1月12日に行われた月9ドラマ『ラッキーセブン』の制作発表に出席した松嶋菜々子(38)。昨年主演を務めた『家政婦のミタ』で最終回視聴率40%という数字を叩き出し、女優として“脱皮”した彼女は、この日、誰よりも注目を浴びていた。

だが彼女の胸中は複雑だったに違いない。発表から遡ること5日、公私ともに支えられた女優・白川由美(75)の夫・二谷英明さん(享年81)が、肺炎のため亡くなったのだ。10日の通夜には、夫・反町隆史(38)とそろって弔問に訪れた松嶋。沈痛な面持ちで遺影に向かうと、憔悴しきった表情の白川に励ましの言葉をかけていた。

「松嶋さんも身内のようにショックを受けていたようで、目を潤ませていました。彼女は、白川さんからいろいろな事を教わってきましたからね」(テレビ局関係者)

初共演以来、14年にわたる交流のなかで、松嶋は白川へ親しみをこめて“年の離れた親友”と呼ぶように。一方では“芸能界の母”としてもアドバイスを受けてきた。

「白川さんはことあるごとに自宅の食卓に彼女を招き入れ、公私にわたる悩み相談に乗ってあげていました。松嶋さんのお子さんのお受験の際には、白川さんが自身の経験をもとにいろいろとアドバイスをしたりもしていました」(スポーツ紙記者)

そして、白川とは久々の共演となった昨年末の『家政婦のミタ』。白川から受けた演技のアドバイスを糧に、松嶋は女優としての実力を開花させた。

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