様な家族のあり方や働き方を描いている。那覇市の夜間保育園「玉の子保育園」も登場する。公開に合わせて沖縄を訪れた大宮監督に、映画