世界的バレエダンサーの熊川哲也(37)が22日、都内で自身が監修したCD『くるみ割り人形』の発売記念イベントに出席した。「ジャケットに顔があると歌手になった気分」と嬉しそうに話す熊川。一方で「バレエの本番だと豪華な舞台セットやダンスに目が行って音楽の繊細なところまでは追及できない」と真面目に制作理由を語った。熊川はチャイコフスキーの楽曲『くるみ割り人形』を「私たちの世界にものすごく近いクラシック」と話し、レコーディングにも立ち会ったという。CDに出来栄えについては「僕が振り付け師としてチャイコフスキーの隣にいたら、こう作ってくれただろう」と自信たっぷりに語った。(撮影:横山孝行)