琉球新報の最新ニュース
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合意ほご、旧駐機場「今後も使用」 米軍嘉手納基地、負担軽減に逆行
2017/06/02 13:00隣接住宅地域の騒音軽減のため1996年の日米特別行動委員会(SACO)合意に基づき今年1月に移転した米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)の海軍旧駐機場について、同基地は1日、琉球新報の取材に対し今後も使用を続ける意向を明示した。その上で合意に「違反していない」との認識を示した。海軍旧駐機場を巡っては、5月31日に韓国オサン基地から飛来したU2偵察機が使用していることを受け、県や嘉手納町がSACO合 -
沖縄「識名園るうまんぺい」全国菓子博で最高賞受賞!小さなパン屋の夫婦の快挙!
2017/06/01 12:00菓子の祭典「第27回全国菓子大博覧会・三重」(同実行委員会主催)が14日まで三重県で開かれ、一般菓子のせんべいで最高賞の名誉総裁賞に、那覇市の「ブーランジェリーパティスリーいまいパン」の焼き菓子「琉球世界遺産Sweets識名園るうまんぺい(浪漫餅)」が選ばれた。受賞作には大手の製菓会社の商品が名を連ねる中、夫婦経営の小さなパン屋が開発した焼き菓子が全国の舞台で最高賞に選ばれる快挙を果たした。同博覧 -
原点はクラシック「沖縄ロックのカリスマ」ジョージ紫さん
2017/05/31 14:00米軍基地内での演奏会でピアノを弾くジョージ紫さん(奥)の写真=1965年2月沖縄県沖縄市久保田の「プラザハウス」に展示された1枚のモノクロ写真が来場者の目を引いている。1965年2月に米軍基地内で催されたピアノ発表会で演奏するジョージ紫さん(68)の写真だ。オキナワンロックの草分け的バンド「紫」のリーダーで、16歳の高校生の頃に撮影された。クラシックをロックに融合させ、日本復帰直後に日本中を魅了し -
「立ち返れる場つくりたい」沖縄少年院の元法務教官が“卒業生”と支援団体設立
2017/05/30 11:00沖縄少年院の“熱血法務教官”として少年たちに向き合ってきた武藤杜夫さん(39)=那覇市在、東京都出身=が3月末、法務省を退職し、沖縄少年院の卒業生2人と新たな挑戦を始めている。少年院を出院した少年や居場所がない子、エネルギーを「非行」で発散するしか方法を知らない子たちを受け止め、サポートするための任意団体「日本こどもみらい支援機構」を4月に設立。6月には3人で京都、大阪、兵庫での講演会を予定してい -
沖縄のソウルフードを守った男 倒産寸前から売上高5億円にした方法とは
2017/05/29 14:00おやつにもなる、伝統行事の重箱にも入る沖縄のソウルフード天ぷら。フリッターのようなもちもちとした衣が特徴の沖縄天ぷらが主力商品の「上間弁当天ぷら店」は昼時、地元の人の長蛇の列ができる人気の老舗店だ。しかし、一時は負債2億円を抱えるほど苦況に陥った。そんな弁当屋を10年足らずで再建した若き経営者が「上間フードアンドライフ」(沖縄市登川)の社長、上間喜壽さん(32)だ。大学を卒業した2009年に両親か -
これが墓!?まるでSFの世界 彫刻家魂と家族への思い込め 沖縄の地に眠る両親へ
2017/05/26 13:00沖縄の墓といえば亀の甲羅の形をした「亀甲墓」やまるで小さな家のような「破風墓」。そして墓の前に、親族が集える程のちょっとした広場がついているのが定番のイメージだろう。しかし沖縄県那覇市小禄の閑静な住宅街の一角にある墓地で、丘陵の傾斜に沿って視線を上げると、他とは明らかに趣を異にする墓にくぎ付けになる。凹凸にデザインされたコンクリートの外壁と、複雑に組まれた鉄パイプ-。彫刻家の能勢孝二郎さん(66) -
欧州仕込み 東京で注目 ファッションデザイナー 工藤司さん
2017/05/25 10:00パリとロンドンで活動していた沖縄県那覇市出身のファッションデザイナー工藤司さん(30)が今年4月、東京に拠点を移し、新たな活動を始めた。大学卒業後にデザイナーを志し、ベルギーやパリで学び直したという経歴の持ち主。スーツなど形式張った服を崩したデザインが海外で評判を呼んだという。都内で自身のブランドを売り出した工藤さんは「沖縄から多くのことをもらった。いつかは沖縄に貢献したい」と語る。目標は県内での -
昨年度の那覇空港旅客数、2,000万人突破 予測超える大幅増 LCCが押し上げ
2017/05/24 11:00(写真:連休を沖縄で過ごした観光客や県外へ旅行した県民のUターンラッシュが続き、混雑した空港ロビー=5月6日、那覇空港/琉球新報)国土交通省大阪航空局がまとめた2016年度の那覇空港の旅客数(速報値)が前年度比8.0%増の2,003万6,318人となり、5年連続の増加で初めて2千万人を突破したことが22日、分かった。入域観光客の好調な推移や格安航空会社(LCC)の就航増が押し上げた。那覇空港の第2 -
地元沖縄で仕事「場所を問わない働き方を広めたい」ITを駆使しワークスタイル変革
2017/05/23 13:00外資系IT企業の日本マイクロソフト(東京)で採用部門担当として活躍している那覇市出身の普久原朝親(ともちか)さん(41)が、本社のある東京を離れ地元沖縄でノートパソコンやスマートフォンなどさまざまな端末を活用し、社外にいても業務に取り組む働き方改革を実践している。普久原さんは「働き方を見詰め直し、時代に合ったワークスタイル変革につなげたい」と、場所を問わない働き方を広げたいとしている。15歳でカナ -
比嘉 世界王者に 師弟、涙の抱擁「わんもカンムリワシないん」会長の名ぜりふ口に
2017/05/22 12:00(写真:琉球新報)沖縄のボクシングの歴史に新たな1ページが刻まれた-。20日のWBC世界フライ級タイトルマッチで比嘉大吾選手(21)がフアン・エルナンデス選手(30)を下し、世界王者に輝いた。元世界王者の具志堅用高会長のまな弟子として日本人初の全戦全KO勝ちで王座を勝ち取った快挙に、会場に駆け付けた沖縄の応援団は喜びを爆発させた。“カンムリワシ”の意思を受け継ぐ“沖縄旋風”が再び巻き起こり、県内外 -
沖縄戦没者遺骨DNA鑑定、集団申請へ 民間人の身元特定つなげる
2017/05/19 12:00県内各地で沖縄戦の戦没者遺骨を収集し、国にDNA鑑定を求めるガマフヤーの具志堅隆松さん(2015年6月、那覇市泊)沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」(具志堅隆松代表)は、7月にも沖縄戦の戦没者遺骨のDNA鑑定を集団で厚生労働省に申請する。集団申請は初めて。同省のDNA鑑定の参加呼び掛けは事実上、軍人・軍属の遺族に限られてきたが、ガマフヤーは軍民や国籍を超えた申請を募る。民間人の鑑定参加を促し -
AKB総選挙in沖縄「1票待ってる」県出身のらんりーもPR
2017/05/18 12:00「AKB48 49thシングル選抜総選挙in沖縄」をPRする(左から)谷口めぐさんと県出身の宮里莉羅さん、向井地美音さん、福岡聖菜さん=17日、那覇市の琉球朝日放送6月に行われる「AKB48 49thシングル選抜総選挙in沖縄」を前に、AKB48のメンバーで沖縄県出身の宮里莉羅さんや向井地美音さん、谷口めぐさん、福岡聖菜さんの4人が17日、総選挙のPRなどで来県した。宮里さんは15歳。AKB48チ -
名のない戦没者思い、絵本『なまえ』制作「社会情勢を考えるきっかけになってほしい」
2017/05/17 12:00元幼稚園教諭で、幼児教育の非常勤講師などを務める今秀子さん(69)=沖縄県北谷町=がこのほど、絵本「なまえ」を制作した。沖縄戦などで命を落とした犠牲者の名を刻んだ「平和の礎」に、名が分からず「◯◯の妻」「◯◯の長男」などと記された戦没者を題材に、戦争の悲惨さや平和への願いを込めて書き上げた。幼児教育に携わる中で、子どもたちに沖縄戦を「どのように伝えたらいいのか」と思ったことが絵本制作のきっかけ。自 -
辺野古で市民排除にはさみ 沖縄県警もみ合う中ひも切断
2017/05/16 14:00米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込む市民を強制排除する機動隊員(左)の手に、はさみが握られている=15日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設工事で15日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込み建設反対を訴える市民らに対し、沖縄県警機動隊がはさみを取り出し、隣り合う市民同士が腰に巻き付けていたひもを切って -
沖縄「チーイリチャー」豚の血出荷停止で飲食店の売上に大打撃
2017/05/15 14:00ファンから熱狂的な支持を集める沖縄の郷土料理「チーイリチャー(豚の血炒め)」。県北部食肉協業組合(名護市食肉センター)の不適切な採血方法が原因で豚の血の出荷が止まり、沖縄県内の食堂や居酒屋ではチーイリチャーが供給停止に陥っている。チーイリチャー(豚の血の炒め煮、チーイリチー)を日ごろから食する文化が根付く金武町では波紋が広がっている。金武町でチーイリチャーを販売する12店舗のうちすでに10店舗は血 -
「特別じゃなくて仲間」 那覇市の小6年生 呼吸器の級友、動画で紹介
2017/05/12 11:00全身に力が入らない病気のため、人工呼吸器を装着しながら那覇市立高良小学校(多和田悦子校長)に通う6年生の湯地駿羽(ゆじはやと)君(11)のことを学校のみんなに知ってもらおうと、昨年度同じクラスだった児童が湯地君を紹介する動画を作成した。「駿羽さんは僕たちと一緒。普通だよ。みんな仲良くしてね」。幼稚園から6年間、共に育った子どもたちは声をそろえる。動画を作ったのは昨年度、5年1組で湯地君と同じクラス -
沖縄県石垣島初「山羊まつり」ヤギ汁やヤギそば堪能!闘山羊も!
2017/05/11 11:00体を持ち上げて角をぶつけ合うヤギ。激しい音が響くたびに、会場からは歓声が上がった=4月30日、石垣市総合体育館南側広場ヤギ文化の継承や新たなヤギ肉ブランドの確立を目的に、「第1回石垣島山羊まつり」(主催・石垣島山羊生産組合)が4月30日、沖縄県石垣市総合体育館南側広場で開催された。石垣市制施行70周年記念事業の一環。多くの市民や観光客が訪れ、ヤギと触れ合ったり、ヤギ汁やヤギそばを頬張ったりして、祭 -
初夏の沖縄に雪?ふわりと舞うその正体とは!?
2017/05/10 17:00綿菓子のような白い綿をいっぱいにつけているトックリキワタ=9日、那覇市与儀(具志堅千恵子撮影)曇り空から時折青空が広がった9日、那覇市与儀ではトックリキワタの実が裂け、種を包んだ真っ白な綿が辺り一面を覆っていた。通行人からは「雪のようで幻想的だ」との声が上がっていた。トックリキワタは南米原産の落葉高木で、沖縄では毎年12月ごろに鮮やかな桃色の花を咲かせる。この日、トックリキワタ通りの並木では、座布 -
沖縄南風原特産「南風原美瓜」キッズダンスチーム「ビュウリーズ」がPR!
2017/05/09 11:00JAファーマーズマーケット南風原「くがに市場」の2周年感謝祭が4月15、16の両日開かれ、南風原町特産のヘチマ「南風原美瓜(ビュウリー)」をPRするキッズダンスチーム「ビュウリーズ」が、新メンバーになって初めてのステージに立った。初期メンバーの最後の1人で、新リーダーの又吉彩楓(さら)さん(11)=南風原小6年=は「(出来は)80点。もっとダンスをそろえ、笑顔で踊れるようにしたい」と振り返った。ビ -
沖縄の新ご当地ヒーロー「お魚戦隊デーラカージャー」魚の魅力をアピール!
2017/05/08 13:00「お魚戦隊デーラカージャー」の「赤まちレッド」(左)と、考案した上原一心さん =2日、那覇市港町の泊いゆまち魚をモチーフにしたご当地ヒーロー、じわじわ活動中-。全身をきらびやかな衣装で包み、イベントで魚の魅力をPRする3人組がいる。その名も「お魚戦隊『デーラカージャー』」。考案した魚の仲買人、上原一心(かずみ)さん(35)=糸満市=は「子どもたちが魚を好きになるきっかけになれば」と話す。ヒレ付きの -
久米島の新たな産業「コーヒーで島おこし」今秋にも初収穫
2017/05/02 00:00沖縄本島から西に約100キロの久米島で、レゲエバー「スパイラルマーケット」(久米島町)を経営する大阪府出身の森島喜一さん(58)が2013年からコーヒー栽培に取り組んでいる。今年10月後半から11月前半にかけて初めてコーヒーの実の初収穫が見込まれ、地元産コーヒーの商品化が期待されている。地元農業関係者やコーヒー焙煎(ばいせん)事業者らとも連携、コーヒー栽培・販売を久米島の新たな産業とし、島おこしへ -
沖縄、鯉のぼりならぬ「ジュゴンのぼり」絶滅危惧種の周知を企画
2017/05/01 16:00名護市大浦で30日、「ジュゴンのぼり」17匹が風に乗り、すいすいと空を泳いだ。同市のエコツーリズムなどに取り組む「じゅごんの里」と環境調査団体「北限のジュゴン調査チーム・ザン」が中心となって作成し、大浦わんさかパークに掲揚した。真っ青に晴れた空を、風に吹かれて気持ちよさそうに空を泳ぐジュゴンのぼりには、色とりどりの絵の具やクレヨンで、子どもたちの手形やヒマワリの花などが描かれているほか、サンゴ染め -
AKB48総選挙が沖縄で開催!メンバー来沖し翁長知事にPR
2017/04/28 11:006月17日に豊見城市の豊崎美らSUNビーチで開催される「AKB48 49thシングル選抜総選挙in沖縄」を前に、28日午前10時からの予約チケット発売をPRするイベントが27日、沖縄県那覇市のパレットくもじであった。チームAメンバーの横山由依さんや宮脇咲良さんらが登場し、イベントへの来場を呼び掛けた。特別協賛する沖縄ファミリーマート(那覇市、野﨑真人社長)の店内に設置する「Famiポート」で数量限 -
沖縄「泡盛フレーバーホイール」泡盛の味わいや香りを『見える化』
2017/04/27 13:00『泡盛の味わいや香りを体系化した「泡盛フレーバーホイール」の完成を発表する関係者=26日、沖縄県庁』沖縄国税事務所、県工業技術センター、琉球大学、沖縄工業高等専門学校の4機関は26日、泡盛の味や香りの表現を49語に分類し、円形に配列することで関連性を図示した「泡盛フレーバーホイール」の完成を発表した。「甘み」や「ボディー感」といった味わいの表現から、においでは「バニラ」や「果実」「油臭」、美食家で -
米CNNのウェブ番組が「沖縄モズク」を取材で世界の「いいね」期待!
2017/04/26 13:00CNNの取材班からの質問に答えるイトサンの大城忠社長(右)=25日、沖縄県糸満市米CNNテレビのウェブ番組「グレートビッグストーリー」の取材班が24、25の両日、沖縄の水産加工会社イトサン(糸満市)の大城忠社長を取材し、モズクの収穫現場やモズクへの思いを聞いた。沖縄県内在住者が同番組で取り上げられるのは初めて。モズクが他の地域では見られない珍しい産業のため注目された。早ければ5月にも、フェイスブッ