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(写真・神奈川新聞社)

■「いっそロボットの顔に」
タワーマンションが林立する武蔵小杉に巨大ロボット出現!? 川崎市中原区小杉町の東急武蔵小杉駅南口前に建てられたビルが「ロボットの顔のよう」と道行く人たちの話題となっている。

 

周辺の再開発に合わせ、老舗の「お好み焼き 忍」を鉄筋コンクリート7階建てのテナントビルに全面改築。店主の城所武雄さん(75)が、完成予想図を小学5年男児の孫(10)に見せたところ「ロボットのよう」と言ったというのが始まり。「いっそロボットの顔になるよう窓の位置などを変えた。駅東口は再開発される前は、工場地帯だった。その記憶を伝えるモニュメントの意味も込めた」と城所さん。

 

オープンは10月ごろを予定。武蔵小杉駅前通り商店街振興組合の大野省吾理事長は、「ビル前の広場で開いたこすぎ夏祭の時、ちょうどビルの覆いが外れ、若者らがビルの写真を一生懸命撮っていた。小杉に名所が一つ増えた」と笑顔で話していた。

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