11月30日、映画『北のカナリアたち』の動員100万人突破を記念して、女優の吉永小百合(67)が500人の学生に向け、ティーチインイベントを都内で行った。吉永は学生からの質問に丁寧にひとつひとつ回答していった吉永。
学生から「今までの人生で辛いことから乗り越えた経験」について聞かれると、吉永は「25、6のときに過労で声が出なくなったことがありました。周りの人から『できることに全力をだそう』と声をかけていただき、乗り越えることができました」と自身の経験を話した。
さらに話は『北のカナリアたち』での演技に及び、「若い役者さんたちがそれぞれの役の思いをぶつけてくるシーンが多かった。それに対して『この子はこんなことを考えていたのか』と心から思えばそれが自然と顔に出ると思い演じました」表情の演技に力を入れたことを語った。
(撮影/江口明裕)