琉球新報の最新ニュース
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「差別と断定できない」 「土人」発言で沖縄相、野党追及へ
2016/11/09 12:00(写真・琉球新報社)鶴保庸介沖縄担当相は8日の参院内閣委員会で、米軍北部訓練場(沖縄県東村・国頭村)のヘリパッド建設現場で大阪府警の機動隊員が反対する市民に「土人」などと発言した問題について「私個人が大臣という立場で『これが差別である』というふうに断じることは到底できない」との見解を示した。「土人」発言を巡っては金田勝年法相が10月の参院法務委員会で差別用語に当たるとの認識を示しており、菅義偉官房 -
やんばる弁当甲子園 浦崎さん(名護高)2連覇
2016/11/09 12:00(写真・琉球新報社)健全な食生活の実践を促す目的で開催された「第12回やんばる弁当甲子園」の表彰式が2日、名護市の県北部保健所で行われた。3次にわたる審査の結果、浦崎恵瑠(える)さん(名護高校3年)の「免疫力up弁当」が最優秀賞に輝いた。ニンジンやパパイアなど、地元の野菜などを食材に「豆腐シソバーグ」「梅肉のおくら巻き」「ニンジンとパパイアのシリシリ」を調理し、色とりどりの弁当に仕上げた。浦崎さん -
パルコ、浦添西海岸に19年開業 サンエーと新会社
2016/11/08 11:00県内スーパー最大手のサンエー(宜野湾市)の上地哲誠社長と、国内商業ビル大手のパルコ(東京)の牧山浩三社長は7日、那覇市のザ・ナハテラスで記者会見し、サンエーが浦添市西海岸に建設する県内最大級の複合型商業施設の企画・運営を行う新会社「サンエーパルコ」を、共同で設立すると発表した。都心を中心にファッションビル「PARCO」を展開するパルコは沖縄初進出となる。商業施設の開業予定は当初発表より約1年ずれ込 -
「活動 地元で伝える」 全国議員ネット、高江訪問
2016/11/08 11:00【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り7日、全国の地方議員でつくる「自治体議員立憲ネットワーク」の議員ら32人が東村高江のN1地区ゲート前を訪れた。議員らが午前9時にゲートに到着すると同時に、機動隊員が抗議する市民の排除を開始。現場は議員たちを迎え入れる声と怒号が飛び交い、騒然とした。大阪府警の機動隊員が「土人」「シナ人」と発言したことに -
沖縄のシンクロ4人娘は小中生 小6玉城、九州2位
2016/11/08 10:00沖縄でなじみの薄いシンクロナイズドスイミング。競技人口も少なく、沖縄水泳連盟などによると、県内の選手登録は小中学生4人のみ。しかし、那覇市の波之上スイミングスクールは、シンクロ選手育成を2014年から始動。成果は着実に見え始め、最近は複数の選手が九州上位の成績を残す。現在は間近に迫る福岡での大会(23日開幕)へ向け特訓中だ。沖縄から全国クラスのシンクロ選手誕生を描き、選手、監督らは日々前進する。( -
若手杜氏、研さん 銘酒泡盛 追い求め「若者に好まれる味を」
2016/11/07 15:00(写真・琉球新報社)泡盛について話しだすと、次々と言葉があふれてくる。人懐っこい笑顔で周囲を盛り上げる津波志織さん(24)=沖縄県・読谷村=は、ただの泡盛好きではない。津波さんは日頃、4人の男の「職人」に囲まれて崎山酒造廠(金武町)の伊芸工場で働く杜氏(とうじ)だ。理科好きだった津波さんは食品化学の分野に興味を持つ一方、沖縄料理店でのアルバイトを通じて沖縄の食に関わりたいとの思いを抱くようになった -
出会いも結婚も渡嘉敷 島で6年ぶり披露宴
2016/11/07 15:00(写真・琉球新報社)沖縄県渡嘉敷村で6年ぶりに住民の結婚披露宴が1日、催された。新郎新婦は阿波連区のホテル「ケマテラス」料理長の吉野浩正さん(46)と、同区居酒屋「まーさーの店」従業員の達子さん(32)(旧姓・水落)で、ともに東京都出身。2人の門出を村民や東京などから駆け付けた両親をはじめ親族、友人ら約100人が祝福した。企画者や地域の要望で国立沖縄青少年交流の家「レストランちゅらうみ」(小禄茂店 -
魅せる琉球の美 米ワシントンで沖縄の紅型展
2016/11/07 15:00(写真・琉球新報社)【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】沖縄県による海外初の紅型(びんがた)展「Bingata!Only in Okinawa」(主催・県、米ジョージ・ワシントン大博物館・テキスタイル博物館)が5日、米首都ワシントンの同博物館で始まった。沖縄の尚家や福地家の紅型着物をはじめ、人間国宝・玉那覇有公さんの作品や紅型があしらわれた山内カンナさんデザインのドレスなど約100点を展示している。 -
沖縄学び生きる力 東京の和光小 30回目の修学旅行
2016/11/04 12:00(写真・琉球新報社)1987年から沖縄での修学旅行を始め「沖縄修学旅行の草分け」ともいわれる学校法人和光小学校(東京都、北山ひと美校長)の修学旅行が30回目を迎えた。10月29日~11月1日、和光小6年生55人が沖縄を訪れ、沖縄戦や基地、自然について学び感じたほか、アメラジアンスクール・イン・オキナワとの交流を通して沖縄への認識を深めた。同校は「沖縄を見ることは日本を見ることにつながる。それはこれ -
「タコライス」VS「タコス」 結果は? 沖縄県民聞き取り調査
2016/11/04 12:00(写真・琉球新報社)「タコスとタコライスのどちらが好きですか」。企業や地域の食のブランド化を手掛けるノイズ・バリュー社(沖縄県那覇市)は2日、沖縄県民を対象にした「タコスとタコライスへの好感度調査」の結果を発表した。タコライスが好きな人は61・5%、タコスは38・5%で、タコライスに軍配が上がった。性別で見ると、男性はボリュームがあるタコライス、女性はヘルシーと評価されるタコスが好きな割合が高かっ -
恋愛成就「頼みます」 台湾から「縁結びの神」
2016/11/04 12:00(写真・琉球新報社)沖縄県沖縄市のまちづくりNPOコザまち社中(照屋幹夫理事長)はこのほど、台湾で縁結びの神様として親しまれる「月下老人」のお迎えセレモニーを市役所前で開いた。12月4日まで、台湾との交流イベントの関連で市中央のコザゲートアパートメントに祭られる。イベントでは、台湾グルメや雑貨なども楽しめる。月下老人は台北市の「霞海城隍廟」に祭られている。年間約6千人の恋愛を成就させるという逸話も -
大学×映画=社会とつながる 琉大とシアタードーナツがコラボ授業
2016/11/02 14:00映画鑑賞を通した学生の学びに連携して取り組む野入直美准教授(左)と宮島真一さん=沖縄市のシアタードーナツオキナワ(写真・琉球新報社)【沖縄】カフェで映画を楽しむカフェシアターと大学が“コラボ”したユニークな「学び」が始まっている。仕掛け人は琉球大学法文学部人間科学科の野入直美准教授(社会学)と、シアタードーナツオキナワ(沖縄市中央)を運営する宮島真一さんだ。さまざまな社会問題や人間の生きざまを描い -
沖縄県全域にインフルエンザ注意報 異例の早さ 早めワクチン接種を!
2016/11/02 14:00ワクチンを受けてインフルエンザにかからず冬を乗り切りましょう今年は、すでに9月からインフルエンザの流行があり、中でも沖縄県の患者数が全国で最も多いことが報告されました。さらに10月27日には、沖縄県全域にインフルエンザ注意報が発令されました。昨冬のインフルエンザ注意報発令が1月20日であったことと考え合わせると、これは異例の事態と言えます。昨年は、暖冬のため、年末までインフルエンザ患者数が増加せず -
子育てママも安心なオーガニックスキンケアブランドが沖縄からデビュー!
2016/11/02 14:00オーガニックスキンケアブランド「NATURE PLANTS SKINCARE」を発表したメーキャップアーティストの守本理恵さん=那覇市首里赤田町(写真・琉球新報社)「VOGUE」や「ELLE」、「FIGARO」など数々のファッション誌やファッションショーで活躍してきたメーキャップアーティストの守本理恵さん(43)=南城市=がプロデュースするオーガニックスキンケアブランド「NATURE PLANTS -
那覇・平和通りにかわいいお化け 園児らハロウィーン仮装
2016/11/01 12:00(写真・琉球新報社)第21回ハロウィーン仮装大会(那覇市平和通り商店街振興組合主催)が31日、那覇市の平和通りなどで開かれた。お化けや魔女、漫画のキャラクターに扮(ふん)した子どもたちが商店街を練り歩いた。「トリック オア トリート(お菓子をくれないといたずらするよ)」と、衣装を身にまとった子どもたちがお菓子をねだるとかわいらしい姿に通りは笑顔であふれた。イベントには保育園児や学童の児童らと親、保 -
直木賞作家、沖縄ルーツ訪ねる 朝井まかてさん
2016/11/01 12:00(写真・琉球新報社)祖母の名前をペンネームにしている沖縄3世の直木賞作家、朝井まかてさんが28日から取材で沖縄を訪ねている。31日、県立芸大付属研究所共同研究員の仲村顕さんの案内で初めて、那覇市首里大名町にある先祖の墓「温氏(おんうじ)元祖花城親方紹興之墓」を初めて訪ね、手を合わせた。仲村さんも母方が温氏。2014年の直木賞受賞の記事で朝井さんが同じ門中だと分かり、琉球新報を通じて情報を提供してい -
「土人」発言 鶴保沖縄担当相、差別の見解示さず
2016/11/01 12:00(写真・琉球新報社)鶴保庸介沖縄担当相は31日、沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド建設現場での県外機動隊員による「土人」発言について「いかに正当化しようが、発言したことを許されるものではない」とした上で「ただ、本当に差別かどうかということになるといろんな問題が出てくると思う」と差別発言かどうかは判断できないとの見方を改めて示した。同日、視察先の宜野座村内で記者団に答えた。鶴保氏は同日、名護市の沖縄 -
琉球王朝、華麗な儀式再現 国際通りで「絵巻行列」
2016/10/31 16:00(写真・琉球新報社)首里城祭(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社、首里振興会)3日目の30日午後、沖縄県・那覇市の国際通りで「琉球王朝絵巻行列」が行われた。国王・王妃をはじめ、中国の使者「冊封使」らの行列に総勢約700人が参加し、琉球王朝時代の華麗な儀式が再現された。沿道には4万2千人(主催者発表)が詰め掛け、かつての琉球王国に思いをはせた。今年は第6回世界のウチナーンチュ大会が開催されており、 -
差別発言許さぬ 沖縄・高江で怒りの拳 市民ら「機動隊帰れ」
2016/10/31 16:00(写真・琉球新報社)沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り29日、東村高江のN1地区ゲート前で「機動隊員による沖縄を侮辱する暴言を許さない!緊急集会」が開かれた。大阪府警の機動隊員による「土人」「シナ人」発言を受け、約400人(主催者発表)が座り込んで「暴言許さんぞ」「機動隊は帰れ」と抗議の声を上げた。緊急集会は基地の県内移設に反対する県民会議 -
沖縄魂熱く継承 ウチナーンチュ大会、1万5395人集い閉幕
2016/10/31 15:00(写真・琉球新報社)第6回世界のウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)は30日、閉会式とグランドフィナーレを那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行い、閉幕した。閉会式には海外、国内、県内参加者を合わせて1万5395人が参加。共に歌い、踊ってウチナーンチュ同士の絆を深め、5年後の再会を誓った。閉会式では、本大会が終了した10月30日を「世界のウチナーンチュの日」に制定することが宣言された。今後は世界 -
「わったーウチナーンチュ」 県人大会開会式に世界から1万3587人
2016/10/28 11:00開会式 スペシャルライブで盛り上がる第6回世界のウチナーンチュ大会の参加者たち=27日午後7時4分、沖縄セルラースタジアム那覇(花城太撮影)【世界のウチナーンチュ大会取材班】第6回世界のウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)の開会式が27日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、4日間の祭典が幕を開けた。開会式には1万3587人(主催者発表)が参加した。30日までの期間中は沖縄の伝統文化、歴 -
沖縄のいじめ倍増 不登校も最多 15年度文科省調査
2016/10/28 11:00(写真・琉球新報社)文部科学省が27日に公表した2015年度の問題行動調査で、病気、経済的理由以外で年間30日以上欠席した県内小中学校(国公私立)の不登校者数は2222人と、前年度より150人増加し、過去最多となった。一方、経済的理由による長期欠席者数も9人となり、前年度の1人から大きく増加した。また、小中高、特別支援学校のいじめの認知件数は2335件で前年度の1029件から倍増した。不登校の内訳 -
中山きくさんと吉永小百合さんに平和賞 澄和フューチャリスト賞
2016/10/28 11:00澄和Futurist賞を受け喜ぶ(左から)吉永小百合さん、中山きくさん、無言館の窪島誠一郎館長=27日午後、東京都千代田区の如水会館 (写真・琉球新報社)【東京】市民目線の平和活動に地道に取り組む個人や団体を表彰する「澄和Futurist(フューチャリスト)賞~平和、人・自然 なごむ世界へ~」(一般財団法人澄和主催)表彰式が27日、都内で開かれた。沖縄戦の語り部活動を続けている元青春を語る会代表の -
世界のウチナーンチュ大会 5800人郷土の誇り胸に 沿道と一体笑顔のパレード
2016/10/27 11:00陽気な音楽に乗って、パレードを楽しむボリビアからの参加者=26日午後4時46分、那覇市の国際通り(写真・琉球新報社)第6回世界のウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)の前夜祭パレードが26日、那覇市の国際通りで行われた。28の国と地域から過去最多の78団体約5800人が参加し、民族衣装やおそろいのTシャツを着て練り歩いた。大会は27日に開会式があり、30日までの期間中、伝統芸能やシンポジウム、ステ -
「沖縄差別、まっぴら御免」 「通販生活」冬号が特集
2016/10/27 11:00「沖縄差別、まっぴら御免」などと記載された通販生活冬号の特集記事(写真・琉球新報社)今年7月の参院選前に発売された通信販売カタログ誌「通販生活」は2016年夏号の参院選特集で「自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか」との特集を組んだ。買い物雑誌としては“異色”とも言える政治的なメッセージには、172人の読者から批判や質問が届いたという。「通販生活」はその批判や質問