美術館の最新ニュース
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“軽薄”と物議の「大吉原展」 主催者が「吉原」は「許されない制度」「負の歴史を踏まえて展示」と声明
2024/02/09 06:003月26日から東京藝術大学大学美術館で開催予定の展覧会「大吉原展 江戸アメイヂング」。その公式サイトの内容が、SNSで物議を醸している。「大吉原展」は、江戸幕府公認の遊郭だった吉原をテーマとした展覧会。公式サイトには「江戸のメディア王も、新進気鋭のクリエーターも、最新のエンタメもここから生まれた!」とのキャッチコピーとともに、展示について「美術館が吉原になる!」「桜満開の上野に江戸吉原の美が集結! -
空白の額縁を美術館に送った芸術家に1千万円超の支払い命令
2023/09/20 18:02デンマークのコンセプチュアルアーティスト、イェンス・ハニング被告に対し、コペンハーゲンの裁判所は18日、作品の制作費として美術館から借り受けた53万デンマーク・クローネ(約1120万円)を、ほぼ全て返還するよう命じた。一体何があったのだろうか。ハニング被告は、デンマークのクンステン近代美術館に収蔵されている『オーストリア人の平均年収、2007』『デンマーク人の平均年収、2007』の制作者。オースト -
板垣李光人「名前のおかげでテート美術館展アンバサダーに!」
2023/08/27 06:00「僕のリヒト(Licht)という名がドイツ語で『光』を意味することから、今回の展覧会のアンバサダーのお話をいただきました。両親に感謝したいと思います」そう語るのは、現在、国立新美術館で開催中の「テート美術館展 光 ―ターナー、印象派から現代へ」(企画展示室2Eにて10月2日まで)のアンバサダーと音声ガイドを務める板垣李光人(21)。プライベートでもよく美術展を訪れるという彼は、「何度も足を運んだこ -
ユーミン50周年ミュージアムで“懐かしい時代”がよみがえる
2023/01/02 06:00『女性自身』読者世代の“青春のバイブル”だったユーミン。そんな彼女のデビュー50周年を記念した「YUMING MUSEUM」が東京シティビューにて開催中(2023年2月26日まで)。会場には、初公開のレアな写真や資料がズラリ。数々の名曲たちの手書きの楽譜や、デビュー当時のオフショットが見られたり、実家・八王子のユーミンの部屋を再現した空間なども!■“あのころ”のユーミンがデビュー当時、八王子の自宅 -
ゴッホを全身で浴びる!360度体験型ミュージアムに行ってきた
2022/12/12 11:00会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現した体感型デジタルアート展「ファン・ゴッホ-僕には世界がこう見える-」(角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリーにて’23年1月9日まで開催中)が話題だ。来場者も20万人を突破し、会期も延長! そんな、ゴッホの目に映る世界を全身で感じることができるという展覧会をリポート♪広い空間の壁と床を埋め尽くすようにゴッホの名画の映像が映し -
黒柳徹子 私物集めた美術館の建設を計画中!数年前から不動産売却、財団設立し準備
2022/06/23 15:50「私の持っているものを全部そこに並べて皆様にお目にかけようかな」こう話すのは黒柳徹子(88)。先月配信された黒柳のYouTubeチャンネルでの一幕だ。「黒柳さんの美術館を建設する計画が進行中なんです。黒柳さんがこれまでに集めたコレクションを展示する予定で、ご本人もとても楽しみにしているようです」(テレビ局関係者)美しいものやかわいいものに目がないという黒柳。そのコレクションは着物、食器、工芸品など -
修学旅行生の作品破壊「保護者は損害賠償請求されないの?」に市の回答は
2022/06/10 06:00新潟県十日町市で開催されている『大地の芸術祭』。その展示作品2つが、修学旅行で訪れていた新潟市の中学生に壊されていたと6月6日に明らかとなった。『BSN新潟放送』によると、壊された作品は越後妻有里山現代美術館『MonET』で展示されていたクワクボリョウタ氏の『LOST #6』。4月に修学旅行で訪れた生徒が、鑑賞中に作品を踏んだという。『LOST #6』は修復が不可能で、公開できない状態となっている -
修学旅行生の美術鑑賞はNG?破損事件で論争勃発「廃止すればいい」「体験の機会奪わないで」
2022/06/10 06:00現在、新潟県十日町市と津南町で開催されている「越後妻有 大地の芸術祭2022」。展示された作品2点が、修学旅行で訪れた新潟市の中学生たちに破損され波紋が広がっている。報道によると、破損した作品の1点「LOST#6」(作者 クワクボリョウタ氏)は全損し修復が困難な状態とのこと。もう1点の「Wellenwanne LFO」(作者 カールステン・ニコライ氏)は仮修復が完了し、すでに展示が再開されている。 -
古代エジプト神話の世界が体験できる美術展が日本上陸
2020/12/07 15:50話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、世界有数のエジプトコレクションを誇る国立ベルリン・エジプト博物館所蔵の名品を展示する「古代エジプト展」へ行ってきました。■特別展「古代エジプト展 天地創造の神話」’21年4月4日まで江戸東京博物館にて開催中。京都、静岡、東京・八王子市にも巡回。古代エジプトに関連した展示会は世界中で人気ですが、本展は天地創造の神 -
丸の内の赤レンガ建築で楽しむ“1894年のパリ美術”
2020/11/30 11:00話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は東京・丸の内にある三菱一号館美術館の開館10周年を記念した美術展へ行ってきました。■「1894 Visions ルドン、ロートレック展」’21年1月17日まで三菱一号館美術館にて開催中本展のテーマは三菱一号館が竣工した“1894年”。この年を軸に、当時活躍していたルドン、ロートレック、モネ、ゴーギャンなどの作品が -
首里城の美術工芸品 修復完了まで20年超 焼失品の模造復元も実施
2020/11/26 13:00首里城火災で損傷した美術工芸品の修復や保全・管理方法などを検討する、首里城美術工芸品等管理委員会(委員長・高良倉吉琉球大学名誉教授)の第3回会議が25日、那覇市の同財団那覇事務所で開かれた。有識者8人を委員として沖縄美ら島財団が設置した。会議後の記者会見で同財団は、現時点で修繕が必要と判断されている美術工芸品約200点の全ての修復について、終えるまでに20年を超える期間が必要との見通しを示した。同 -
3万匹以上の金魚が 日本橋にオープン「アクアリウム美術館」
2020/09/07 15:50話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、夏の風物詩の一つでもある金魚が3万匹も展示された「アートアクアリウム美術館」をご紹介。水槽の中で優雅に泳ぐさまは、涼と癒しを感じさせてくれます。■「アートアクアリウム美術館」東京都中央区日本橋本町1-3-9東京・日本橋にオープンした「アートアクアリウム美術館」は、これまで夏季に開催されてきた展覧会の、初の常設展 -
しまくとぅば民話が無料で視聴できる 県立博物館・美術館が動画サイトを開設
2020/03/30 14:30沖縄県立博物館・美術館は24日、しまくとぅばで語られた沖縄各地の民話の動画(電子紙芝居)をインターネット上で自由に無料視聴できるサイト「ウチナー民話のへや」を同館ホームページに開設したと発表した。31話の電子紙芝居を制作して公開中で、2021年度には80話に増やす。沖縄各地の民話3万2578話の題名や概要、地域などを検索できるデータベースも公開している。各地の話者が語る民話の音源は、沖縄国際大学教 -
逝去から1年4カ月…高畑勲の絵コンテに見た圧倒的な想像力
2019/08/05 11:00話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、日本のアニメ草創期に携わり、昨年死去した高畑勲氏の業績をたどる「高畑勲展」へ行ってきました。■「高畑勲―日本のアニメーションに遺したもの」東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリーにて10月6日まで開催中本展は、未公開資料も含め約1,000点の資料が全4章にわたって公開されています。大きく分けると、(1)演出助手 -
大人気のクリムトを六本木・国立新美術館でも!
2019/06/10 11:00話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。来場者20万人超えと話題を集めている上野のクリムト展。じつは現在、六本木の国立新美術館でもクリムト作品をはじめとする、ウィーン・モダン・アートが鑑賞できるのです!■「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」(国立新美術館にて8月5日まで開催中)オーストリアのウィーンでは、19世紀末に「世紀末芸術」と呼ばれる華 -
タブーを“水に流す”斬新さ「うんこミュージアム」を見学!
2019/04/22 11:00話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、その名も衝撃的な「うんこミュージアム」をご紹介!■「うんこミュージアム YOKOHAMA」(7月15日までオープン。神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル2F ALE-BOX内)うんこを見て、触って、撮って、遊んで、究極の“ウンターテインメント”が楽しめるというこのスポット。どういう世界なのか全く想像がつ