(写真 神奈川新聞)
横浜市港北区綱島東で開発が進む「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST)」で26日、グランドオープン記念式典が開催された。パナソニックが同社の工場跡地を活用し、異業種の複数企業や自治体と連携し「次世代都市型スマートシティ」の実現を目指すプロジェクト。今月、国際学生寮や集合住宅、商業施設など街を構成する全ての施設が完成。関係各社が集まり、今春から本格的に稼働を開始する「まちびらき」を祝った。
パナソニックの津賀一宏社長は「2014年に横浜市、野村不動産と3者で具体的協議を開始して以降、さまざまな企業・団体の英知と技術を結集し、共創によるまちづくりを進めてきた。今後も多くの関係者と共創し、未来のまちづくりに挑戦していきたい」と今後の意気込みを語った。
横浜市の平原敏英副市長は「綱島は2022年に神奈川東部方面線の新駅が整備されるなど、横浜の成長をけん引するエリアのひとつ。今後も環境未来都市横浜にふさわしいまちづくりを支援していきたい」と期待を込めた。
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