赤ちゃんポストの最新ニュース
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「赤ちゃんポスト」一人目の宮津航一さん「僕が子ども食堂を作った!」
2022/10/02 06:00カトリック帯山教会(熊本市)では、午前9時30分から年配女性や学生らが集まり、毎月第2土曜日に開催される「ふるさと元気子ども食堂」の準備が始まった。スタッフの中心にいる青年は、この日の段取りをテキパキと説明し終えると、今度は早足で持ち場ごとにアドバイスを与え、会場を動き回る。そして11時スタートと同時に来場する子どもと、その親の対応に回った。カレーライスやキッシュが振る舞われた食堂では、ビンゴ大会 -
赤ちゃんポスト創設者が死去…設置から13年、今も続く議論
2020/10/27 21:34熊本市にある慈恵病院の理事長で、“赤ちゃんポスト”こと「こうのとりのゆりかご」の創設者でもある産婦人科医の蓮田太二さんが10月25日に亡くなった。84歳だった。ネットでは《批判も多い中人生を懸けて取り組んでこられた事、本当に尊敬します》《色々あっただろうけど、貴方のお陰で救われた命があります》と悼む声が上がっている。赤ちゃんポストは出産したものの事情により育て上げることができないと判断した親が、匿 -
出血発生で母子に危機が…赤ちゃんポスト病院「命のドラマ」
2016/04/29 06:0040人以上が亡くなった熊本地震。1週間以上がたった今も、余震におびえる日々を過ごしている被災者たち。だが、彼らを笑顔にする出来事もあった。本震発生の4月16日、赤ちゃんポストとして有名な熊本慈恵病院で4人の新生児が誕生したのだ。本震のなか、帝王切開手術に臨んだのは、宮本愛さん(28)だった。愛さんは子宮口を胎盤が完全に塞いでしまう全前治胎盤。陣痛が始まると出血してしまうため帝王切開でしか対応できず -
陣痛に耐えながら避難を…赤ちゃんポスト病院「命のドラマ」
2016/04/28 06:0040人以上が亡くなった熊本地震から1週間以上がたった今も、熊本県内には約8万人が避難生活を続けている。だが、そんな被災者たちを笑顔にする出来事が。本震発生の4月16日、赤ちゃんポストとして有名な熊本慈恵病院で4人の新生児が誕生していたのだ。そんな慈恵病院で起きていた壮絶な「命のドラマ」を、震災渦中に出産したママが語ってくれた。16日午前3時3分に第二子となる男の子を出産した田島曜子さん(38)は本 -
血まみれの我が子と避難…赤ちゃんポスト病院「命のドラマ」
2016/04/27 06:0040人以上が亡くなった熊本地震。1週間以上がたった今も熊本県内で約8万人が避難生活を続け、余震におびえる日々を過ごしている。だが被災地に笑顔が咲いた出来事もあった。本震発生の4月16日、赤ちゃんポストとして有名な熊本慈恵病院で4人の新生児が誕生したのだ。当時、病院には84人が入院していた。深夜1時25分に起きた震度7の大揺れで一瞬停電に。出産中だった女性は産後処置もままならぬ状態で外へ避難し、救急 -
赤ちゃんポスト名乗る団体「産めば200万円」に人身売買と批判も
2015/12/09 06:00《中絶を考えられている方へ「産んでくれたら最大200万円相当の援助」があります》大阪の特別養子縁組斡旋団体「NPO法人全国おやこ福祉支援センター」が「インターネット赤ちゃんポスト」と題する自身のサイトでこう呼びかけ、波紋を呼んでいる。団体はネットで特別養子縁組を斡旋。今後はアプリを使い、子どもを育てられない実親と養子を望む養親のマッチングを予定。紹介サイトには“手軽さ”を強調する言葉が並んでいる。 -
「赤ちゃんポストでは子供救えない」元看護師長が語る理由
2014/02/14 07:00下園和子さん(62・助産師)は、’07年に熊本市の慈恵病院で始まった「赤ちゃんポスト」に、産婦人科病棟師長として4年余携わった。しかし、「“姓名等不明”のまま預かれば、将来子供自身が苦しむことになる」と、その匿名性に疑問を感じて退職。’11年5月からは、同市の福田病院で、日本初の産婦人科による「特別養子縁組のあっせん」を手がけている。「匿名を掲げる『こうのとりのゆりかご』(赤ちゃんポスト)は母親の