20日、羽田空港新国際線ターミナルで、フジテレビ系ドラマ『外交官・黒田康作』の制作発表会見が行われ、出演者の織田裕二(43)、柴咲コウ(29)、香川照之(45)、イ・ビョンホン(40)が出席した。同作は、09年の映画『アマルフィ 女神の報酬』から生まれた連続ドラマ。黒田康作(織田)が邦人テロ対策室に所属し、サンフランシスコ、メキシコ、日本を舞台に、地図オタクの女刑事・大垣利香子(柴咲)とコンビを組み、事件を解決していく。映画では描かれなかった黒田の過去や人間味の要素が加わっている。主演の織田は、「黒田を演じるのは3回目。最初、映画があって次に動画があった。毎回新たな発見がある魅力あるキャラクター。黒田は自ら動いて流れを変える男。生き方は僕自身にも参考になる。(黒田役を)気に入っている」と自信を見せた。初参加の柴咲は、役柄について「黒田さんのサポーター的存在。前回のドラマの『ガリレオ』(07年フジテレビ系)と同じ刑事の役ですが、違うキャラクターというのを楽しみながらやっています。(大垣は)実際の私の性格とは反対だと思うけど、自分の頭の中にある自信の無さとか、臆病な部分を引き出してやっています」と話した。ドラマは、11年1月13日から毎週木曜午後10時から始まり、初回は午後9時スタートの2時間スペシャルで放送される。(撮影:江口明裕)

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