琉球新報の最新ニュース
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沖縄県内初の取組み「地域おこし企業人」ANAから2名が配属
2017/04/25 10:00【沖縄】地域活性化を目的とした総務省の事業を活用し、航空事業のANAグループから沖縄市に派遣された佐藤隆志さん(47)と坂口美香さん(34)が4月、市役所での業務を始めた。佐藤さんは「地域おこし企業人」としての派遣で、市によると、同プログラムの活用は県内自治体で初めて。2人は自身の経験で培ったノウハウや知見を生かし、市の観光振興を後押しする。配属は観光振興課。任期は1年で、最長3年まで延長できる。 -
動員数33万人「第9回沖縄国際映画祭」俳優やお笑い芸人ら約千人が参加、大盛況で閉幕
2017/04/24 12:00「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」(同実行委員会主催)が23日、閉幕した。今回は伊平屋村、石垣市などにも会場が広がり、映画上映、出演者や監督らの舞台あいさつ、タレント、お笑い芸人らのステージなど多彩な催しが各地で繰り広げられた。20日からの4日間の総動員数は約33万人(主催者発表)だった。23日は那覇市の国際通りでレッドカーペットが行われ、俳優やお笑い芸人ら約千人が練り歩き、沿道に詰め -
沖縄・宮古島の取組み、高齢ドライバー免許返納でお得なサービス特典が!
2017/04/21 11:00高齢ドライバーの事故が全国で多発する中、沖縄県警宮古島署(宮古島市)の管内では、免許を自主返納した高齢者に対するメリットが拡充しつつある。温泉に安く入れるなどユニークな特典もあり、県内で同制度の先進地となっている。メリット制度とは、免許の自主返納者に発行される「運転経歴証明書」を65歳以上の高齢者が各事業所に提示すると、さまざまな恩恵が受けられるサービス。宮古島署では2016年10月から市内事業所 -
ホンマグロのシーズン到来!那覇・泊漁港で水揚げ始まる
2017/04/20 11:00『ホンマグロを水揚げする漁師ら=19日午前8時半ごろ、那覇市の泊魚市場』ホンマグロ(クロマグロ)の水揚げが那覇市の泊漁港で始まった。産卵で沖縄近海に近づく6月末までがホンマグロのシーズンで、ゴールデンウイークのころが水揚げの最盛期になるとみられる。泊漁港では19日朝、糸満から南西の沖合で釣れた最大391キロの巨大マグロ9本が水揚げされた。現在は県外への出荷が主だが、今後は県内での販売も増える見通し -
沖縄「あちこーこー島豆腐」がピンチ。衛生基準対応で小規模店窮地に…
2017/04/19 12:00売り場に並ぶ、あちこーこーの島豆腐やゆし豆腐=18日、那覇市内沖縄の日本復帰に伴う食品衛生法適用の例外として存続の危機をくぐり抜けた“あちこーこー(熱々)”の島豆腐が、再び正念場を迎えている。豆腐全体の需要減に加え、販売方法の変化や国際的な食品衛生管理基準の要請などから、水さらしして日持ちをよくした「パック豆腐」による流通が主流となっているためだ。本土の木綿豆腐は水槽の中で冷やし、冷蔵庫に保管して -
ひと味違う「和風のドリトス」沖縄と台湾のファミマで限定発売
2017/04/18 14:00沖縄ファミリーマート(那覇市、野崎真人社長)は18日、台湾ファミリーマートと共同開発したスナック菓子「ドリトス」の新商品を数量限定で発売する。「わさび醤油(しょうゆ)味」と「たこやきソース味」の沖縄と台湾の地域限定2種類で、台湾ファミマの要望を受け、定番のメキシカンフレーバーとはひと味違った「和(日本)の味」を再現した。既に台湾では2種類とも販売が始まっている。パッケージも当初は英語だったところを -
沖縄コザの戦後史、記事数十万本を検索できる『Webヒストリート』開設
2017/04/17 14:00沖縄市の市史編集担当は3月から、市の戦後史に関わるさまざまな資料を紹介するウェブサイト「Web(ウェブ)ヒストリート」の運用を始めた。調べたい事柄に関する新聞記事をサイト内で検索し、市中央の戦後文化資料展示室「ヒストリート」に設置された情報通信端末で紙面を閲覧することができる。記事は琉球新報や沖縄タイムスなど数十万本に上り、今後も増える予定。戦後史を研究する人たちに役立ててもらい、同展示室への来場 -
沖縄から新たなスーパーフード『もろみ酢』女性向け消費拡大へ
2017/04/14 14:00泡盛製造の副産物であるもろみ酢の消費拡大を目指し、泡盛を製造・販売する沖縄県内4社がタッグを組み、美容や健康志向の「スーパーフード」としてもろみ酢を打ち出す新商品を開発した。もろみ酢はこれまで健康食品として中高年層を中心に消費されてきたが、パイナップルやシークヮーサーなど女性が好む風味を付け、「体の中からきれいになる」アイテムとして若者へターゲット拡大を図る。開発は酒類卸売りの南島酒販の関連会社・ -
「あさひさん、お年玉はここだよ」拾ったお年玉の持ち主を捜す3姉妹、お金の大切さ伝える祖母
2017/04/13 13:00『拾ったお年玉の持ち主を捜している(左から)石川リオさん、レノさん、ルナさん姉妹=12日、那覇市西』「あさひさんのお年玉はここだよ」。今年1月に波上宮近くで拾ったお年玉の持ち主を、那覇市の石川リオさん(13)、ルナさん(11)、レノさん(6)姉妹が捜している。交番に届けたが、保管期限内に持ち主が現れず、今月、姉妹の元に戻ってきた。姉妹は「あさひさんが見つからなければ、りゅうちゃん子どもの希望募金に -
那覇市内認可園、落選640人も定員割れ701人…保育士不足も要因か
2017/04/12 13:00『保育園内のすべり台で遊ぶ園児と目を配る保育士ら=2016年、沖縄県内』那覇市内の認可保育園の4月入園希望者のうち入園できなかった児童が640人いる一方、認可保育園全97園の半数を超える50園で計701人の定員割れがあることが11日、分かった。市は、保護者が希望する園とのミスマッチや保育士不足を要因としている。全国で3番目に多い待機児童解消に向けて、市は認可保育園の新設を加速させているが、地域や希 -
天然記念物ヤンバルクイナ『9割減』で危機…野犬増加が原因か
2017/04/11 10:00沖縄県国頭村楚洲で確認されたヤンバルクイナの数が、直近の4年間で約10分の1までに減少していることが環境省やんばる野生生物保護センターの調べで分かった。1年間で確認されたヤンバルクイナの鳴き声の合計が、2013年度の275羽から、16年度は29羽に減少した。楚洲周辺では、ヤンバルクイナなどの希少生物が野犬にかみ殺される事例が報告されている。専門家は野犬が原因とみており「クイナ以外の希少動物も犠牲に -
「日本で一番早い夏の大花火」沖縄の琉球海炎祭で夜空舞う1万発の花
2017/04/10 13:00「日本で一番早い夏の大花火」をうたう第14回琉球海炎祭2017(同実行委員会主催)が8日夜、沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園で催された。音楽に合わせて打ち上げられた1万発の花火が観客を魅了した。訪れた大勢の家族連れや友人同士が飲食を楽しみながら夜空に上がる花火を楽しんだ。大きな花火や珍しい花火が上がるたびに歓声が響いた。星野源さんのヒット曲「恋」やピコ太郎さんの「PPAP」など昨年流行した曲で幕が開 -
福原愛の夫・江宏傑、琉球アスティーダと契約で沖縄へ
2017/04/07 12:00卓球の日本リーグ男子2部・琉球アスティーダに、2016年のリオデジャネイロ五輪台湾代表の江宏傑(ジャン・ホンジェ)が新加入したことが5日までに分かった。1部昇格を掲げる琉球は江の加入で昇格と1部定着を目指す。江は16年9月、ロンドン、リオ両五輪団体メダリストの福原愛と結婚した。来年秋に発足を予定する国内新リーグ「Tリーグ」に向けたチーム強化を目的に、江は琉球と6月1日から2年間の契約を結んだ。6月 -
沖縄の在来犬『琉球犬』を絶やさない!純血保存に高校生が挑戦
2017/04/06 13:00『琉球犬の純血保存に取り組む(右から)奥間梨々佳さん、比屋根優希さん、亀島湧人さん、池原佑佳さん=3月20日、うるま市の中部農林高校』沖縄県立中部農林高校2年の亀島湧人(ゆうと)さん(16)ら5人が、4月から沖縄の在来犬「琉球犬」の純血保存に挑戦する。繁殖の難しさから保存会がほぼ活動を停止するなど、存続が危ぶまれる琉球犬について亀島さんは「純血の琉球犬を絶滅させたくない。どこまでできるか不安はある -
生き別れの娘と父、Facebook通じて55年ぶり再会
2017/04/05 14:00『幼い頃に生き別れた父の島袋芳則さん(左端)と55年ぶりに再会したサリー・ラッドさん(左から2人目)=4日、沖縄市のホテル』オーストラリアのブリスベン在住のサリー・ラッドさん(55)が4日、沖縄市のホテルで、生後6週間の幼い頃に生き別れた久米島出身の父、島袋芳則さん(84)=沖縄市=と55年ぶりに再会した。ラッドさんには父親の記憶がない。フェイスブック(FB)を通じて父親を捜し当てた。再会した父の -
沖縄県護国神社で『神社コン』人気の理由は「信頼感」
2017/04/04 13:00那覇市奥武山町の県護国神社で行われる婚活イベント「神社コン」が好評だ。小禄地区の有志がつくる禄志会が「地域に住む独身の人たちのために」と3年前から始め、最近は県内各地から参加者が集まるようになった。これまで8回開催し、4組から結婚の報告があったという。企画した禄志会事務局の瀬底明さん(64)は「真剣な気持ちで来る人が多い。いい出会いの場になれば」と笑顔を見せる。神社コンは祈祷(きとう)から始まる。 -
沖縄限定『濃厚クリームチーズのジェラート』県内ファミマ販売・ふるさと納税返礼にも
2017/04/03 14:00沖縄県南城市でクリームチーズを製造している「THE CHEESE GUY」経営者のジョン・デイビスさんが3月23日、古謝景春市長を訪ね、新商品の発売報告をした。南城市の親泊牧場でとれる搾りたての牛乳を使った濃厚なクリームチーズのほか、地域の食材を使用したいろいろなチーズを作っている。今回は「あうん堂」と沖縄ファミリーマートと提携して「ジョンさんのクリームチーズの沖縄ジェラート」を販売する。ふるさと -
米軍作戦書類58万ページ公開「真実に迫る資料の一つ」沖縄戦究明へ
2017/03/31 16:00『捕虜となった民間人からの聞き取りで描かれた地下壕の絵』沖縄県公文書館は、沖縄戦に参加した米陸軍や米海兵隊の作戦報告書類約58万4千ページを31日から一般公開する。米国国立公文書館などが所蔵し、日本の国立国会図書館が集めた資料から収集した。県公文書館が一斉公開する米軍の沖縄戦関連資料としては最も多い。従来研究者が米国や東京で個別に収集していた貴重な資料が、県内でまとめて一般公開されることで、沖縄戦 -
83歳で中学卒業の夢をかなえる「やっぱり学校は素晴らしい」
2017/03/30 10:00沖縄県読谷村大湾に住む前原苗子さん(83)が3月16日、古堅中学校の卒業証書を手にした。前原さんは「中学の卒業証書だけは何とか欲しかった。楽しい時間を過ごせた。やっぱり学校は素晴らしい」と話し、笑顔を見せた。前原さんは1933年に北谷村(現北谷町)下勢頭に生まれた。北谷国民学校初等科6年だった1945年、沖縄戦が始まり艦砲に追われて沖縄市山内の壕に避難し、そのまま米軍に保護された。戦後、両親と姉、 -
AVも風俗も『性搾取』被害問題を浮き彫りにするべき「性と国家」著者が語る
2017/03/29 16:00『アダルトビデオや風俗が巨大産業となっている日本について「他の国で例えようがない」と話す北原みのりさん=18日、那覇市内』若い女性が性産業に取り込まれやすい状況や、アダルトビデオの出演強要問題など、性を取り巻く巨大産業の背景に何があり、どこが問題なのか。米軍基地から派生する性暴力についても関心を寄せる、作家の北原みのりさんに話を聞いた。―昨年6月に那覇市で開かれた米軍属女性暴行殺人事件に抗議する県 -
沖縄の伝統文化×高級ジュエリー「ファッションデザインの新たな見せ方」ショー開催
2017/03/28 12:00染め物など沖縄の伝統文化をファッションに融合させたブランド「LEQUIO(レキオ)」(宜野湾市)の嘉数義成代表(33)が、創業30年以上の高級ジュエリーブランド「Valentine Overseas(バレンタイン オーバーシーズ)」(フランス)との連携を始め、デザインの新たな見せ方を追求している。1月には初めて、県内で共同のファッションショーを開催。今後、日本展開を構想する同ブランドの国内販売を請 -
翁長知事「沖縄の米軍基地、東京都心の面積に匹敵」と基地負担の重さを指摘
2017/03/27 11:00沖縄県の翁長雄志知事は24日、都内で開かれた共同通信加盟社論説研究会で講演し、沖縄県内にある米軍専用施設の総面積が1万8609ヘクタールで、東京23区のうちの都心部13区(1万8701ヘクタール)とほぼ同じ面積だと説明した。県外出身者でも基地負担の重さを想像しやすいように具体例を示した。講演後、記者団に「辺野古への気持ちはいつもある」と強調。県民の民意を顧みず、法治国家、地方自治の原則をないがしろ -
沖縄"リゾ婚"人気「パスポート不要の身近なリゾート地」5年連続で過去最高記録
2017/03/24 11:00沖縄県文化観光スポーツ部が23日に発表した2016年の沖縄リゾートウエディング実施組数は、前年比8.6%増の1万5399組となり、5年連続で過去最高となった。国内組数は前年比6.4%増の1万3532組、海外は28.1%増の1867組だった。リゾートウエディングによる来県者数は少なくとも約23万7千人、推計経済効果は約224億9千万円となり、いずれも過去最高を更新した。県は、ビーチなど自然の中で撮影 -
注目!りゅうちぇるの姉 歌手活動15年の苦悩と今後の挑戦を語る
2017/03/23 11:00『15周年を迎えて「福岡だけでなく、沖縄でのワンマンライブをしていきたい」と意気込む比花知春=10日、福岡市中央区の大濠公園』福岡県を拠点に活動している宜野湾市出身のシンガー・ソングライター比花知春(ひがちはる)。透き通った高い歌声と鮮やかに爪弾くギターの音色が魅力的だ。比花の弟は現在ブレーク中のタレントりゅうちぇる。弟の活躍で比花も全国的に注目を浴びている。デビュー15周年を迎えた比花に話を聞い -
沖縄書店大賞決定!郷土書部門で「沖縄を変えた男」受賞
2017/03/22 13:00『「第3回沖縄書店大賞」に選ばれた西野亮広さん(左)と、松永多佳倫さん=21日、那覇市ぶんかテンブス館』県内の書店員が「今、いちばん読んで欲しい本!」を投票で選出する「第3回沖縄書店大賞」(同実行委員会主催)が21日発表された。郷土書部門は松永多佳倫(たかりん)さんの「沖縄を変えた男」、絵本部門はお笑い芸人西野亮広さんの「えんとつ町のプペル」、小説部門は村田沙耶香さんの「コンビニ人間」が選ばれた。