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(写真・神奈川新聞社)

 

まちなかを舞台にした芸術祭「真鶴まちなーれ2017」(実行委員会主催)が、コミュニティ真鶴(真鶴町真鶴)を拠点に開かれている。かつて「真鶴銀座」と呼ばれた西宿中通りの空き店舗などに芸術作品が並び、30種を超すツアーやワークショップも企画されている。20日まで。

 

芸術祭は、まちづくり条例施行20周年を記念して2014年に始まり、3回目。回遊性を持たせて町内外の人々の交流の場をつくってもらうのが狙いだ。今回は町内外の作家10人が出展し、絵画や石仏をはじめ、廃業した店の建物を活用したチョークアートなどが、町に彩りを添えている。実行委のガイド役が作品を案内するツアーなどもあり、来訪者と町民が交流を深めている。

 

5日に訪れた埼玉県本庄市の男性(61)は作品に活用された建物を前に「昔、ここの店で買い物したよ」。店を切り盛りしていた女性(74)は「昔をいろいろ思い出すでしょ」と笑顔で応じていた。

 

観覧無料(ワークショップなどは一部有料)。問い合わせは、実行委・電話080(3938)5041。

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